13日、ついにブラジルW杯が開幕した。
日本のグループリーグ初戦は、15日(日)10:00キックオフ(日本時間)のコートジボワール戦だ。“アフリカ最強”との呼び声も高いFIFAランキング23位のコートジボワール。その攻撃陣の中心は、2度のプレミアリーグ得点王に輝いた、ご存知ディディエ・ドログバ(36歳)だが、ほかにも欧州1部リーグで活躍する選手をズラリとそろえている。
なかでも、いろんな意味で“要注意”なのがこの2人だ!
まずは、プレミアのマンチェスターCでプレーするMFヤヤ・トゥーレ(31歳)。現在、太ももを痛め、日本戦への出場が危ぶまれているが、スペインの名門バルセロナの黄金時代を支え、マンチェスターC移籍後は低迷したチームをよみがえらせるなど、“優勝請負人”とも呼ばれる欧州の超一流選手。決定機を生み出すスルーパス、そして正確で強烈なミドルシュートは、もし日本戦に出場したらもっとも警戒しなければならない。
そんなトゥーレが、先月のプレミアリーグ優勝祝賀イベントで突然、「こんなチームで、もうプレーしたくない!」と言ったものだから周囲は驚いた。事の真相を彼の代理人は、「誕生日を祝ってくれなかったから」と説明している。つまり、クラブの誰も「誕生日おめでとー!」と言ってくれなかったので、気分を害してスネちゃったということらしい。
なんとまあ、という理由なのだがコトは重大。トゥーレは移籍を本気で考えており、「バルサに戻れるなら減給になってもいい」とまで語っている。この「誰も誕生日を祝ってくれないから移籍する!」という繊細なメンタルに、トゥーレ攻略のカギはある……のか?
ヌードを披露したFWもいる!
そんなトゥーレとは対照的に、ド派手なパフォーマンスで世間を驚愕させたのはFWサロモン・カルー(28歳)。これまでフェイエノールトやチェルシーなどの強豪チームで活躍し、2012年からはフランス1部リーグのLOSCリール・メトロポールでプレーしている。
そんな一流選手のカルーだが、今から3年前に何を思ったのか、イギリスのファッション誌でヌードを披露したのだ。大事な部分を隠しているのは、ビッグなスパイクと、それを挟むように置かれた黄金色のサッカーボールふたつ。それを支える美女をひざまずかせ、ドヤ顔で王冠をかぶり仁王立ちする姿は“キング”そのものだ。
カルーはこう語っている。
「これを見たら、僕の見方を変える女性もいるんじゃない?」
ちょっと真意は図りづらいが、確実に見方が変わるだろう。さらに……、
「サッカーとセックス、どちらかを選べというなら、僕はサッカーを選ぶ。“サッカーの90分間”のほうが純粋に楽しい」
繰り返すが、こんな“要注意選手”たちがコートジボワール代表にはいるのだ。がんばれ、ザックジャパン!
■週刊プレイボーイ25号「本田が“普通の人”に見える! ブラジルW杯お騒がせスター名鑑!!」より