見よ、この雄大な馬体ならぬ人体を!
“ハマの大魔神”は愛馬ヴィブロス(4歳牝馬)と並んでも、だいたい同じ大きさだ。まさに馬並みなのね~!
だが、すごいのは体躯(たいく)だけではない。佐々木主浩氏の所有するヴィブロスは3月25日にアラブ首長国連邦で開催されたドバイ・ターフ(GI)で優勝。1着賞金360万ドル(約4億円)をサク~ッと獲得したのだ。
現地観戦したフリーライターの土屋真光氏は「持ってる馬主です」と語る。
「ヴィブロスも佐々木さんも、初海外遠征にかかわらず勝利。ご本人も勝つとまでは予想していなかったのでしょう。『自分が現役時代に獲ったどんな大きなタイトルよりも興奮します』と表彰式後に語っていたのが印象的でした。
ちなみに、ヴィブロスを筆頭にシュヴァルグラン、ヴィルシーナなど佐々木さんが所有する中で強い馬は、馬名に“ヴ”がついてることが多いのですが、これは加奈子夫人が命名している場合が多いそうです」
秋にはアメリカ遠征の可能性があるというヴィブロス。オーナーの伝家の宝刀フォーク並みの切れ味で、ライバルを再びなで斬っちゃってください!
(写真/報知新聞/アフロ)