「下町ボブスレー」が悪い意味で注目される一方、別の意味で戦闘力が平昌最強と注目されるボブスレーチームがある。
実はアメリカ代表チームには、米陸軍に所属する軍人さんが7名も参加。なかでも4人乗りボブスレーはバンクーバー五輪の金メダリストであるジャスティン・オルセン軍曹、ソチ五輪の銅メダリストのクリストファー・フォグト大尉を擁する強豪チームだ。
さらに1名、新兵器が加入している。その名は、ネイサン・ウェーバー軍曹。軍曹が所属するのは、米陸軍の特殊部隊・グリーンベレー。アフガニスタンやアフリカなど激アツ地帯へ展開し、衛生兵として戦闘をくぐり抜けた最精鋭なのだ。そんな彼は故郷であるコロラド州デンバーの地元紙に、こう答えている。
「アフガニスタンは気温が50℃以上で、筋トレ用のバーベルが熱せられて持てないんだ。トレーニング中に迫撃砲の攻撃を受けたこともある」
軍曹、ガチすぎ! アメリカチームは2月24、25日に出走予定。平昌五輪は軍人ボブスレーにも注目ですよ!
(写真/United States Army)