グラビアライター・とりと、グラジャパ!スタッフ・金髪りさ。ふたりのグラビア好き女子が、気になるグラビア美女やデジタル写真集について女子目線で語るコラム『グラビア美女画報~女子のためのグラビア講座』

第58回は、ふたりが大興奮せずにいられない、レジェンドグラビアのデジタル写真集についてトーク!

大人の"生々しさ"に大興奮!

金髪 唐突ですがとりさんは、これまで見ていて大興奮したグラビアやデジタル写真集はありますか?

とり そりゃ、もちろんありますよ! 妄想がはかどったり、女のコの気持ちが伝わってきたりすると、つい興奮してたかぶっちゃいますもん。「うおぉー! やばー!」って(笑)。

金髪 そういう興奮なんですね(笑)。

とり 金髪さんは違うんですか?

金髪 もう少しリアルな興奮かな。誤解を恐れずに言うと性的興奮に近い感覚です。

とり えっ、そうなんですね!?

金髪 はい。というのも、私がグラジャパ!スタッフとして編集部で働きはじめた3年前、いろんなデジタル写真集を見させてもらうなかで偶然出会った一冊があって、とてつもなく興奮してしまったんですよ。いまだにそれを超える作品には出会えていないほどです。だから、いつかその作品についてちゃんとお話ししたいなぁと思っていたんですよね。......相澤仁美さんの『AGAIN a.k.aアイザワヒトミ』というデジタル写真集なんですけど。

とり えっ! 相澤さんって、グラビア全盛期の2000年代に"おっぱい番長"の愛称で人気を博した、あの相澤仁美さんですか!?

金髪 そうそう。当時は、バラエティ番組にもたくさん出演されていましたよね。本業のグラビアアイドルとしての活動はあまり詳しくありませんが、子どもの頃、バラエティ番組『ロンハー(ロンドンハーツ)』に出ていたのを何度も見ていたので、元気で明るいイメージが強いかな。

とり 昨年に発売された、芸能事務所プラチナムプロダクション20周年記念・プラチナム号(『週刊プレイボーイ2021年7号』/2021年2月15日号)では、同時期にグラビアアイドルとして活動されていた愛川ゆず季さん、木口亜矢さんとの同窓会対談で、久々に週プレに登場されましたよね。いわば、グラビア界の"レジェンド"。でも、どうしてまた、相澤さんの作品に興奮されたんですか?

金髪 『AGAIN~』は、相澤さんがグラビアに出ずっぱりだった2000年代に撮影された作品ではなく、2018年、36歳になられた相澤さんが久々に週プレに登場された際の撮り下ろしをまとめたデジタル写真集で、とにかくボリュームがスゴいんですよ。なんてったって、277ページもありますからね。

とり 紙の写真集でも140ページくらいが主流なのに、まさかの200ページ越え!

金髪 2018年というと、まだデジタル写真集というコンテンツが出始めて間もない時期。『AGAIN~』は、デジタル写真集だからできる新たな見せ方に挑戦された一冊でもあるんですよね。写真点数が多いとはいっても、構成はシンプルに、一晩で撮りためた濃密な時間が全て時系列で並んでいるだけ。

偶然、学生時代に付き合っていた元カノと渋谷の街で待ち合わせをし、バーで酔っ払ってそのままホテルへ行き、一夜限りの思い出を作ってしまった......、みたいなストーリーが分かりやすく読み取れるので、見ていて世界観に浸りやすいんですよ。

とり もしかして金髪さん。そういう恋愛に憧れがあって、大興奮してしまったんですか!?

金髪 いや。憧れもなければ、私には絶対にあり得ない展開だから期待もないです(笑)。

とり とか言っておきながら......?

金髪 ないない(笑)。

とり 本当かなぁ?

金髪 本当ですよ(きっぱり)! 大興奮したの理由は確かに、シチュエーションにあるけど、私視点だと元カノとの再会=子どもの頃にテレビで見ていたグラビアアイドルとの再会でもあって。テレビでは元気キャラなイメージだったのに、時を経て、オトナな女の顔を知って興奮してしまった感じなんです。

とり おぉ......、何だか生々しいですね(笑)。でも金髪さんは、どちらかというとポップなグラビアがお好きでしたよね?そう思うと、『AGAIN~』はリアリティがありすぎませんか?

金髪 好きなのはポップなグラビアでも、大興奮するグラビアとなると話は別です。生々しい=興奮でもないんですけど、誰の目線で見ればいいかが明確になっているグラビアが好きなんですよ。『AGAIN~』は、誰がどう見ても、久々に相澤さんと再会した男性の視点。視界をそのままスクショしたみたいにリアルだし、相澤さんも、まるでカメラなんてないかのように自然体。

デジタル写真集『AGAIN a.k.aアイザワヒトミ』(撮影/栗山秀作)より デジタル写真集『AGAIN a.k.aアイザワヒトミ』(撮影/栗山秀作)より

とり 金髪さんは男性視点で『AGAIN~』に興奮したってことですか?

金髪 うーん。男性視点と言われればそうなんですけど、説明が難しいなぁ。......ギャルゲーをプレイしているみたいな感じ?

とり ギャルゲーって、男性視点で女のコを落とすゲームですよね?

金髪 そうなんだけど、男性視点を楽しんでいるんじゃなくて、好感度が上がることで女のコの態度が変わっていく過程を見るのが好きなんですよね。酔いがまわるにつれて表情がどんどん甘くなっていく。

とり なるほどなぁ。じゃあ、金髪さんが『AGAIN~』でいちばん興奮したシーンはどこですか?

金髪 ホテルに行く前に、下着屋さんでランジェリーを選んでいるシーンがあるんですよ。バーで酔っ払ったあと、電車を待っているホームでのカットがあって、家に帰るのかと思いきや、そのまま下着屋さんに直行するんですよね。意味、分かりますか? 思いがけない再会から、急遽ホテルに泊まる流れになったんです。それで、一緒に下着を買いに行くって......。男性なら絶対に興奮する瞬間ですよね!? 下着を体にあてている相澤さんもかわいいし、大興奮ですよ!

デジタル写真集『AGAIN a.k.aアイザワヒトミ』(撮影/栗山秀作)より デジタル写真集『AGAIN a.k.aアイザワヒトミ』(撮影/栗山秀作)より

とり ど、どうなんでしょう。っていうか、やっぱり金髪さん、こういうシチュエーションに憧れがあるんじゃないですか?

金髪 いや、ないですって! 仮に私が、いきなりホテルに行くシチュエーションになっても興奮しないですもん。女性視点だと、いろいろ気になることもあるし。

とり まぁ、そうですよね。はぁ。何だか、女子グラ史上最高に生々しいトークをしちゃった気がしますよ......。

金髪 「大興奮」がテーマですからね(笑)。こんなもんでしょ!

感情ほとばしる写真に大興奮!

金髪 逆に、とりさんが大興奮したデジタル写真集は?

とり そうですねぇ。いくつかあるんですけど、せっかくなので、私もレジェンドの作品を紹介させてもらおうかなと思います。写真集のリリースは14冊、DVDは40本超え。テレビドラマやバラエティ番組にも多数出演されたグラビアアイドル・川村ゆきえさんの『Into~2部作~ vol.1 Into th DARK SEA』です!

金髪 おぉ?!

とり 2018年、デビュー15周年・32歳にして2年半ぶりにグラビア復帰。カメラマンの小塚毅之さんと西條彰仁さんが、それぞれ同時期に撮影した2部作のうちの一作です。私が選んだ『DARK SEA』は小塚さんが海で、一方の『Into~2部作~ vol.2 Into the DEEP FOREST』は西條さんが森で撮り下ろした作品となっているんですけど、両作とも、川村さんらしい表情や動きが見られてスゴく良いんですよ。何せ、小塚さんも西條さんも、川村さんがグラビア誌に出まくっていた時期に何度も撮り下ろしを担当されていたそうですから。既に、関係性がしっかりと出来上がっているんですよね。

金髪 その2部作のなかで、どうしてとりさんは『DARK SEA』を?

とり 私の印象だと、川村さんの表現力を存分に引き出している『DEEP FOREST』に対して、『DARK SEA』は、川村さんという人間に対して思い切りこちら側(カメラマン側)の感情をぶつけている違いがあるんですね。どちらも川村さんとカメラマンさんが全力で向き合って撮影された作品ではあるものの、『DARK SEA』は特に、何が起こるか分からない予測不可能さを感じるというか。シチュエーションとか、コンセプトとか、もはや関係ないんです。そこがたまりせんでした。

金髪 具体的にどういうこと?

とり 『DARK SEA』には川村さんの胸やお尻、表情に遠慮なく接近して撮られているカットが連続して出てくるんですよ。それは、カメラマン・小塚さんの特徴でもあるんですけど、距離の近さや寄り方から想像できるふたりの情熱的なセッションに胸を打たれてしまったというか。表現したい何かを超えた先にあるリアルな感情が写った写真そのものにとても興奮してしまったんですよ。

デジタル写真集『Into~2部作~ vol.1 Into the DARK SEA』(撮影/小塚毅之)より デジタル写真集『Into~2部作~ vol.1 Into the DARK SEA』(撮影/小塚毅之)より

金髪 写真そのものに興奮かぁ。私にはあまりない感覚だなぁ。

とり これは持論なんですけど、グラビアって、日頃からイメージを大切にされているタレントさんが唯一自分を開放できる場だと思っているんですね。グラビアとして求められるラインはあっても、基本的には何をしようが自由。むしろ、素直な気持ちで向き合うほど、写真は想像以上に良くなります。現場でのテンションに任せて、普段だったらできないような大胆なポーズをしていたり、崩れた表情を惜しみなく見せてくれていたりすると、やっぱりうれしいし、興奮もします。

金髪 なるほどねぇ。

とり それから『DARK SEA』のなかだと、私はこの衣装を着ているシーンが大好きで。シャツをたくしあげて胸を露わにし、中途半端にズボンを下ろしてお尻を出し、乱れ髪も半開きの口も気にせずにアスファルトの上で寝転がっている......。何だか野生的ですよね。この一連のカットだけで、川村さんが"自分を開放している"とは言い切れないものの、普段だったらできないことを自由にやれる快感みたいなものはあるんじゃないかなぁと思うと、やっぱり興奮します。

デジタル写真集『Into~2部作~ vol.1 Into the DARK SEA』(撮影/小塚毅之)より デジタル写真集『Into~2部作~ vol.1 Into the DARK SEA』(撮影/小塚毅之)より

金髪 普段できないことを堂々とやっている姿に共鳴しているのかもね。私は、どういうコンセプトのグラビアなの!? って思っちゃったけど(笑)。

とり ......と、いろいろ話しておきながら、正直なところ、私はグラビアアイドルとしての川村さんの活躍をリアルタイムではあまり知りません。でも、『DEEP FOREST』含めた『Into~2部作~』を見るうちに、だんだん川村さん自身のことが気になってきたので、この機会に、川村さんが出られていた過去の週プレをざっと見返してみたんですよ。

金髪 おぉ~、どうでした?

とり グラビアの総登場回数はなんと33回。そのなかには、撮影中のオフショットをまとめた特集が何回か組まれていて、撮影の裏話なんかも書かれていたんですね。それらを読んでいると、グラビアアイドルとして人気があるのはもちろんのこと、素直でおちゃめで頑張り屋さんな性格が現場のスタッフさんから愛されていたのを感じました。どんなに過酷な現場でも、明るい笑顔で楽しい雰囲気に変えてくれる人なんだなぁって。

金髪 デビュー15周年のタイミングで『Into~2部作~』の企画があったのも、川村さんの愛されキャラゆえだったのかもしれませんね。

とり はい。それを踏まえて『Into~2部作~』、特に例の一連のカットを見ると、川村さんにとってグラビアの現場は、自分らしく素直でいられる居心地の良い場所なんだろうなぁと思いましたね。野生的に自分を開放できるのは、きっとそのためなんだろうなって。

金髪 なるほどね。シチュエーションに興奮する私と、写真に興奮するとりさん。「大興奮」をテーマにグラビアを語ってみても、感じ方に違いがありましたね。

とり でも、お互いにレジェンドの作品に興奮してるって面白くないですか?グラビアは、時代を超えて読者を楽しませる。写真の持つ力を改めて知れたことに、また興奮してきましたよ!

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★相澤仁美のグラジャパ!プロフィール

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