イケメンながら激しい試合とトンデモ発言で人気の飯伏幸太

10月3日(土)、「第4回もえプロ女子会~飯伏幸太に質問する会~」が東京・南青山のレストランCAYで開催された。

飯伏(いぶし)幸太は、シルク・ドゥ・ソレイユばりの華麗な空中技と鋭い打撃を武器に活躍するイケメントップレスラー。女性ファン100人限定のこのイベントには、約4倍の応募があったという。

女性たちに飯伏の魅力を聞くと、「カッコいい」「愛すべき自然体なバカ」などの声が多数ーー。

このイベントのためだけに仕事を休んで山形県から上京したという20代女性は「今年6月にTVで見て新日本プロレスが好きになって、8月の『G1クライマックス』で初観戦。その時、飯伏選手のサイン会があって、それから大好きになりました。やっぱカッコいいし、技がすごい!」というハマりようだ。

MCの清野茂樹アナウンサーと共に登壇した飯伏は、緊張と照れからか汗ダクになりながら、ライバルレスラーや得意技を解説。自身のベストバウトには中邑真輔戦を挙げ、「(負けた時の)スリーカウントを聞いた瞬間は気持ちよかった」と、プロレス大賞ベストバウトに輝いた一戦を振り返った。

質問コーナーでは「好きなファッションブランドは?」「お肌のお手入れは?」といった女性ならではの目線も多かったが、トレーニングや技に対するマジメな質問も。

飯伏は「頭の中で想像できる技は、実際に体が動く」と驚異の身体能力を裏付ける発言をしつつ、「実は高所は得意ではない。トップロープが限界」と意外な告白! 大盛況の中、最後まで汗ダクでイベントを終えた飯伏を直撃した!

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―イベントを振り返っていかがでしたか?

飯伏 単独のトークショーはそんなになかったし、女性限定っていうのはやったことなかったので緊張しましたね。嬉しかったですけど!

―リング上で浴びる視線とはまた違う?

飯伏 また違った緊張感がありますね。プレッシャーというか、汗が止まらなくなりました。

―プロレスファン歴1年未満という人も多かったですね。

飯伏 結構いましたね。それは棚橋(弘至)さん始め、いろんな人がプロレスを知ってもらおうと努力してきて、少しずつ広まってきたのかなと実感しました。これをきっかけにもっとプロレスにハマってくれれば嬉しいなって思いますね。

―質問コーナーは、意外とプロレスに関する純粋な質問が多くて、皆さん聞き入ってましたね。

飯伏 そうですね、プライベートとか結構エグイ質問もくるかと思ってたんですが、普通の質問が多かったですね。

「萌える」感情がよくわからない?

女性ファン100人が集まったイベントで、飯伏は汗ダクになりながらファンの質問に答えた

―最近は有名人のおめでたい話が多いじゃないですか。福山雅治さんの結婚は女性のみならず男性ファンもショックを受けたとか。飯伏さんはどうでした?

飯伏 いや、ショックじゃないですけど(笑)。たぶん、発表するタイミングをいつにしようかって考えてたんじゃないかと思いますね。

―あ、結構、芸能ウォッチャー?

飯伏 ウォッチャーではないですけど、どういうタイミングで、どういう感じで発表するのがベストなんだろう?とか考えたりします。

―それはご自身に照らしあわせて?

飯伏 僕は相手がいないので、まずはそこからなんですけど(苦笑)。

―ちなみに、今日は「もえプロ女子会」でしたけど、飯伏さんは何に萌えます?

飯伏 「萌える」がどういう感情なのかよくわからないんですよ。「興奮する」とはちょっと違いますよね?

―キュンとくるとか? カワイいなぁみたいな?

飯伏 ああ~、動物とカワイいですね。あと、最近は子供ですね!

―子供?

飯伏 子供がカワイくてしょうがないんですよ。公園とか行くと、お父さんと戯(たわむ)れてるわけじゃないですか。その子供の純粋な反応を見ているだけで、グッときますね。

今までまったくそんな感情はなかったんですよ。去年くらいからですかね、カワイいなって。(プロレスの会場でも)子供のファンが増えてきて、応援の仕方とかもカワイいんですよ。もっと女性と子供のファンが増えてほしいですね。

33歳で完全に大人なんですけど…

―なるほど。父性が芽生えたというか。そこから結婚願望につながってきた?

飯伏 つながってきそうですね。でも、まったく結婚というものに対しては現実味がないというか。もう33歳で完全に大人なんですけど、いまだに「結婚は大人がするもの」みたいな感覚で、「まだしなくていいだろう」という感じです。でも少しずつ、子供が好きになってという感覚があったりとかで、もしかしたら結婚したくなるんじゃないかというところまできてます!

―30代半ばにさしかかってくると、もっとその気持ちが大きくなってくるでしょうね。

飯伏 まずはパートナーを探さないと。募集中です!

―募集したらいっぱい来ますよ!

飯伏 ふふふ。

―最後に、全国の女性ファンに向けてひとこと!

飯伏 個人的に好きになるのもいいことだと思うんですけど、周りの人にもプロレスを広めていただいて、みんなでプロレスを盛り上げていきましょう!!

■飯伏幸太(いぶし・こうた)1982年5月21日生まれ、鹿児島県出身。2004年、DDTプロレスでデビュー。新日本プロレスではIWGPジュニアヘビー級王座3度戴冠のほか、IWGPジュニアタッグ、『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝などジュニアの頂点に。2013年『G1クライマックス』における中邑真輔戦でプロレス大賞ベストバウト受賞。現在は、新日本&DDT2団体所属として、ヘビー級トップ戦線で活躍中

(取材・文・撮影/週プレNEWS編集部)