“ゴジラ”を超えた“シン・ゴジラ”は、いつ海を渡るのか!?(写真は横浜スタジアム) “ゴジラ”を超えた“シン・ゴジラ”は、いつ海を渡るのか!?(写真は横浜スタジアム)

2017年も注目のイベントが目白押し、そこで様々な競技の結果を大予想。願えば叶う…はず、スポーツのビッグな初夢をシミュレーション! 野球では昨年の本塁打王、筒香嘉智(つつごう・よしとも)が、2017年は世界を震撼させる!?

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■DeNAの筒香が、最多本塁打記録を更新して三冠王に

3月に行われたWBCで、横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智は世界にその名を轟かせた。侍ジャパンの4番として予選から10本のホームランを放ち、2大会ぶりの優勝に大きく貢献。文句なしの大会ベストナインに選出され、凱旋帰国した際には多くの報道陣を前に「今度は日本でも頂点を獲ります」と高らかに宣言した。

ほぼ休まずにリーグ開幕を迎えたことで、「WBCの疲れが抜けていないのでは?」と心配されたが、ホーム初戦となった巨人戦でそんな周囲の不安を払拭してみせる。

すでに2本のタイムリーを打ち、第3打席を満塁で迎えた筒香は初球をフルスイング。打球は横浜スタジアムのバックスクリーンを越えてセンターポールに命中し、球場中にその甲高い音を響かせた。FAでDeNAを去った巨人の先発、山口俊はその日の10失点目。淡々と塁を回る古巣の四番を、ただ恨めしそうな目で見つめるしかなかった。

好調の筒香は4月下旬、プロ野球記録を更新する8試合連続本塁打を放ち、自身3度目となる月間MVPを獲得した。翌5月には、すぐさま自分の記録を更新する9打席連続本塁打を記録するなど大爆発。日本人野手では松井秀喜、イチローに続く3人目の2ヵ月連続月間MVPに輝いた。

6月からは少し調子を落とし、前人未到の3カ月連続受賞とはならなかったが、オールスター明けに復調。ラミレス監督も「全く予想していなかった」と語った、自身初となるサイクルヒットを達成するなど打率を上昇させ、本塁打も再び量産体制に入る。特に、山口相手には打率7割、本塁打5本とさんざんに懲らしめ、DeNAファンからも、「もうやめてあげて…」という同情の声が聞こえてくるほどだった。

そして迎えた最終戦、今季2度目の1試合3本塁打を放ち、シーズン最多本塁打数記録を更新する61本での本塁打王に輝いた。首位打者、打点王と合わせて戦後6人目の三冠王となり、チームを19年ぶりのリーグ優勝に導いた。

広島とのCSファイナルステージを制し、ソフトバンクとの日本シリーズでは10四球と警戒されたものの、日本一を決める決勝打を放って有言実行を果たした筒香。注目されたオフの契約更改では、2年連続で2億円アップの年俸5億円でサインした。

筒香が海外FA権を獲得するのは2021年だが、WBCでの活躍時から目をつけていたメジャーリーグの名門・ヤンキースは、早くもポスティング・システムでの獲得を熱望している。チームのレジェンドであるデレク・ジーターも「ヒデキ(松井秀喜)は親友だが、ヨシトモの実力は彼以上」と発言し、ファンの期待も最高潮。“ゴジラ”を超えた“シン・ゴジラ”は、果たしていつ海を渡るのか。その動向から目が離せない。

※編集部注:この記事はあくまでも予想です。

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ネット中継でDeNAの試合解説も行なう、ライターの村瀬秀信氏は「筒香が本塁打記録を更新しての三冠王になるのは、決して夢ではありません。昨年の7月に18本(オールスターゲームの2本を含めて)打った頃は“バケモノ”じみた雰囲気がありました。CSで広島に負けた後、3日しか休まずに練習を始めていたし、オーバーワークさえ気をつければ、今年はシーズン頭から活躍するんじゃないでしょうか」と今季の大爆発にお墨つきを与えた。