2月1日のキャンプ初日、沖縄県宜野座村による歓迎セレモニー参加中の江夏臨時コーチ(右)と掛布DC(左)。ふたりが阪神キャンプで共演するのも、もちろん40年ぶり 2月1日のキャンプ初日、沖縄県宜野座村による歓迎セレモニー参加中の江夏臨時コーチ(右)と掛布DC(左)。ふたりが阪神キャンプで共演するのも、もちろん40年ぶり

「来た!」「あっちか!」

沖縄・宜野座(ぎのざ)村の阪神タイガース春季キャンプは、報道陣のダッシュで幕を開けた。

お目当ては、1週間限定の臨時コーチとして40年ぶりに阪神キャンプの現場に帰ってきた江夏豊(えなつ・ゆたか)氏。

1975年オフに南海(現ソフトバンク)へトレードとなるまで、シーズン401奪三振、オールスター9連続奪三振、延長戦ノーヒットノーラン&自らサヨナラホームランなど数々の記録と鮮烈な記憶を残した伝説の左腕だ。

今年、球団創設80周年の阪神は、その目玉のひとつとして江夏氏を招聘。普段は主に二軍を指導する掛布雅之(かけふ・まさゆき)DC(デベロッピングコーディネーター)も、今キャンプは一軍スタートで大先輩を迎えた(40年前、26歳の江夏投手はエースで、19歳の掛布三塁手は2年目のホープ)。

練習開始後も“山”が動けば周りも動く。江夏氏がグラウンドに出ればシャッター音が鳴り響き、ブルペンに入れば記者たちが一挙手一投足を注視…と、超ド級の存在感を発揮した。

このキャンプで、江夏氏は選手たちに何を伝えようとしたのか。『週刊プレイボーイ』の人気連載コラム、「江夏豊のアウトロー野球論」で独占手記をお届けする。虎ファンならずとも、お見逃しなく!

■詳しくは、週刊プレイボーイ8号(2月9日発売)「江夏豊のアウトロー野球論」でお読みいただけます!

(撮影/五十嵐和博)