グラビアライター・とりと、グラジャパ!スタッフ・金髪りさ。ふたりのグラビア好き女子が、気になるグラビア美女やデジタル写真集について女子目線で語るコラム『グラビア美女画報~女子のためのグラビア講座』。第75回は、奇跡のグラマラスボディを持つ桜井木穂(さくらい・きほ)が無類の散歩好きだと思う理由とは!?
努力で掴んだ新年バニー表紙
金髪 キュートでバニーな「ハネルガールズ」! 発売からしばらく経ったけど、新年一発目の『ヤンジャン』の表紙、ステキでしたよねぇ。とりさん、見ました?
とり もちろん見ましたよ! 個性豊かなバニーガールのコスプレをした8人の美女がめでたく集合した華やかな表紙。このバニーグラビアは、デジタル写真集としてもリリースされていましたよね。
金髪 そうそう! 中でも私は、大好きでずっと応援していた桜井木穂ちゃんが8人のうちのひとりに選ばれていたのが嬉しくて。だって、「グラジャパ!アワード2022」で賞を受賞した雪平莉左さん、村島未悠さん、いけちゃんと並んでいるんだよ? スゴくない!?
とり おぉー、確かに!
金髪 他にも、ヤンジャン主催の「ギャルコン2021」準グランプリの美澄衿依ちゃん、「制コレ22」グランプリの蓬莱舞ちゃんらがいる中で、グラビアアイドル枠として選出されたのが木穂ちゃんなんです。スゴいよねー。それに見てよ、このバニー姿! ちょー、カワイイでしょ?
とり うん、かわいいです! 一緒にピョンピョン飛び跳ねたくかわいさですね。
金髪 と、飛び跳ねたくなるかどうかは分からないけど......(笑)。
とり それはさておき金髪さんは、ずっと昔から桜井さんに注目されていたんですよね。何がきっかけで?
金髪 木穂ちゃんがまだデビューしたばかりの頃だから、3年前くらいかな? SNSでかわいい女のコを探している時に、たまたま写真を見て「なんてかわいいコなんだ!」ってひと目惚れしちゃったんです。
とり さすが! 目をつけるのが早いなぁ。
金髪 その頃の私は頻繁にいろんな撮影会に通っていたので、撮影会で木穂ちゃんに会っていて。今よりも体型がむっちりとしていて、キリッとした表情で写ることが多かった印象だったから「もっと笑ったら、絶対もっとかわいいのに!」と、もどかしく感じたのを覚えています。
とり へぇー。
金髪 でも、ある時期から本格的にダイエットを始められて、週プレ初登場時(2021年7月5日発売『週刊プレイボーイ』29号)にはマイナス10kgを達成! スタイルが良くなったことに加えて、本誌の扉とデジタル写真集の表紙で笑顔を見せていたのに、かなりグッときたんですよね。
とり ダイエットで結果を出し、週プレの撮り下ろしが決まり、自信がついたからこその笑顔でしょうか。めちゃくちゃかわいいですね!
金髪 それで、週プレ初登場を果たした後に、週プレ公式YouTubeチャンネルで公開中の「バカレシピ! 作ってみた!!」に出てくれて。まさに、その時のインタビューで「むっちりしていた頃は頬の肉が気になって、自分の笑顔が苦手だった」けど、デジタル写真集の表紙に笑顔のカットが使われたり、現場でカメラマンさんからたくさん笑顔を求められたりしたことで、「自分の笑顔が気にならなくなりました」とおっしゃっていたんですよね。
とり ほうほう、何だかいい話だなぁ。
金髪 しかも、大幅に体を絞ったというのにバストは大きいままなんです! 昨年2月の本誌に、マヂカルラブリー・野田クリスタルさんが発案したクリスタルジムとのコラボ企画が掲載されていて、2ヶ月間のトレーニングの末、グラビアアイドルのぱつこさん、桜田茉央さんとともに撮り下ろされたグラビアがあるんですけど、このカットを見てください。腹筋はキュッと引き締まっているのに、バストはふんわり柔らかそう。もうね、引き締まり方とむっちり感のバランスが最強なんですよねー!!
とり 確かに魅力的なスタイルですけど、金髪さん、興奮しすぎですよッ!
金髪 おっと、失礼しました(笑)。とにかく私がこの場を借りて言いたいのは、新年一発目の『ヤンジャン』で表紙メンバーに選ばれたのは、木穂ちゃんが自らの努力で掴んだ"夢"なんです。そういう頑張り屋さんな一面があると知っている分、私自身のよろこびも倍増だったってわけですね。
頑張り屋さんで散歩好き!?
とり かくいう私も、桜井さんの頑張り屋さんなところ、大好きです。というのも、個人的な「こういう人は信頼できる」という条件のひとつに「散歩好き」がありまして。
金髪 あぁ~。とりさん、散歩好きだよねぇ。前に「(週プレ編集部のある)神保町から新宿駅まで歩こう(約5.4km)」と言われたときはビックリしましたよ。丁重にお断りしたけど(笑)、私は意味もなく歩くのが好きじゃないから、あまり共感できないなぁ。
とり 5kmなんて、さほど大した距離じゃないですよ! まぁ強要はしませんが(笑)、おっしゃる通り、散歩って非効率的な行為ではあると思います。数百円払えば電車で数十分のうちに移動できる距離に、何時間もかけるんですから。
金髪 そーだよねぇ?
とり ただ、その無意味な時間を積極的に楽しめる人は思慮深いイメージがあるというか。豊かだなぁって思うんですよね。私自身、何でも難しく考え込んでしまいがちな性格なので、どうしても、考えすぎを豊かさに変えられる人に信頼を寄せてしまうんです。
金髪 なるほど。とりさんらしい意見だね。で、散歩と桜井さんの頑張り屋さんなところに、どんな関係があるの?
とり 桜井さんがマイナス10kgのダイエットに成功したとき、毎日15~20kmのウォーキングを続けていたみたいなんです。時間にして1日4時間です。ジムへ通うのがいちばん手っ取り早いだろうに、わざわざ歩く選択をするなんて。「お金を節約したくて」とか、いろんな理由が考えられるにせよ、根気強さがうかがえますよねぇ。
金髪 おぉー、毎日はスゴいね! 厳密にいうと、ダイエット目的なんだから、とりさんの言う「散歩」とはニュアンスが違う気もするけど(笑)。
とり 私も最初はそう思いました。でも、週プレ本誌のインタビューで「ウォーキングをしていると気持ちが前向きになるんですよね。私、メンタルが激弱なので(苦笑)」と語られていたので、あながち間違いでもないような気がします。「定期的に散歩をしないと本調子が出ないよなー」って、みょうに共感しましたから。うん。きっと桜井さんは、無類の散歩好きですよ! 絶対!!
金髪 いや、どっちなのよ! ま、頑張り屋さんには違いないんだろうけどね(笑)。
とり ......と、本当は桜井さんのグラビアの話をしたいのですが、なかなか本題に移れないので先に好きなカットを紹介しちゃいます(笑)。ジャーン。週プレ二度目の撮り下ろしをまとめたデジタル写真集『日常と誘惑』に収録されている一枚です。狭くて薄暗い部屋で影に覆われる中、遠くに見つけた小さな光を逃さないよう、ジィッと目を離さずにいるような力強い瞳が印象的です。何というか、引き込まれますよね。
金髪 確かに、目力に注目しちゃう一枚だね。
とり このデジタル写真集の特徴は、全体的にアンニュイな表情が見られるのに、不思議とどの瞳も前向きな光を捉えているような気がするところ。あくまでも私の妄想ですけど、頑張り屋さんで散歩好きな(思慮深い)桜井さんは、影の中で光を見出せる人なんですよね。逆に言えば、光の中ですら影に目を落としてしまう人でもあるんですけど。
金髪 えーっと、光? 影?
とり 例えば、先ほどと同じインタビューで、桜井さんは「ありがたいことに今年はたくさんのグラビアに出させてもらったんですが、私にしてはできすぎていますし、そろそろ限界なんじゃないか」と状況に見合わない不安を口にされていて。まさに、光(良い状況)の中で影(ネガティブ)を見よう(感じよう)としているんですよね。繊細なのかな。もっと調子に乗って良い場面のはずなのに、どこか不安が勝るのか、反射的に興奮を抑えては、調子に乗り切れない性格なんだと思ったんですよね。
金髪 無茶ぶりかもしれないけど、そう思えたグラビアのカットとかある?
とり 『日常と誘惑』の最後の方に収録されているこのカットですね。ブラインドの光と影に肌を染め、満足そうにニッコリ微笑んでいます。光の中で影を見たり、影の中で光を見ようとしたり。ポジティブにもネガティブにも反応してしまう過敏さは時に厄介ですが、光と影を繊細に捉えられるのが私なんだと、繊細さを肯定的に映したカットのようにも見えてきますよ。
金髪 あはは、めちゃくちゃ深い妄想だね(笑)。
とり 勝手に共感しながら話してしまいましたが、自分のネガティブな部分をうまくプラスに変換して、誰かを笑顔にできたら強いですよね。この先もネガティブな思考に悩まされることがあるかもしれないけど、桜井さんには、繊細に感じ取った光と影を活かして、豊かな表現を見せてほしいなと思います。そして私は散歩好きとして、桜井さんに負けじと1日20km歩かなきゃ!
金髪 歩きすぎでしょ!
金髪りさ
1992年生まれ、兵庫県出身。
元週プレ酒場店員で200人を超えるグラドルを担当した。
趣味/ホラー映画鑑賞
Twitterアカウント【@sutekiend】
とり
1997年生まれ、兵庫県出身。
妄想を得意とするグラビアライター。
趣味/散歩、レコード収集
Twitterアカウント【@seikatsu_tori 】
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