電子版のマンガをお手軽に楽しむなら、定番の電子書籍リーダー、Kindle、そしてスマホが大正解!
そんななか、電子版ならではの“お手軽”要素をあえてカットした驚愕(きょうがく)スペックの商品が登場。その名は「全巻一冊 北斗の拳」。
開発元であるプログレス・テクノロジーズの小西享さん。どのような製品なのでしょうか?
「見た目は普通の書籍ですが、ページを開きますと…」
―アーッ! ページの中にディスプレイが入ってる! なぜ、こんな製品を?
「通常の電子書籍リーダーやスマホは“見開きで読めない”や“重量感がない”など、紙の書籍ファンが満足できない部分もあります。そのような方々が楽しめればと思っております」
―紙の書籍ファンが楽しめるポイントとは?
「例えば、本体の重量感とバランスを紙の本に近づけています。実は、製作も製本屋さんが担当しています。今後は、このような製品を増やしていければと思っています」
ある意味、最新の電子書籍リーダーを逆進化させた「全巻一冊」。来年の2月には出荷される予定だ。
(撮影/下城英悟) (c)武論尊・原哲夫/NSP 1983 *写真は試作モデルになります