いよいよペナントレース開幕!も今年の野球界はキナ臭い話題がいっぱい…

ついに待ちに待ったプロ野球ペナントレースが開幕した。とはいえ、今年の野球界はキナ臭い話題がいっぱい。気になるのは、各球団の成績ばかりではない。

そこで、キャンプ、オープン戦と取材してきたマスコミ関係者による裏ネタを覆面座談会で大公開。真っ先に話題に上がったのは、やはり、様々な騒動の渦中にある巨人。開幕シリーズでは昨年の覇者ヤクルト相手に3連勝と最高のスタートを切ったが…。

スポーツ紙デスク 清原の覚醒剤事件、巨人の野球賭博、そして続々と発覚する「声出し」などの金銭授受、高校野球くじ…。なんか今年は、開幕に似つかわしくない話題ばかり続いたなあ。

在京テレビ局関係者A でも、“震源地”の巨人の選手たちは思ったよりヘコんでいませんよ。神妙な雰囲気はただのポーズで、実際は「賭博は一部の選手がやったこと」と、人ごとな感じ。

スポーツ紙記者B 声出しの件も、そもそもは円陣を組もうにもベテランや外様選手がなかなか加わろうとしないから、カネを絡めることで引き入れようとしたのが発端らしい。カネでしかまとまらないのがプロ野球選手…というのも、なんだかなあ(苦笑)。

スポーツ紙記者C それにしても、高橋由伸新監督は暗いですよね…。TVに映るのは、いつも口をへの字に曲げた顔。不祥事続きな上に、オープン戦も不調だったから仕方ないですけど。主催試合を中継する日本テレビでは、「せめて点が入った時くらい、笑顔で選手を迎えるように言え」と、早くもお達しが出たとか。

デスク ただ、野球賭博で解雇された高木京介の穴を別にしても、巨人の戦力ダウンは深刻だよ。投手では内海、杉内はもう終わったも同然。菅野と両輪になるべきマイコラスもケガで復帰の見込み立たずだからね。

 打線も大田はダメ。期待の岡本も結局は二軍。外国人選手も今ひとつ。となれば、選手起用や采配で勝っていくしかないはずなんですが、そんなシーズンに新人監督で大丈夫なんですかね?

実は首脳陣も一枚岩じゃない?

 実は、首脳陣も一枚岩じゃないよ。特に深刻なのが、由伸監督と尾花投手コーチの仲。年下の監督としては、基本的に投手起用は尾花コーチに一任しているんだけど、その尾花コーチはオープン戦の不振の理由を選手たちに押しつけて責任回避。同じく年長者の内田打撃コーチも、なぜか単なる監督のイエスマンと化していて、全然頼りにならない(苦笑)。

 ベテランコーチなら、監督の経験不足を補ってくれないと困るんですけど…。結局、監督の相談相手は同い年の井端コーチだけという体たらく。うーん、やっぱり暗いのもムリはないです。

デスク 巨人はBクラスが濃厚かな。

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この直前予測に反しての、3タテ好発進だったわけだが、果たしてその不安要素は露呈するのか…。

発売中の『週刊プレイボーイ』15号では、巨人の他にも、昨年優勝したヤクルトの意外な悩みから、中日・落合GMの評判、さらには清原和博&野村貴仁の“覚醒剤コンビ”が在籍していたもうひとつの球団の裏事情まで、全12球団のここでしかできない話を思う存分、明かしてもらっているので是非お読みください!

■週刊プレイボーイ15号(3月28日発売)「開幕だから無礼講! 覆面座談会プロ野球(裏)タブーネタてんこ盛り大放出!」より