IT系のOLや読者モデルを経て、42歳にしてアイドル活動を全開にしているのが、かつて“美しすぎる39歳”と絶賛された岩本和子だ。
2015年7月にスマートフォンの自撮りでたったひとりで作り上げたイメージDVDがオリコンデイリーチャートのDVD総合ランキングで1位となり、アマゾンでも女性アイドル部門、趣味・実用部門、ディスクオンデマンド部門のランキングで1位を獲得、たちまち話題に…。
当時、週プレNEWSでもインタビューでピックアップ、過激な妄想っぷりを紹介したが、その彼女が満を持して5月29日になんと初ヘアヌード写真集『神秘』をリリース! 奇跡の肢体と美貌が織りなすエロスと官能の1冊を作り上げたという。
そこで約2年半の歳月を経て、“今、さらに美しすぎる42歳”を直撃した!
-お久しぶりです! 約2年半ぶりですが、最新写真集の発売、おめでとうございます~。前回、インタビューさせていただいた39歳の時は絶対に全裸にはならない、肌の露出は妄想させるぐらいの寸止め感が良いと仰ってましたが…。
岩本 事務所で社長に「フルヌードをやるか?」って言われて、つい、「ハイ!!」って言っちゃったんですよね。
-その軽い感じ、なんですか!?(笑) 以前は強いポリシーを感じましたけど…。
岩本 でもやっぱりヘアヌードの話は嬉しかったですよ。以前は結婚前だったし、乳首を出したら裸になったということなのでそれはやらないでおこうと思っていたんです。つまり、たぶん結婚するんじゃないかと思っていましたし、将来、彼氏ができた時のためにヌードにならないほうがいいと。
でも、気づいちゃったんです。私にはまだまだ脱ぐものがあるって。私はまだ心をさらけ出していない。ヌードになると、後がないよと言われていたけど、逆にまだまだあるじゃんって。すごくワクワクしていますよ。
-んっ? もう結婚には関心がないんですか?
岩本 今、結婚したい気持ちはないですね。ファンの方々とやり取りをしていることがすごい楽しくて。ずっと、みんなの和ちゃんでいたい。
結局、ひとりで生きて、このまま岩本和子を極めていくんだろうなっていう気がします。だから最近はアイドルとか、将来、独身で生きていてもおかしくない職業にどうやって就こうかとそればっかり考えています。
-岩本和子を極めるってのもすごい覚悟ですけど…すでにアイドルなのでは(笑)。結婚はともかく、特定の方ともお付き合いしていないと?
岩本 ここ5年くらい、一度も男性と付き合っていないですね。その代わりに休みなく24時間妄想しています。ずっと入り込んでいる。やましいことは全くなくて、金持ちのおじさんにバッグ買ってもらったり、抱かれたりもしていませんから。つまり、聖女の状態です。清いゆえに、ファンの方々に「妄想だけどもどうぞ抱いてください」と堂々と言える。
-やっぱり、いまだに妄想なんですね! 彼氏を作らず、ファンの方々とのやり取りだけでホントに満足できますか?
岩本 満足できますよ。現実のセックスなんて大したことないというか。想定の範囲内じゃないですか。妄想の世界は果てしない。ファンの方々、何百人と妄想している。だからこそ興奮します。
今、毎日7、8時間かけて、ファンとSNS経由のメールなどで交流していまして、スマホを打ち過ぎて、腱鞘炎になったほどです。鳥取の実家に里帰りした時もずっとやっていました。私はアイドルの行く末として、港区の社長と結婚したいわけじゃない。人の役に立ちたい。ファンを喜ばせたいという気持ちが強いんです。
撮影現場で「濡れるを超えてイキました」
-突然、なんの締りの話ですか(笑)!
岩本 私もかつては特定の人と愛を交わすのが気持ちいいと思っていたんです。でも多くの方にも「和ちゃんとセックスしたら、どんな感じかな?」って妄想してもらい、そういった想いを浴びるのが好きで…自分が高まっていく気がします。セックスしないままで溜め込んでいるほうが楽しい。簡単に手に入らないところがいい。体は使ってないから、締まりとかはすごくいいと思います。
-妄想どころか哲学のような…男の想像力では理解できない領域に達してませんか? ちなみに、ファンの方々とメールでやりとりして、相手が本気になって食事やデートに誘われるとかは…。
岩本 もちろんお誘いはあります。でもそのやり取り以上になると愛が薄まり、互いに傷つくのでごはんには行きません。仮に接近しても、距離感を持ってやりましょうとちゃんと伝えますね。
-一線は超えないようにしているんですね。…写真集の話に戻りますが、なんでまたグラビアでは珍しいドバイで撮影することに?
岩本 昔、すごく行きたい時期があって、それで決めました。やっぱり石油王にアピールして、妻になりたかったんですよね。一夫多妻制なんで、旦那にそんなに時間を割かなくてもいいですよね。それが楽かと思って…。
-「港区の社長と結婚したいわけじゃない。人の役に立ちたい」とか言っておきながら、石油王はありなんですね(笑)。
岩本 今は違いますよ。みんなの和ちゃんですから…。あと、私は鳥取出身なんですけど、鳥取といえば砂丘ってことで。ドバイは砂漠のある都市ですから、そこで撮影してみたいという熱い思いもあったんです。もし、安部公房の小説『砂の女』が映画化されるなら、絶対に主人公を演じたいとも思っています。
-大昔に映画化されてますが、リバイバルも熱望と(笑)。『砂の女』とドバイも特に関係ないですよ!
岩本 あと、ドバイって高層ビルが多かったり、ホテルが美しすぎたり、近未来的というか非現実的な世界じゃないですか。まるでバーチャルリアリティーのようにウソのような街なんですよ。私は現実の世界にはいたくない、夢の世界に籠もっていたいタイプなので、とても快適な環境でしたね。
-撮影で苦労したことはありますか?
岩本 とにかく立ちっぱなしだったので、お腹を引っ込めるのが大変でした。内臓が下垂しているので、疲れると引っ込まないんですよね。だから、お腹が出ている写真もあったりします(笑)
あと、ドバイって、思いのほか寒いんですよね。そのせいで乳首がずっと立ってて、色も濃くなってて。温かいお風呂のシーンではそうでもないのに、正しい色を今、お見せしたいくらいです。
-いえいえ、見せないで大丈夫です(汗)。以前のDVDの撮影時には、監督さんに好き放題され、カメラに犯される自分を妄想したそうですが、今回もエッチな妄想を?
岩本 はい、その場で! 濡れるを超えて、イキましたね。
「処女性が高いので安心安全です」
-現場でイッたんですか!? またカメラマンさんとの情事とか??
岩本 違います。レンズを通じて、ファンの皆さんに見られることを想像すると、この世にこれ以上気持ちいいことはないんですよね。先ほど話しましたが、ファンの「和ちゃんとセックスしたら、どんな感じかな?」っていう想いを妄想し、それを浴びることによる究極のひとりエッチです。相手を必要としないんですよね。そのためには、自惚(うぬぼ)れるほどの美しさが必要ですが…。
-またもや、男の想像力では理解できない領域に達しちゃいました(笑)。
岩本 結局、私を抱いているのは私なんです。自分が美しい自分に欲情しているわけですよ。私以上の男性は現れない。誰も私を超えられない。自分が好きすぎて、自撮りをスマホに1万4千枚も保存していますよ。寝る前に自分の写真を見ながら眠りにつくくらいです。
カワイいし、癒やされる。自分が愛おしいので、自分のことを愛おしく感じる人も愛おしい。だからファンを大事にしています。「和ちゃん、いいよね!」「あー、わかってくれます!」みたいな。私の努力を認めてくれているファンが大好きです。
-美しい自分に欲情するって、とても女性的な感覚なんでしょうかね。初めて聞いた気がします。
岩本 ずっとお人形さんでいたいんですよね。美しさのためだけにあって、汚されたくはないんです。作品として見ていただきたいのですが。だから私は独占されたくないですし、乳首なんて絶対に触られたくないです。触っても10秒以内ぐらいでお願いしたいです。
-10秒以内って…触らせてるじゃないですか(笑)。
岩本 まあ、ちょっとは許しちゃいますが…でも遊びのために引っ張ったりとかはしないでくださいますか!って感じです。美しい自分は自分のためにあるんです。結果的に、私は42歳にしてはかなり処女性が高いのでファンの方は安心安全の私を楽しめますよ!
-なんだか、ゆくゆくはセックスしない●姉妹みたいになりそうですね…。ちなみに、ご家族や知り合いは岩本さんの芸能活動についてどんな反応なんですか?
岩本 母親がフルヌード写真集については激怒していましたが、1冊予約してくれましたね。私が東京で好きなことしているのは、地元の鳥取では母を含めて3人ぐらいしか知らないと思うし、鳥取は真面目な県なので、ヌードになる女性は100年にひとりぐらいの出現率だと思っています。
-最後に、美しい自分に欲情する自分が大好きだということですが、年老いてそれなりの美しさを維持できなくなったらどうするんですか?
岩本 納得できなくなったら、ずっと寝ていたいです。
-またどんな哲学的な答えが返ってくるかと思いきや、ずっと寝ていたいって…怖いでしょ(笑)! 応援し続けてくれるファンがいますから、絶対にしっかり生きてください~!
(取材・文/夏まりも 撮影/西田幸樹 取材撮影/松井秀樹)
■岩本和子(いわもと・かずこ) 1976年2月1日生まれ 鳥取県出身。横浜市立大外国語学部卒の元OL。39歳にして自撮りDVDリリースし、グラビアアイドルに。身長167cm B83 W60 H85 血液型=B型 趣味=自分 特技=美白 〇ファースト写真集『神秘』光文社より発売中! 最新情報はインスタ(@kazuko002001)またはブログ「かずこらいぶ」をご確認ください! https://ameblo.jp/iwamoto-kazuko