結婚適齢期だけど運命の相手に出会えないのが悩みの手島優(右)&小林恵美(左)がブサメン芸人・くじらに恋愛相談 結婚適齢期だけど運命の相手に出会えないのが悩みの手島優(右)&小林恵美(左)がブサメン芸人・くじらに恋愛相談

誰も知らない、その世界(釣りやビリヤード)では有名な人のモノマネをネタとし、細々と活躍していた芸人・くじらが、今や多くの人々の恋の悩みに答える“恋愛マスター”としてツイッターで大人気となっている。

その勢いで『アメトーーク』(テレビ朝日系)にも出演を果たしたが、本人のルックスは水木しげる記念館主催の「妖怪そっくりコンテスト」(2010年)に“雨ふり小僧”の仮装で挑戦し、グランプリを獲得するほどの“妖怪フェイス”。すなわちブサメン(断言)。

それでも女性の心に響く「恋愛の言葉」を紡ぎ出せるのはなぜか!? というわけで、結婚適齢期だけど運命の相手に出会えないのが悩みの手島優&小林恵美がくじらに恋愛相談してみたっ!(前編「グラドル・手島優に『あまりいい恋愛をしてきてない人だと思う』」

手島 ところで、いつから“恋愛マスター”になってるんですか?

くじら ずっと前から恋愛の話は好きで、ツイッターで軽いノリで返したら反響が大きくてNAVERまとめになったりして。『アメトーーク』で(オードリーの)若林さんが紹介してくれてから、一気に仕事に。

手島 知ってますよ~。私の愛しの若林さんに紹介されて、超羨ましかったもん。

―若林さんのどこが好きなんですか?

手島 顔。超イケメンですよ! 私、小柄で細くて、シュールなことを言う人が好きで。

くじら 相手に対する条件が多いよね(笑)。たぶん、今まで好きになった人から出てくるタイプなんだろうけど、違うタイプの人と付き合うのもいいと思うよ。どんどん幅を広げていけばいいし。

手島 じゃあ、紹介して!

くじら 今の流れだと若林さんでしょ!

手島 ダメダメダメ。若林さんは高嶺(たかね)の花だから陰から見守ります!

くじら 伝えたほうがいいよ。

手島 高嶺の花もいくタイプ?

くじら ものすごくストライクゾーンの広い高嶺の花もいるから。恋愛をするには、自分の確率を知るのが大事だと思うの、俺は。10人にいったら5人OKしてもらえる人も、ひとりしかOKをもらえない人もいる。1千人にいって100人OKしてくれるなら、それでいいじゃないですか。

自分が不細工だからって、ペンペン草しか生えてないところにいかなくていい。モテないっていう人は、たくさんフラれてないだけ。自分の確率を知らないんですよ。

5千人にフラれたんだけど…でいい!

小林 フラれるのは本当に立ち直れないのに…。

くじら さっきも言ったけど、まだ付き合ってないんだから執着しちゃいけない。告白して「フラれました、傷つきました」はナルシシズムだと思う。

小林 えー、やっぱ心が人と違う。私なんて、フラれて急性腸炎になったのに…。

手島 弱すぎじゃない(笑)。

くじら 恋が始まってないんだから、フラれても昨日の自分と何も変わらない。その人は付き合うほど自分を好きじゃなかったというだけの話。片思いをしていると相手を素晴らしいと勝手に美化しちゃうけど、他の人から見たらフツーの人だからね。執着したって何の得にもならないんだから、すぐ次にいったらいい。

小林 そんなにすぐ現れないでしょ~~。

―この美貌からすればモテそうなのに、想像以上に恋愛に臆病なことが判明したおふたりですが、今後どうすれば、恋愛偏差値が上がりますかね?

くじら まずは、自分のダメな点を自分で愛してあげて、受け入れること。恋愛はお互いのダメな面を見せて、受け入れ合うことですからね。そうすれば、相手に愛を注ぐだけの”与える恋愛”になるから、相手がどうであれ気にならなくなって「私の隣で生きているだけでいい」になる。すごくいい恋愛になると思いますよ。

そして、恋している自分に酔わないで、多くの人とコミュニケーションをとって、いいなと思った人と関係性を深めていくというか。付き合う人の条件を考えると、本当にいい男はどんどん通り過ぎていきますからね。身近にいい人がいるかもしれないので、全員に声をかけるつもりで。

手島 キャッチみたい(笑)。

小林 でも、変な噂たっちゃうから。「小林、軽いよ」とか。

手島 「おまえも通ってこいよ、小林に声かけられるぞ!」なんてね。

くじら それはしょうがない。みんなにどう思われるかは気にしちゃダメ。自分が幸せになればいいんだから。

小林 気になるよ~。

くじら いやいや、「小林恵美がめちゃくちゃフラれてるらしいよ」って話になっても、たったひとり捕まえられたらいいじゃん、別に。5千人にフラれたんだけど、「この人を見つけられた」ならいいでしょ?

小林 5千人にフラれた女なんて、好きになる人いないでしょ(笑)。

くじら いるでしょ。4999人にはわからなかったよさを俺はわかってるっていうのは。だからその人はなんでも受け入れてくれますよ。

なんなら、もっとフラれてもいい!

小林 …ハートを強くすることが大事なんですね。

くじら じゃなくて、自分を愛することが大事なわけで!

小林 そうだけど、くじらさんの場合はそうじゃない気がする(笑)!

―それに同意しつつ(笑)、今日、相談してわかったことはありますか?

手島 今、自分が思っている恋愛の反対を考えれば、いい恋愛ができるんだなというのが、わかったアドバイスでしたね。

小林 そうですね、ダメな自分を受け入れて愛することが大事なのか…と思いましたけど。ねぇ(↓)?

―なぜ、語尾のテンションが超サゲ!?

小林 4999人にフラれるというくだりが自分的に許せないというか。

くじら それは、私が4999人にフラれるような人間ではないという思いが…。

小林 私がナルシストっていうんですか!?

くじら なんなら、もっとフラれてもいいですから。

―本当にハート強いですね(笑)。それはともかく、どんなブサメンでも自分を好きになれば外見的にも魅力が出ますよね。

くじら 今日はちょいちょい悪口を言われている気がしますけど(笑)。自信がない人が多い現在なので、自己肯定感が強い人は魅力的に見えてモテるのは確か。…なんですが、俺は自分を”恋愛マスター”と言ってますけど、恋愛をする能力は人類全員に備わっている”基本性能”だと思うんです。だから、人類全員が恋愛マスター。

「恋愛が苦手」「恋愛がうまくいかない」「モテない」など、ネガティブなことは口が避けても言うべきではない。言ったら自分のことをそういう人間だと思って、もっと嫌いになるから。嘘でもいいからポジティブなことを口に出したほうがいいと思います。

 

(取材・文/渡辺しかし 撮影/松井秀樹)

くじら 1975年4月12日生まれ。東京都出身。ビリヤードやダーツ、バスプロの有名選手らのマニアックなモノマネを得意とするものまねタレント。Twitter@Quddilaの【くじらの恋愛相談】が「的確すぎる」と注目を浴びている。

小林恵美(こばやし・えみ) 1983年1月1日生まれ。東京都出身。『LaLaLuxe』(LaLaTV)、『パチFUN!』(テレビ愛知、テレビ埼玉)に出演中。

手島優(てじま・ゆう) 1982年8月27日生まれ。栃木県出身。『とちぎ発!旅好き!』(とちぎTV)レギュラー。グラビア・バラエティ・ドラマなど幅広いジャンルで活躍中。