オーディショングランプリに輝いた原乙梨

『映画 みんな!エスパーだよ!』の出演で話題になった池田エライザや、リラックマとの共演CMで注目を浴びる岡本玲、そして週プレでもお馴染みの柳ゆり菜――。

彼女らが所属する「エヴァーグリーン・エンタテイメント」が3日、雑誌『street Jack』と合同のオーディション「カミコレ!」の決勝審査を行なった。同社がオーディションを行なうのは約3年ぶりだが、グランプリ受賞者は同社に所属し、即、芸能界入りが決まる。

今回、決勝に進んだのは日本全国3千人の応募者の中から、5都市の予選を勝ち抜いた男女11名。

この日の最終審査では自己紹介をし、朗読や三味線演奏などそれぞれの特技を披露。中でも注目を浴びたのが、原乙梨(つぐり)だ。

原の順番となり、その姿がスクリーンに大きく映し出されると、そこには頭がパンダに包まれた少女が…。正統派な“不思議ちゃん”だ…。

「ドーナッツを毎日あげてます、あっ、バイト先で。こんな私ですがいじめられて引きこもっていた時期もありました。これから挑戦したいことがたくさんあって、わくわくしてます。どうか私に夢の続きを見させてください」とマイペースな口調で自己紹介すると「ミュージック、スタート!」と自らの掛け声でPUFFYの『アジアの純真』を熱唱。

他の応募者が緊張しながらパフォーマンスをしていたのに対し、原はステージを縦横無尽に駆け回り、観客に向かってポーズをとったりと、途中、キーを外しつつも、非常に楽しげ。会場内の雰囲気も明るくなるほどだ。

さらに、被っていたパンダを頭から外し、大きく放り投げると、そこから現れたのは、パッツン前髪が似合う目鼻立ちの整った美人顔。パンダに目が行ってしまい誰もが気付かなかった?が、そのギャップも加わり、会場からはどよめきが…。その魅せる演出に会場内のテンションもさらにアップ。強烈なインパクトを残してパフォーマンスを終えた。

先輩陣が絶賛する原の個性とは

柳、岡本や池田など事務所の先輩に囲まれる原

これには、審査員として参加していた池田も「ツッコミどころは多々ある。パンダ外すとすごいキレイな顔立ち」と驚き、さらにパフォーマンスだけでなく、その人柄を「他の応募者の話やパフォーマンスをしっかり聞いて、リアクションしていた。それと、その自由さがウチに来た時にどういう化学反応が起きるのかなっていうのが楽しみ。もっと話を聞きたい」と興味津々。

さらに司会をしていた岡本も「リハーサルの時、もう少し前髪が長かったけど、さらに切ってより魅力が出たと思う」と賞賛した。

そんな彼女らの後押しがあったからか、原は見事、グランプリに!! 初オーディションながらも「個性的な面々が集まり、レベルが高かった」(同社・中田ひろこ副社長)という他の応募者を押しのけての結果だった。

審査後、池田ら事務所の先輩に囲まれて早速、初取材。審査結果が発表された瞬間は、大きな目をパチクリとさせて戸惑っていたが、感想を聞かれると「ドッキリじゃないですよね…。う、嬉しいです」と緊張しながら答え、「呼ばれんやろうなと思っていたけど、まさか呼ばれるとは…」と、いまだ驚きを隠せない様子だった。

そんな姿に、岡本も改めて「表情や感情を出すことに嘘がない。それが演技でどう表現されるのか楽しみ」と原の魅力を評価。

また同日、同会場で行なわれていたイベントに参加していた柳ゆり菜が「リハーサルの時から目を引いていて、ウチに入ってほしいと思っていました。人柄もいいし、彼女が入ってくれたら、ウチの女子チームももっと盛り上がると思う」と笑顔で期待の言葉をかけた。

早くも先輩たちに受け入れられ、大物の予感ありありだが、最後に「モデルや女優として活躍したい」と決意を明かした原。今後、どのような形で芸能界デビューするのか、そしてどんな活躍を見せるのか、目が離せない!

(取材・文・撮影/鯨井隆正)