やはり本田は本田だった。
5月16日、メキシコ1部のパチューカでのシーズンを終えて帰国した本田圭佑が都内のイベントに登場した。
記者から目前に迫ったロシアW杯で日本は何位になるかと聞かれると、
「本音は予選敗退が普通だと思う。でも、それでOKとはいかない。出る以上は優勝としか言ってこなかった。数値は1%以下かもしれないが」
と、いつになく歯切れの悪い本田だったが、それでも存在感はさすが。
この2日前にTVで放送されたドキュメント番組では、
「ホームシックなんてない。出身地はアース(地球)」
「プロフェッショナルとは……『ケイスケ・ホンダ』(という言葉)にしてしまえばいいんです。『おまえ、ケイスケ・ホンダやな』みたいな」
と、本田節全開。今も大舞台で“何かをやってくれそう”との期待感を抱かせる選手であることは間違いない。
紆余(うよ)曲折あったが、本番では「やっぱりおまえ、ケイスケ・ホンダやな」と言える活躍に期待したい。