エロ排除の動きは東京オリンピックに向けて加速していく?

イオングループが全店舗で成人向け雑誌の取り扱いを中止するという。

『週刊プレイボーイ』の対談コラム「帰ってきた! なんかヘンだよね」で、“ホリエモン”こと堀江貴文氏と元「2ちゃんねる」管理人のひろゆき氏が、エロ本排除の動きについて語る!

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ひろ ミニストップなどを展開するイオングループが、来年1月から全店舗で成人向け雑誌の取り扱いを中止するらしいです。今の時代にコンビニでエロ本を買う人って「ネットを使えない」ってことですよね。

ホリ そうなるよね。エロ動画もネットでいくらでも見られるけど、いまだにレンタルビデオを借りている人がたくさんいるのと同じ。

ひろ エロにこだわりがあるなら、専門店とか通販でいいわけで、コンビニで買う人って「なんとなくエロいものが欲しい」っていう人ですよね。それにネットを使えないとすると低所得の可能性も高いわけですし、そうなるとコンビニでエロ本を買う人ってのは、コンビニとしてもあんまり来てほしくない客層になるんじゃないですか?

ホリ うーん。というか、単にエロ本の買い方を知らないだけじゃないの?

ひろ あと、コンビニって大体、自宅の近所の店に行きますよね? そこでエロ本を買うって微妙じゃないすか。

ホリ どういうこと?

ひろ 近所の人に「さえないオッサンだなぁ」とか思われるわけですよ。そういうデメリットよりも性欲が勝るってのは、性欲のコントロールが苦手ってことだと思うんですけどね。

ホリ ま、そもそも普通にスマホでエロサイトを見れば終わる話なんだけどね(笑)。

ひろ そうなんですよ。だから、それすらできないか、または知らないということです。んで、今回のイオンの判断ですけど、TSUTAYAとかでも店舗によってはアダルト作品を置いてなかったりするじゃないですか。そうやって客層を選ぶのは店舗としては普通だと思うんですよ。

ホリ まあ、いくら「成人向け雑誌」って仕切りがしてあっても、読もうと思えば読めちゃうからね。

ひろ ええ。小学生とかも読めちゃうんです。ってことで、エロに興味がある人は、きちんと専門の店とかで買ったほうがいいと思うんですよ。

ホリ こういうエロ排除の動きは今後も進んでいくんだろうね。特に東京オリンピックに向けて加速していきそうだし。

ひろ でしょうね。とはいえ、すべてを規制することはできないので、住み分けするのがベターな着地点なのかなと。例えば、地上波のテレビは「暴力表現はよくない」という人のために、そういった場面は放送しませんけど、その代わりに映画やネットでは見せていますよね。見たい人と見たくない人が一緒にいるときは、見たい人に我慢してもらうってのが王道ですから。

★後編⇒ホリエモン×ひろゆきが否定的な成人向け雑誌の未来「市場はかなり厳しいことになってるよ」

(構成/杉原光徳 加藤純平 イラスト/西アズナブル)

●堀江貴文(ほりえ・たかふみ)1972年10月29日生まれ、福岡県出身。旧ライブドア社長。SNS株式会社オーナー兼従業員。『やっぱりヘンだよね』(集英社)が好評発売中

●西村博之(にしむら・ひろゆき)1976年11月16日生まれ、神奈川県出身。元『2ちゃんねる』管理人。近著は『無敵の思考―誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21』(大和書房)