28年ぶりに牛丼の新サイズを販売した吉野家

牛丼チェーン「吉野家」は3月7日、28年ぶりに牛丼の新サイズを販売した。肉の量が従来の大盛の2倍の「超特盛」(780円)と、並盛の4分の3の量の「小盛」(360円)だ。これで「並盛」(380円)、「アタマの大盛」(480円)、「大盛」(550円)、「特盛」(680円)を含め全6種類に。

気になるのは「どれが一番お得か?」ということ。そこで購入し、具とご飯の量を量ってみたところ、小盛が具76g・飯183g、並盛が具90g・飯264g、アタマの大盛が具108g・飯265g、大盛が具111g・飯322g、特盛が具165g・飯336g、超特盛が具211g・飯365gという結果に。

吉野家のホームページによれば、それぞれのカロリーは超特盛1169kcal、並盛652kcal、小盛478kcal。(左から)超特盛780円 並盛380円 小盛360円

(左から)具211g・飯365g 具90g・飯264g 具76g・飯183g

並盛とアタマの大盛の具の差から考えると、具の値段は10g約50円だ。となると小盛はコスパが悪い。一方、並盛と超特盛の具の差は約120g(600円)だから、400円高い超特盛は"超"お得になる。

しかし! 並盛をふたつ注文すると具は超特盛より約30g少ないが、飯は約160g多く値段も20円安い。具を取るか、量と安さを取るか。悩みもチョー増えそう。