1日、都内で株式会社ガーデンの「アンバサダー就任記者発表会」が行なわれ、"BIGBOSS"こと北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督が出席。3月末に行なわれる開幕戦への期待をのぞかせた。
株式会社ガーデンは、全国展開する家系ラーメン店「壱角家」やうどん店「山下本気うどん」など、フランチャイズ店も含めて206店舗を運営する外食チェーン企業。同社は東京・渋谷のセンター街に3D動画の流れる街頭ビジョンを設置。その3D動画にアンバサダーである新庄も登場する。
今回のアンバサダー就任は「山下本気うどん」がきっかけだったそう。元々「山下本気うどん」は元お笑いコンビ・ジャリズムのインタビューマン山下が経営していた。タイガース在籍時から山下のファンだった新庄は、山下と仲良くなり、開店当時から同店には「もう何十回と通っている」ほどの"常連"だったのだ。
そんな山下から「『つーやん(新庄)』、うちのイメージキャラになってよ」と言われた新庄は、「なるなる! いつでもうどん食べさせてくれるんだよね」と快諾したそう。
3D動画への出演についても「去年、中国で流れているのを見て、『俺、これやりたいな』と思っていたら、この話が来たんですよ。すぐに夢が叶っちゃう」と笑顔。自ら「BIGBOSSビジョン」と命名し、「僕とコミュニケーションが取れるようにしてほしいと案を出した」と様々なパターンの撮影を行なったと話した。
そして、イベントでは「山下本気うどん」の「白い明太チーズうどん」も実食。食べる前から「これはおいしいんですよ! なんて言ったらいいか分からないけど、おいしい!」と絶賛。
実際に食べると「最初はホイップクリームで、うどんではなくイタリア料理っぽい感じ。半分食べたらうどんに変身する」と食レポを行なうも、結局は「口では説明できないけど、行けば分かります! ホントにおいしい! これ、ファイターズの食堂に出そうよ!」と諦め、会場を笑わせた。
この日、沖縄キャンプと北海道でのオープン戦の合間にイベントへ出席と、多忙な新庄。イベント後には報道陣から、「野球とは関係ないことでも積極的」な理由を聞かれたが、「プロ野球のため。プロ野球を何とか新しい時代に持っていきたいという気持ちが強い。ユニフォームを着ていない時も楽しんでもらうため」と熱弁。
ただ、こうしたイベントに出ることで「野球と離れて切り替えられて、選手たちとも楽しくできる。人に喜んでもらえることがパワーの源なので、全然疲れない。これからもどんどんパワーアップしたい」とそのメリットを説明した。
さらに、そんなパワフルな新庄は「札幌ドームの開幕戦で、ドえらいことをする計画を立てているので、楽しみにしてもらえたらうれしい」と明かした。