球界関係者をアゼンとさせた「セの二冠王・畠山、まさかの球宴落選」の報は、野球好きオネエたちにまで波紋を広げていた。

というのも畠山、その界隈(かいわい)では知る人ぞ知る、かなりの人気モノなのだとか。

「原さんは嫌いじゃないけど、こんなゲイゲイしい男を選ばないなんてヒドいわ。今どき、珍しい古風なガチムチでフンドシ、プリケツ、岩手出身。二冠で済めばいいほうよ。彼はガチのにおいがするわ」(Tomさん)

「ガチムチ熊系のカーストではトップに君臨する存在よ。畠ゲイ山が出ない『夢の球宴』のどこに夢があるのよ!」(褌[ふんどし]ママ)

結局、その後のケガで実質的に出場は無理だったわけですが…ここ東京・新宿二丁目では、畠山落選への大ブーイングとともにオネエたちによるオールスタアッーー!ファン投票が勝手に始まってしまったため、参考までに選出されてしまったボーイズをお届けしまっす。

まずは投手部門。パは圧倒的多数で日ハム大谷翔平が選出。

「二刀流に挑戦という言葉だけでもヤバい上に、童顔×ガタイの良さ×高身長はモテの王道。イケメンすぎず、近所のお兄さんみたいな雰囲気が逆にそそるわ」(クリポンさん)

一方、セの投手部門は中日の浅尾拓也が「若手俳優といわれてもおかしくないくらいの容姿と肉体美。人生台無しにされても悔いなし」(ドンヨリさん)と、広島の一岡竜司を抑えて貫禄勝ち。

続いて、パの内野陣はソフトバンク人脈がズラリ。井口資仁(ただひと)森脇浩司の「世界一顔の濃い一、二塁間」にサードはホークスの男前、マッチこと松田宣浩(のぶひろ)

「ワイルドで男らしいけど、これがネコ…いや、リバって線もあるかも」(毛さん)

ショートはMLBのムネリが圧倒的支持でのインサート!

「イチローを見るあの目はホンモノよ」(菊一さん)

オネエさま方! 深読みしすぎです!!

一方のセは、ガッツこと小笠原道大(みちひろ)がなんとキャッチャーで選出。

「お店に来たプロ野球選手が『小笠原がガッツって呼ばれるのは女をガッツくから』って聞いたのー。私もガッツかれたい!」(貴さん)

セカンドにはまさかのロングブレスダイエット……って、野球界からお願いします!

続いて、パの外野にはホークスのギータこと柳田悠岐(ゆうき)

「あのフルスイングは一生懸命がむしゃらなエッチをしてくれる証(あかし)」(モリノさん)

セの外野では、DeNAの主砲・筒香嘉智(よしとも)が選出。ちなみに現在、二丁目で人気急上昇中。

「ちょいブサ×ガチムチは二丁目のモテ筋。バリネコな感じもいいわよね」(虫さん)

そして、これらボーイズを率いるパの監督は、日本ハムの栗山英樹監督

「この年で独身の上に二刀流の生みの親。さらに『大谷君を食べちゃいたい』とか『ソーセージを食べさせる』とか言ってるけど、あれは絶対、確信犯ね」(アナリストさん)

一方のセの監督は、1票得票の中日OB・井上元コーチが選出されました。

なお、このメンバーでの開催はありませんので、あしからず。

(取材・文/三浦アナベベ)