ユベントスへの移籍が発表されたクリスティアーノ・ロナウド

16日、ユベントス入団会見を行なうために本拠地トリノのスタジアムを訪れたロナウド。すでに現地では"ロナウドフィーバー"が過熱しており、新ユニフォームは発売初日でなんと52万枚も売れた。

まさに急転直下の移籍劇だった。

現地時間7月10日、クリスティアーノ・ロナウドのユベントス移籍が発表された。ただ、レアル・マドリードとの契約は残っていたのに、なぜ今だったのか? 

レアルの内情に詳しい某サッカーライターが解説する。

「ロナウドは、33歳という年齢を理由に年俸アップを認めないレアルに不満を持っていました。そんなロナウドの自己中心的な点を不快に思う選手は多く、昨季まではジダン前監督がなんとか抑えていたものの、そのジダンもレアルを去ることになった。

新監督はスペイン人のため、スペイン出身の選手の力が強まることも明白ですからね。ここが潮時と考えたのでしょう」

移籍先のユベントスは資金が潤沢で、移籍金は約145億円、年俸約40億円という超ビッグ契約。さらに今、チームを象徴する選手がいないのも好都合のようだ。

"キング"でいたいロナウドはイタリアのサッカーに適応し、チームをチャンピオンズリーグ優勝に導けるか?