ヤンキースの田中将大投手とファンキー加藤の対談が実現!

今や“世界の田中”となったヤンキースの田中将大投手は、ファンキー加藤とファンキーモンキーベイビーズ時代のPVに出演して以来の仲。しかしメジャーに進出してからは、会っていなかったという。

そこで発売中の『週刊プレイボーイ』5号では、ふたりの対談を実現。メジャーでの日々と、マー君の代名詞ともなった名曲『あとひとつ』について語り合った。

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田中 お久しぶりです!(入ってくるなり加藤に駆け寄り、手のひらを差し出す)

加藤 あー、よかった。

田中 えっ!? 何がですか?

加藤 いや、ほら、ビッグになりすぎて、気軽に声をかけちゃいけないのかなと思って。

田中 もう、何言ってるんですか。やめてくださいよ。

加藤 ほんとに? マーさんって呼ばなくていい!?(言いながら田中の体をぺたぺたと触る)。また、大きくなった?

田中 いえ。変わってないと思います。

加藤 あっ、そう。見た瞬間、また大きくなったような気がして…オーラかな?

田中 だから! そういうのはもうやめましょうって(苦笑)。

加藤 はははっ。でもほんと、最初の頃となんにも変わっていないので安心した。

ずーっと、友達だと思っていた

田中 最後に加藤さんとお会いしたのは…3年前。仙台の焼き肉屋ですよね。

加藤 そう、そう。ツイッターで「仙台に来てます」ってつぶやいたら、マー君が「いらっしゃいませ」って返してくれて。その時点で、マー君が海外に行くという話が出ていたので、これがラストチャンスかなと思って誘ったら…。

田中 のこのこと出かけて行ったんです、僕が。

加藤 うそ、うそ。後で聞いたら、その時はもう晩飯を食べた後で。それなのにわざわざ来てくれたんだよね。

田中 バクバクと肉を頬張る加藤さんの横で、お肉をひと切れかふた切れだけ食べて。

加藤 はははははっ。そうだった! でもさ、口にするのは恥ずかしいんだけど、その前…『あとひとつ』のPVをお願いした時からずーっと、友達だと思っていたんだよね。それは今も変わっていなくて。

田中 それは僕も同じです。初めてお会いした時に「うわっ。本物のファンモンだ。すげぇ」って思いましたから(笑)。

加藤 覚えてる? オレがちっちゃい声でサインボールをお願いしたら、マー君が自分で走ってボールを取りに行ってくれて。あの時にもらったサインボールは『ONE PIECE』の尾田栄一郎先生、明石家さんまさんのサインと並べて、クリアケースに入れてあって。僕の大事な大事な宝物!

田中 マジですか? そんなすごい人たちと並べていただけるだけで光栄です(笑)。

発売中の『週刊プレイボーイ』5号では、この対談の全文を掲載。ふたりのサイン入りボールのプレゼントもあるので、是非ご覧いただきたい。

(撮影/熊谷 貫 取材・文/工藤 晋)

■週刊プレイボーイ5号「ファンキー加藤 レジェンドたちと語る旅 第7回戦 田中将大(ニューヨーク・ヤンキース)」より