限定5万本での販売中の復刻モデル。初代「写ルンです」と比較すると、フラッシュが内蔵され若干デザインが変更されている
一時は自動販売機でも売られ、20世紀後半のイベント時の大定番アイテムだった「レンズ付きフィルム」。
その代名詞的存在の「写ルンです」が生誕30周年ということで、初代をイメージしたデザインで限定発売!
一方、「LAST CAMERA」は、ほぼプラモ状態のフィルム式カメラ。プラモ同様に“作り応え”を楽しめる逸品だ。どちらもネット上にはインスタ並みのクオリティの撮影例がアップされているので、そちらをチェックするのもオススメです!
最近はフィルムカメラを使用する機会すらなくなったが、このデザインは大アリかと!
■FUJIFILM 写ルンです 30周年 アニバーサリーキット
富士フイルム/オープン価格(実勢価格1000円前後)
【左】パッケージもイイ雰囲気♪ 30周年記念キーホルダーと歴代「写ルンです」が紹介された小冊子が封入される【右】実は、この「写ルンです」も組み立て式。最新モデルに、紙製の初代デザインのカバーを装着して完成。このチープ感もたまりません!
■LAST CAMERA
PowerShovel/3900円+税
【左】組み立てにはニッパー、デザインナイフ、ピンセットが必須。組み立て時にレンズに触れることが多く、メガネ拭きもあると便利だ。ガンプラやミニ四駆を作った経験のある男子なら1時間ほどで完成できる【右】ランナーパーツで構成される本体は完全にプラモデル状態。レンズ、そして各種ネジやバネなど細かい部品が多く、紛失には要注意!
【左】本体、そしてレンズ部分を組み上げたところ。ここまでくるとだいぶカメラっぽい。レンズは22mmと45mmの2種類が付属し、組み上げ後にも交換可能だ【右】レンズまわり、シャッター、そして写真の裏蓋など可動部分が多いので、パーツのバリをしっかり削るのが制作のポイント
本体上部にはアクセサリーシューを装備。本来ならファインダーをセットするところだが、あえてプロ仕様のストロボを装着! 意外とそれっぽく仕上がりました!
(取材・文/直井裕太 撮影/下城英悟)