画面上の動作を動画として保存できたり便利すぎる新機能も!

2007年の初代iPhone(日本未発売)の発売と同時に登場したiOS。こちらも今年10周年で、9月20日より新機能満載のiOS11が配信開始された。デザイン的には旧バージョンを踏襲してますけど、実は日常での使い勝手が大・進・歩!

特にQRコードのスキャンやキーボードの片手入力は、日常で大活躍できる機能だ。また、見えない部分では、動画&画像の保存フォーマットの追加も神進化! これにより動画&画像の保存データがコンパクトになり、ストレージ容量の余裕がアップするのだ。

まだまだ、新機能が特盛りなので、ぜひ大活用を!

★カスタマイズして操作性を大幅アップ!!コントロールセンター

画面を下から上へスワイプするとスッ!と登場するコントロールセンター。iOS 11ではここをカスタマイズでき、各種項目へ即アクセスできますよ!

コントロールセンターへの追加は【設定→コントロールセンター→コントロールをカスタマイズ】で行なう。アイコンの並び順も変更可能。

コントロールセンターに項目をマックスで表示させた状態。新機能である「画面収録」(画面左下アイコン)も、こちらから起動できる。

★画面の動作を動画で保存できる!画面収録

画面上で行なっている動作を動画として保存できる新機能。各種メッセンジャーでのやりとりやゲームプレイも、そのまま動画保存できるので、それらをSNSへアップしてお楽しみが広がるかと!

★標準カメラがQRに対応!QRコードをスキャン【設定→カメラ→QRコードをスキャン】で、機能をオン・オフ。あとはカメラを起動し、QRコードを画面内に収めるだけ! 表示されたポップアップをタップすれば、ウェブページなどへ移動できる。

AR(拡張現実)を大活用したゲームが大増加中!

★Plusシリーズでも片手で文字入力!片手用キーボード

キーボードを画面の左右どちらかに寄せることができ、片手入力しやすくなる機能。キーボードの地球マークを長押しするとポップアップが出現し、左右どちらの配置にするか選択できる。

★閲覧ページをPDF化できる!PDFを作成

ウェブ閲覧中にSafariの共有ボタンをタップし、【PDFを作成】で即保存ができる。画面に表示されていない部分もまるごとPDF化してくれるので、こちらはビジネス関係でも活用したい!!

★App StoreはARゲームが大充実!

iOS 11はAR(拡張現実)の機能が大幅に強化されたのもポイントのひとつ。そして現在、App StoreではARを大活用したゲームが大増加中! ゲームだと、ドローンシミュレーターの『DronetopolisAR』や、現実の映像とリンクしたブロックを積み上げるパズルゲーム『Stack AR』が人気。ゲーム以外のアプリも増加中なので、とりあえずはApp Storeをチェックですよ!

(取材・文/直井裕太)