ネットショップ作成サービス「BASE」の「BASE CONFERENCE」が9日、オンラインで行なわれ、香取慎吾が登壇。自身がプロデュースするアパレルブランド「JANTJE_ONTEMBAAR(ヤンチェ_オンテンバール)」の拡大を目標とした。

「BASE」は2012年11月にサービス開始。ITに不慣れな人でも簡単にネットショップが開設できるとあって、今年1月には170万ショップを突破した。


ネットショップ開設数だけでなく、流通総額も年間1000億を超えて拡大中の「BASE」。鶴岡裕太CEOは「100億円の売り上げのある1社と組むより、10万円の売り上げがある10万の人たちの味方でありたい」という理念のもとサービスを始めたが、創業10周年を迎え、大規模化する加盟店に向けた新プランなどを発表した。


イベントではCMキャラクターを務める香取も「ヤンチェ_オンテンバール」ではBASEを利用して、オンライン販売を行なっているが、BASEオーナーのひとりとして、「ブランドらしさを表現できるデザインカスタマイズがすごくうれしい」とその利便性をアピール。

「今日、すごくちゃんとしていますね。良い仕事してる」と自画自賛した香取は、"BASEオーナー応援団長"に就任すると、「気持ちはCEOなんで! 鶴岡さんの活躍をCEOとして見守っています!」となぜか立場が逆転。「乗っ取られるやつですね」と鶴岡CEOも笑わせた。


また、香取自身の「今後10年で挑戦したいこと」を聞かれると、「街で見かけるヤンチェオンテンバール」と回答。「(ブランド規模が)まだまだ小さいので、なかなか街でお目にかかれない」ため、外出している際は常に目を光らせているそう。

「街だけじゃなくニュースで流れる街の映像でも探しています。今もし着ている人にバッタリ会ったら車を停めて、『一緒に写真を撮ってください』って僕から言います」というほど切望しているが、「この話を草なぎ(剛)としたら、『えー、2回くらい見かけたことあるよ?』って。彼のほうが先に出会っていた」とオチをつけた。


そして、イベントの最後には芸能人として活躍してきた自身の立場と、BASEの共通点を解説。

「『人に見てもらいたい』とか『一人でも多くの人に応援してもらいたい』気持ちがあって、この職業に就いて、今もこのステージに立たせてもらっています。

そういった思いがあってもステージがなかなか見つからなかったりするけど、ショップごとにお客さんやファンの方ができて、応援してくださって、お互いのキャッチボールが始まる場所なんだなと思います」

と改めてBASEの魅力をアピールした。