予約が殺到し、予約受付すらままならない状況となっている(Nintendo Switchホームページより)

任天堂が4年ぶりに発売する新ハード、「ニンテンドースイッチ」の人気がすごいことになっている。発売日は3月3日だが、予約が殺到し、公式通販サイト『マイニンテンドーストア』での予約受付すらままならない状況となってしまったのだ。

このままではいつ手に入るかわからない。ということで、1月14、15日に東京ビッグサイトで開かれた「ニンテンドースイッチ体験会 2017」にゲスト参加し、いち早く実機体験した「よゐこ」の有野晋哉氏にその魅力を語ってもらった。

「前作Wii Uのゲームパッドより薄くて軽い! 画面がきれい。しかも、テレビとつなぐ『TVモード』、本体画面をスタンドに立てる『テーブルモード』、本体の左右にコントローラーを装着して持ち歩ける『携帯モード』の3ウェイに切り替えることができ、いろんな所で遊べる家庭用ゲーム機。見た目は地味なグレーのボディなのに、『できるな』って感じですね」

だが、有野氏が最も感動したのはゲーム画面を使用せず、対戦相手が見つめ合って遊ぶソフト『ワン・ツー・スイッチ』を使ったプレイ。

「これが面白かった。『Joy-Con』という左右に分離できる専用コントローラーを使うんですが、精密な振動を表現する『HD振動』機能がついてて、新感覚の体感ゲームに仕上がっている。その中の『真剣白刃取り』ゲームもそのひとつです。ひとりがコントローラーで見えない剣を振り下ろし、もうひとりが相手の目を見てタイミングを計ってパンってコントローラーをつかむ。高画質になってるゲームの画面を見ないで遊ぶんです!」

そのほかにも『カウントボール』というゲームも出色の出来だったという。

「箱の中に玉が何個入っているか、当てる単純なゲームなんですが、コントローラーを傾けると、中で玉がゴロゴロと動く感覚がある。4個なら、本当に4個の玉が移動しているんですよ。う~ん、ちょっと言葉ではうまく伝えられへん。ぜひ、体験してみて!」

大満足の有野氏だが、後ろ髪を引かれることも。『ミルク』という乳搾りゲームを体験し損ねたという。

「ボタンを押しながら、『Joy-Con』を上下に振ると、牛の乳搾りを体感できるゲームなんですが、これは対決じゃなくて、牛が痩せるまで、ずーっと搾りたい。とてモーやってみたかったです(泣)」

有野氏が「これまでの任天堂のハードの歴史が全部詰まっている」と激賞する「ニンテンドースイッチ」。今すぐ予約に走るべし!