グラビアアイドル黄金期と呼ばれる、2000年代前半にデビュ―し、今なお現役で活躍するふたりのレジェンド・熊田曜子と磯山さやかの2トップ対談が『週刊プレイボーイ グラビアスペシャル増刊 NEW YEAR 2017』(12月26日発売)で実現。
前編に続き、ふたりにグラビア愛や週プレの思い出などを語ってもらった!
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―おふたりは現役グラドルとして10年以上のキャリアがありますが、ひとつの転機としてヌードの依頼はこないですか?
磯山 作品として撮らせてもらえないかというお話は一度ありました。若い時の記録でもあるし、悩みましたけどお断りしました。
熊田 私は、杉本彩さんが出た映画『花と蛇』シリーズに出ないかって依頼がきましたよ。
磯山 えーっ! ハマってる!
熊田 でも脱ぐのはやっぱり抵抗あるし、TVの番宣でコメントするだけであたふたするのに、映画だなんてと思ってお断りしました(笑)。
―ちょっと見たかった気もしますが…。グラドルは男性からモテるんじゃないかと思いますけど、レジェンドのおふたりはどうですか?
磯山 いやー、まったくですよ。だっていまだ独身ですし(笑)。
熊田 以前、グラビア仲間と飲んでて、一番モテるのはどんな仕事かって話になったんですけど結果は読モになりました。かわいいし、自由に恋愛できるし、あと撮られないでしょ(笑)。
磯山 あとかわいいヘアメイクさんとかね。
―身近なほうがいいと。
熊田 そう。それにグラビアのコは見た目もプライベートとのギャップが激しいですし。ウチの兄も部屋着でスッピンの時の私とグラビアの時の私とはまったく別人だって言うし。普段は気づかれないですよ(笑)。
グラビアの基本はやっぱり水着
―グラビアの世界って裕福で派手なイメージがあるけど、意外とそんなこともないんですかね。
磯山 もちろんお仕事で素敵な思いはたくさんするけど、ファンタジーの世界の住人でいるのは水着の時だけなんで(笑)。
熊田 今はファンと距離が近いから、グラビアのコもさらけ出さないといけないから大変ですよね。お金に関して言えば私も最初は平均初任給の半分ももらえませんでしたね。
磯山 私も大変だったな。茨城から通ってたけど東京までの交通費を払えない時期も長くて。
―先輩として若いグラドルにアドバイスなんてあります?
磯山 奇抜な衣装とか露出の過激さで勝負するコも多いけど、グラビアの基本はやっぱり水着なんで。そこは常に大切にしたほうがいいかなって。
熊田 ネイルでもカラコンでも今は自分でキレイになる術(すべ)がいくらでもあるけど、完璧にしすぎないほうが絶対にいいですよね。小学校の卒アルくらい素朴なコのほうが、ファンが育てたいって思うものですよ。私たちの昔の写真見てくださいって!(笑)
―確かに育てたくなる余地がまだある気が…。同世代のグラビア仲間はみんな現役を離れてますけど、おふたりは何歳まで続けます?
磯山 私は結婚したら自分の中のどこかでプロじゃなくなる気がするからやめると思いますね。
熊田 私は結婚したらやめるかなと思ったんだけど、こうして続けていられるから、居座り続けます!(笑)
磯山 すごいな~。曜ちゃんは居座れる資質があるからね!
―10年後、週プレ60周年になってもまた一緒に出ていただきたいですよ。
熊田 そうですよね。グラビアアイドルって自称ですから。資格もいらないし、免許もいらない。自分の気持ちが続く限りは現役グラビアアイドルなんですよね。
●磯山(いそやま)さやか 1983年10月23日生まれ 茨城県出身 身長155cm B88 W60 H86 ○2000年デビュー。「磯山さやかの旬刊!」(テレビ朝日系)ほかで活躍中。公式ブログ【http://ameblo.jp/sayaka-isoyama】
●熊田曜子(くまだ・ようこ) 1982年5月13日生まれ 岐阜県出身 身長164cn B92 W56 H84 ○2001年デビュー。見事なくびれとHカップバスト、母性を武器に活躍中! Instagram【@kumadayoko】