トルコの強豪・ガラタサライに所属するサッカー日本代表DF・長友佑都が、森永乳業の「ビフィズス菌トレプロジェクト」発表会に出席。同社のビフィズス菌サポートによって、2022年開催予定のW杯出場と活躍を目標に掲げた。

森永乳業は、1969年より50年以上ビフィズス菌を研究。企業における"ヒトにすむビフィズス菌の研究論文数"では世界一だ。近年、腸内環境が注目されているなか、同社で研究している「ビフィズス菌BB536」は、「消化器疾患の軽減」「腸内環境の改善」「免疫調整」「感染症予防」「抗アレルギー」などの生理作用があることが知られている。

今回のプロジェクトでは、ビフィズス菌によって長友のアスリートとしての無限の可能性を引き出すサポートするとともに、その知見を多くの人々へ発信。"知食動心(ちしょくどうしん)"と名付け、ビフィズス菌の知識や運動などを伝えることでユーザーの健康を促進する。

森永乳業にとってアスリートのサポートは初となるが、長友は「2022年のW杯を目指しているので、このままでは簡単ではない、戦えないんじゃないかと、このプロジェクトに参加」することに。

体幹トレーニングやヨガ、食事など自身のパフォーマンスのため、さまざまな取り組みを行なってきた長友。しかし、「長距離移動や連戦になるとお腹を壊してしまうことが多々あった」そう。「お腹を壊すと体がだるくなって重くなって、ピッチ上のパフォーマンスに影響すると感じていた。とにかく自分自身、改善ポイントだと思ってました」と以前から腸内環境に関して、問題視していたのだ。

今回、このプロジェクトの参加するにあたって「(森永の)研究所の先生方に勉強会を開催してもらった」というほどの意気込む長友は、ビフィズス菌の効果にこう期待する。

「ピッチでのパフォーマンスが上がることを期待しています。一気に筋力が上がったり、走力、スピードが上がることはない。一番大事なのはコンディションの改善で、ピッチ上のパフォーマンスも間違いなく上がるので。『大腸が健康の要』だとおっしゃっていたので、それを信じて。より自分自身をレベルアップさせたい」

特に意識するのは、南アフリカ大会から3大会連続で出場しているW杯だ。最近はふたりの息子とW杯の映像を一緒に観ているそう。

「2年後のW杯という目標があって、2年後には36歳になるんで、そんな簡単な戦いではないんですよね。若手選手がどんどん出てきて、いい選手がたくさんいるんで。腸内環境が最後のピースかなと思ってます」

さらに長友は高い目標を掲げる。

「そこ(W杯)で点とったらすごい気持ちいいんだろうなと、すごい想像していますし、これまで3大会全試合フル出場させてもらっているんで、この4回目も全試合フル出場で、そしてゴールを決めると。その目標で頑張りたい。いままでやったことのなかった取り組みなので、最高のコンディションでW杯に行きたいなと願ってます」