サスケ氏が絶賛するプリンケツ体操の代表的な動き「プリンケツウォーキング」。即効性のある全身の骨格バランス調整運動である サスケ氏が絶賛するプリンケツ体操の代表的な動き「プリンケツウォーキング」。即効性のある全身の骨格バランス調整運動である

2012年に肩甲骨骨折という大ケガを負った“東北の英雄”ザ・グレート・サスケが、健康維持のために辿りついた「プリンケツ体操」とはいったい!?

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プロレスラーに故障はつきもの……とはいえ、私のファイトスタイルは特にケガが多く、いくつもの古傷をかかえています。今までは“ケガも勲章”くらいの気持ちで半分諦めて、痛みをこらえ試合をすることもありました。

ところが2012年11月、全日本プロレスさんのリングで得意技の“逆トペ”を放った際、肩甲骨(けんこうこつ)の内側に入るような形で背中がサードロープにぶつかりまして、左の肩甲骨をバキッ!と折ってしまうという大ケガをしてしまいました。

肩甲骨は翼のような形をしています。その下3分の1くらいが折れて筋肉の中で下に落ちてしまったんです。医師と相談した結果、結局手術はしないことに決めました。膝の靭帯を切ったときも一度は手術をしましたが、結局また試合で切れてしまったことがありましたから。

そのまま経過を見ておりましたら、3ヵ月ほど経った頃から落ちた骨が少しずつ元の位置に戻ろうと上がってきたんですよ。さらに、あと少しでくっつくというあたりで、その隙間を繋(つな)ぐかのように細かい骨が縦にシャシャシャッと発生しまして、医師が驚いて「こんな骨、人間にはないですよ」と(笑)。今はその新たな骨が完全に出来上がるのを待っている状態です。

このケガを機に、自分の体をいかに正常に保っていくかということを深く考えるようになりました。日本各地に掛かりつけの治療院があるのですが、東京にはいいところが見つからないのが悩みの種でした。そんな折、知人が紹介してくれたのが 「プリンケツ体操」を生み出したプリンケツ☆けいこ先生のカイロプラクティックサロンだったんです。

サスケ氏が虜になったプリンケツ体操の内容とは?

肩甲骨を折ってからは常に体の左側をかばって生活していたのが災いして、体がしびれたり古傷が痛み出したりと、ほとほと困り果てていたのですが、先生の施術を1回受けたらしびれも痛みも解消されて……ビックリする間もなく、もう虜(とりこ)に!

プリンケツ体操は、主に骨盤の歪(ゆが)みを直す、自分ひとりでもできる体操です。体の中心にある骨盤を矯正すると、他の骨も正常な位置に戻りやすくなって全身の体幹バランスが整うんです。主な内容は首のストレッチ、下半身のストレッチ、ウォーキング、スクワットと、実に合理的に動きがプログラムされています。さらにタオルを有効に併用することで、正しい姿勢と効果を自分で確認しながら体操を進められるんです。

一番優れているのは、日常のトレーニングの中にこの体操を取り入れてセルフケアができる点。仕事柄あちこち飛び回ることが多いので本当にありがたい。普段はジムで体操をやり、東京に来たときは先生に骨の歪みをチェックしてもらっています。

この体操、実はスポーツ選手のほうがキツイんですよ。歪んだ骨格の上にガッチリ筋肉をつけてしまっているから。ですから私はこの体操を同業者にこそ勧めたい。あ、もちろん私の美尻もプリンケツ体操の成果ですよ。観戦の折には是非、そこにも注目してください。ウフフ。

 「プリンケツスクワット」……股関節周りの骨の歪みを解消。お尻の肉も正常な位置に戻る 「プリンケツスクワット」……股関節周りの骨の歪みを解消。お尻の肉も正常な位置に戻る

 「プリンケツストレッチ」……太もも、お尻の筋肉をほぐす 「プリンケツストレッチ」……太もも、お尻の筋肉をほぐす

 「首のストレッチ」……頚椎を調整し首の可動域を広げる 「首のストレッチ」……頚椎を調整し首の可動域を広げる

■ザ・グレート・サスケ 1969年生まれ、岩手県出身。92年に「みちのくプロレス」を創設。96年、IWGPを含むジュニア8冠統一王者に。2003年には岩手県議会議員に当選。現在、ケガからの完全復活を目指している

■『燃えろ!新日本プロレス』vol.62(2014年2月27日号)に掲載 http://weekly.shueisha.co.jp/moero/main.html

■『詳説 新日イズム 完全版』も絶賛発売中! http://wpb.shueisha.co.jp/2014/10/09/37069/

(取材・文/北奈桜子 撮影/保高幸子 取材協力/カイロプラクティックサロンLuna)