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落合陽一×紗倉まな「『おまえは黙って抜いてろ』発言の真意」

[2018年02月10日]

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紗倉 私、自分に対する反響を、“一意見”と“一ノイズ”に分けてるんです。ノイズは周波数があって「うわっ公害レベルだ」っていうのもあれば、不快じゃないものもあって。

落合 意見ってどういうものを指すんですか?

紗倉 例えば「作品見ました。次イベント行きます」とかもそうですし、普通にコミュニケーションとれるなっていうきっかけを与えてくれる感じのものなら。

落合 じゃあ、公害レベルのノイズは? 一番イラッときたことはなんですか?

紗倉 一番イラッとすることは、何を言っても「肉便器」って言われることですね。

落合 えっ、それはイラッとしますね。

紗倉 あと、以前言われたのは「お前はいろいろ物事を多く語って、まるで文化人気取りだな」みたいな。「肉便器は黙って脱いでろ」って言われたことがあって。それに対して「おまえは黙って抜いてろ」って返したら…。

落合 それ天才じゃん!(笑)

紗倉 そしたら(相手が)炎上しちゃったんで、大人げないことしちゃったなって(笑)。

落合 でも、Twitterってフォロワー多いとそうやって絡んでくる人いますよね。俺もね、「ブサイク」とか「馬鹿」とか「キモい」って書かれることがあったりとかね。

紗倉 息苦しいですね。

落合 いや、そのくらいなら僕は全然大丈夫なんだけど。でもそういうのって、当事者意識を持てるかっていう話だと思う。つまり、自分が言われたらどうなの?って、活動してる側のことをちゃんと考えられるかっていう。あとは「おまえ、そっち側にいけるの?」っていうね。大体そっち側にいけないやつがTwitterに溜まってるんですけど。

紗倉 同じところに立てていないんですね。

落合 そうそう。大学で教えてると22、3歳のコが、多くは自分の殻を破れずに卒業していくんですけど、それを見ていて、ある種の当事者意識を持って社会に向き合ってほしいなと思うんですよ。

だって、コンテンツとして消費するだけじゃ面白くないじゃないですか。逆に自分自身がコンテンツになった側の人間なら、どう相手したらいいかとか考えていかざるをえない。

紗倉 そうですね。両者を味わうことで、単純に考えると2倍の視野になるじゃないですか。両方味わえたほうが、自分をさらに突き詰めることができる気がします。

◆第2回⇒落合陽一×紗倉まな「“普通”という価値観で性文化を押し潰す日本社会は変われるか?」

■「#コンテンツ応用論2017」とは?
本連載は筑波大学の1・2年生向け超人気講義「コンテンツ応用論」を再構成してお送りします。“現代の魔法使い”こと落合陽一学長補佐が毎回、コンテンツ産業に携わる多様なクリエイターをゲストに招いて白熱トーク。学生は「#コンテンツ応用論2017」つきで感想を30回ツイートすれば出席点がもらえるシステムで、授業の日にはツイッター全体のトレンド入りするほどの盛り上がりです。

落合陽一(おちあい・よういち)
1987年生まれ。筑波大学学長補佐、准教授。筑波大学でメディア芸術を学び、東京大学大学院で学際情報学の博士号取得(同学府初の早期修了者)。人間とコンピューターが自然に共存する未来観を提示し、筑波大学内に「デジタルネイチャー推進戦略研究基盤」を設立。1月31日に新刊『日本再興戦略』(News Picks Book、幻冬舎刊)が発売予定。

紗倉まな(さくら・まな)
1993年生まれ、千葉県出身。高専在学中の2012年に18歳でAVデビューして以来、トップ女優として君臨。一方でエッセイや小説の執筆、地上波含む各メディアへの出演など枠にとどまらず活動する。2016年にはトヨタ自動車の情報サイトでコラム連載がスタートし話題に。著書にエッセイ『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』(宝島社)、連作短編小説『最低。』(角川文庫)、長編小説『凹凸』(KADOKAWA)など。『最低。』は瀬々敬久監督により昨年映画化され、第30回東京国際映画祭コンペティション部門に選出された。

(構成/前川仁之 撮影/五十嵐和博 協力/小峯隆生)


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