デビューから24年、現在も全日本プロレスの社長レスラーとして第一線で活躍する秋山準。その闘いの歴史を語り尽くした

24年前、“超新星”の異名で颯爽(さっそう)とプロレス界に現れた秋山準

46歳となった現在も、全日本プロレスの社長レスラーとして闘い続けている。その波瀾万丈なるプロレス人生に、元『週刊ゴング』編集長の“GK”金沢克彦が迫った。

「全日本はここ5年、経営者が次々と交代し、退団選手が続出するなど、その歩みは決して順風満帆ではない」と金沢は言う。そんな状況の中、秋山は一昨年7月、全日本プロレス(オールジャパン・プロレスリング株式会社)の代表取締役社長に就任した。

プロレスラーとしての実力は業界屈指の秋山だが、組織のトップに立つという姿はなかなか想像できなかった。彼はなぜ、この厳しい状況で大役を引き受けたのか? 金沢の問いに、秋山は率直に答えた。

「(社長就任の決断は)ものすごい重大でした。僕の人生っていつも何かに乗っかってきた感じなんです。レスリングを始めたきっかけも、専修大学に入ったのも、プロレスに行ったのも、ノアに行ったのも…。自分で下した決断は結局、ノアを出て全日本に戻るっていう、それが初めてで。

社長就任は、最初は俺じゃムリだって思ってましたよ。本当に葛藤はありました。だけど、最終的にはやっぱり俺じゃなきゃダメなんだろうなと思って、受けることにしたんです。こんなにキツイんだって思いましたけどね。そのとき初めて三沢(光晴)さんの大変さがわかりました」

秋山に言わせれば、これまでの人生は「たまたま」の積み重ねだった。そんな男が意を決して下した重い決断ーー。

発売中の、『週刊プレイボーイ』38号では、全日本プロレスという“王道”の再生にかける秋山の思いに、金沢が肉薄している。

“四天王プロレス”の本質、三沢光晴との最後の会話、20代で発症し今も完治していないというパニック障害との闘い…これまでとこれからのキャリアについて、意外な言葉が次々とあふれだした6ページにわたる渾身のプロレス・ヒューマンドキュメントを、是非お読みいただきたい!

●秋山準1969年10月9日生まれ、大阪府和泉市出身。三冠ヘビー、世界タッグ、GHCヘビー、GHCタッグなど多くのタイトルを戴冠。現在は社長レスラーとして、第一線で熱い闘いを続けている

※全日本プロレス大会情報現在、「第4回王道トーナメント」開催中。9月19日(月・祝)に後楽園ホールで準決勝・優勝決定戦が行なわれる。11月27日(日)には「カーベルpresents 全日本プロレス in 両国国技館」を開催。そのほかの大会など最新情報は公式サイトでチェック。

◆「全日本プロレス社長 秋山準46歳、その闘いの歴史」の全文は、『週刊プレイボーイ』38号でお読みいただけます!

(撮影/保高幸子)