競技人口600万人と、国内では野球、サッカーについでメジャーとなったダンス。そのプロリーグ「第一生命 D.LEAGUE 20-21 REGULAR SEASON ROUND.1[開幕戦]」が10日、開催。アンバサダーを務めるEXILE SHOKICHI、三代目 J SOUL BROTHERS・ELLYによるユニット「KING&KING」、そして世界的ギタリスト・MIYAVIらがゲストパフォーマンスで盛り上げた。
「D.LEAGUE」は企業が結成した9つのダンスチームが、半年かけて優勝を争う世界初のプロリーグ。2012年からの義務教育化や、24年のパリ五輪で新種目に採用されるなど、ダンスが日本国内で浸透するなか、ダンスを盛り上げる一翼を担う。
チームメンバーはDリーガーと呼ばれ、世界大会の優勝者を筆頭に名だたるダンサーが名を連ねる。そしてダンス業界の著名人のみならず、ラストアイドルで活躍する池松愛理(USEN-NEXT I'moon所属・AIRI)も参戦している。
イベントでは、ヒップホップやブレイキングなど様々なダンスで、各チームがパフォーマンス。多彩なジャンルを織り交ぜたり、和のテイストを取り入れたりと各チームの個性が光った。
DJとして会場でダンサーをサポートしていたMAKIDAIは、「個性がそれぞれにあってダンスはテンション上がりますよね! すごい臨場感あって楽しんでいます」と彼らのパフォーマンスに興奮。
SHOKICHIも「めっちゃ泣きました。本気度は人の心を震わせる。甲子園を見てる感じでした」と、この一大イベントの開幕に感激。Dリーガーたちのダンス熱に当てられたELLYは、助っ人ダンサー制度も設けられていることもあり、「将来、僕が出ることもあると思うので、楽しみにしといて!」と参加宣言をしていた。
イベントの最後には、審査員として参加していたMIYAVIは、高レベルのパフォーマンスに「ジャッジはこりごり」と漏らしつつ、
「コロナの環境で世界情勢も不安定ななか、こうして踊れていることも、音楽をやれることも本当に幸せなこと。自分たちの活動を通じて何を伝えたいのか、どうやって未来につなげていきたいのか、もっと感じてブラッシュアップして、さらに成長したみなさんに会えることを期待しています」
と彼らにエールを送った。
今回の初戦ラウンドでは視聴者投票によって「SEGA SAMMY LUX」が逆転1位に。ラウンド2は1月24日(日)、ラウンド3は2月5日(金)、ラウンド4は2月16日(火)に開催される。D.LEAGUEオフィシャルアプリやABEMA、GYAO!などで配信される。