日本の人魚伝説の多くは、このリュウグウノツカイに基づくという学説が多い。海外では10mを超すものも。食べたことがある漁師によると、「水っぽくておいしくない」とのこと 日本の人魚伝説の多くは、このリュウグウノツカイに基づくという学説が多い。海外では10mを超すものも。食べたことがある漁師によると、「水っぽくておいしくない」とのこと

その長さ、なんと5m15cm! 巨大さがピンとこない人に解説を加えると、大きめのキリンとだいたい同じ長さだ。

11日、京都府宮津市黒崎沖の若狭湾で、カタクチイワシやサワラ、アジなどが獲れる定置網に巨大な深海魚リュウグウノツカイがかかった。そのときの様子を栗田漁業生産組合田井事業所の石田智敬さんが語る。

「立ち泳ぎのように縦になって泳いでいたので、最初に巨大な頭が見えました。年に1匹程度、3mくらいのリュウグウノツカイが網にかかりますが、ここまで大きいのは初めてだったので水族館に連絡したんです。

職員の方が、サイズと胃の内容物を確認してからブツ切りにして解体しようと言っていたので、『展示したらどうですか?』と提案しました」

結果、巨大リュウグウノツカイは丹後魚っ知館に運ばれ、12~14日まで展示されることに。訪れた子供たちは、自分よりはるかに大きな深海魚にギョギョギョッと目を丸くして驚いていたとのこと。

(写真/丹後魚っ知館)