プラモ、ミニ四駆、ラジコンなど総合ホビーメーカーとして男子から絶大に支持されるタミヤ。
そんなタミヤがラジコンを初めて発売したのは1974年。実は戦車の「M4シャーマン」が初ラジコンなのだ。
ラジコンカーとしての初モデルは、76年に発売された「ポルシェターボRSR934レーシング」。こちらは、10万台オーバーの大ヒットとなり、翌年には初のバギーモデル「XR311・コンバットバギー」が発売された。そして80年代にはラジコンブームを起こし、現在は大復刻ブームが到来中。
30年ぶりにラジコンに復帰するなら、まずは復刻マシンから、どーぞ!
★由良拓也氏がデザインした本格モデル! ビッグウィッグ タミヤ/2万2000円+税(本体) 1986年に「電動RCカー誕生10周年記念」として登場したマシンを大復刻。デザインを手がけたのはレーシングカーデザイナー・由良拓也氏。空力重視のボリューム感あるボディは、今見ても斬新すぎ! 【左】本体だけでなくパッケージも、ほぼ当時のまま再現。【右】モーターは「ビッグウィッグ」専用の「GTチューンモーター」が付属する。
★内部はメンテナンス性を重視 【左】ボディのマーキングに若干変更はあるが、シャフトドライブの四駆システムなど、そのまま復刻。【右】サスペンションは、安定度の高い四輪独立のダブルウィッシュボーン方式を採用。
★アメリカンなビッグホイール ブラックフット タミヤ/1万7800円+税(本体) 巨大タイヤを装着したモンスターマシンとして86年に発売。障害物をクリアしたり、大ジャンプしたりと、大迫力の走りをたっぷり楽しめるのが魅力だ。タミヤらしい遊び要素が特盛りのマシン!
★ミニ四駆も大ヒット アバンテ タミヤ/5万4800円+税(本体) 88年に登場した、生粋のレーシングバギー。新たにカーボンやジュラルミンパーツを採用するなど、内部は大幅にアップデートされている。ミニ四駆版も大ヒットした。
★レースで大活躍した一台! マイティフロッグ タミヤ/1万6800円+税(本体) レースから、ちょっとしたオフロード走行まで幅広く遊べるマシン。83年に発売され、その設計思想はグラスホッパーへ引き継がれ、ホーネットと共にロングセラーとなった。
★4WDマシンの大定番! ホットショット タミヤ/2万4800円+税(本体) 85年に発売されたタミヤ初の本格4WDバギー。当時からお値段は高めでしたけど、メディアに登場することも多く一躍人気マシンに! その後の4WDラジコンブームを牽引した一台。
(取材・文/直井裕太)