バイクと自転車をミックスした新感覚なマシンが登場です! バイクと自転車をミックスした新感覚なマシンが登場です!

原チャリといえば、地方でも都市部でも各種配達やバイク便などで大活用。ちょい移動においてはプロも認める“最速”のマシン。

そんな利便性と電動自転車のエコ要素を融合したマシンが登場したとか?

「弊社のバイクルP3は、まさに原チャリと電動自転車を合体した乗り物です。法律上は免許証の必要な原付一種になりますが、実はペダルだけで走行することも可能です」(ベイズ・藤末一郎氏)

さっそく試乗すると…。

おぉー! ペダルだけでも普通の自転車と変わらない感覚で乗れますね。バッテリーが切れても移動できますよ。

「では、スイッチを入れてペダルを3回、回転させてください」(藤末氏)

何これ!? すっごい加速! 気分的には“Bダッシュ”状態ですよ。

「車体重量は36kgで、従来の電動原チャリに比べ大幅に軽量化し、フットワークの軽さを実現できました」(藤末氏)

もちろん、通常のバイクのようなアクセルワークのみの走行でもスムーズすぎ! しかも、無音でグイグイ走る不思議なマシンに仕上がってます。気になる燃費はどうなんでしょうか?

「充電1回の電気代は約10円で、42~50km走行できます。普通の原チャリは10円で約2.5kmの燃費なので、エコ的にも有利ですね」(藤末氏)

燃費、有能すぎ! ちなみにP3に試乗していると、「それ、なんですか?」と声をかけられることが多かった。目立ち度では、改造ビッグスクーター以上ですよ!

 【左】ヘッドライトはLEDの4灯仕様で、昼間でも視認性が高い。安全対策も抜かりナシ!【右】フロントサスペンションが装備され、乗り心地は電動自転車より圧倒的に上! ブレーキも軽いグリップでしっかり制動した 【左】ヘッドライトはLEDの4灯仕様で、昼間でも視認性が高い。安全対策も抜かりナシ!【右】フロントサスペンションが装備され、乗り心地は電動自転車より圧倒的に上! ブレーキも軽いグリップでしっかり制動した

 【左】バッテリーは家庭用100Vのコンセントで充電可能。空の状態からフル充電するには、6~7時間ほど。通常は4時間ほどで充電できる【右】ペダルやチェーン回りは自転車とほぼ一緒。自分でペダルをオフロードタイプや折りたたみタイプに変更するなどカスタマイズも楽しめる 【左】バッテリーは家庭用100Vのコンセントで充電可能。空の状態からフル充電するには、6~7時間ほど。通常は4時間ほどで充電できる【右】ペダルやチェーン回りは自転車とほぼ一緒。自分でペダルをオフロードタイプや折りたたみタイプに変更するなどカスタマイズも楽しめる

今週のガジェット bycle P3 価格:12万8000円(税抜き) メーカー:ベイズ

(取材・文/直井裕太 撮影/下城英悟)