23日に東京・秋葉原で行なわれた「BEYOND PARK 秋葉原」のオープニングイベントに小池百合子東京都知事とフリーアナウンサーの大橋未歩が登場。さらに秋葉原メイドたちとボッチャ対決を行なった。

「BEYOND PARK 秋葉原」は2020年東京パラリンピックの魅力をアピールするイベント。会場内には、パラ卓球やパラフェンシングなどの体験ブースが用意され、親子連れからカップルなど、年代を問わず楽しんでいた。

車いすレーサーのVR体験は男性に人気だった

さらに日本を代表する文化のひとつ、"マンガ"を通じてパラスポーツの魅力を発信するため、『キン肉マン』作者・ゆでたまごや『キャプテン翼』の作者・高橋陽一、『修羅の門』の作者・川原正敏など、名だたるマンガ家10名によるイラストが展示されていた。

有名マンガ家たちがそれぞれのパラスポーツの魅力をイラストに詰め込んだ

大橋アナは、パラリンピックを応援してバリアフリーを推進する"パラバリ懇"にも参加し、先日パラリンピック会場を訪れたそう。

「印象に残っているのは、電動車いすの方が、観戦しながら充電できるように電源プラグが設置されていて、初めて見て驚きました」

と進むバリアフリー化に驚愕。また、そうした情報を自ら発信して「パラ全体を盛り上げていこうと思っています」と宣言した。

パラリスポーツを応援する大橋アナと小池都知事

そして今回のパラリンピックを「東京都がバリアフリーを一気に進めていくいい機会」だとアピールする小池都知事は、

「実際にそれぞれ障害を抱えている方にチェックしていただいて、障害のあるかたもないかたも楽しんでいただくこと(が目標)。みんなで応援していきましょう。『パラリンピックの会場を満杯にする』、これをキーワードにしたいと思います」

とバリアフリー促進およびパラリンピックの成功を目標に掲げた。

ボッチャ対決では、真剣な表情をみせた大橋アナ

イベントでは、小池都知事&大橋アナチームと秋葉原で働くメイドチームによる「ボッチャ」対決も開催。ボッチャとは、的となるジャックボールに向かってお互いボールを投げ、自分のチームの球を近づけられるか競うゲーム。

「萌え萌えで頑張りたい」とはりきる小池都知事がうまく1球目を投げたものの、すぐにメイドチームのそれを入れ替えるナイスプレー。経験のある大橋アナは「意外と熱くなりやすい」と事前に話していたが、実際に狙いを外すと「あーーー!」と叫ぶなど、ボッチャを全力で楽しんでいる様子。ラスト1球で見事逆転ボールを放ち、そのまま小池都知事&大橋チームが勝利した。