セカンド写真集『moment』(撮影/東京祐)セカンド写真集『moment』(撮影/東京祐)

グラビアライター・とりと、グラジャパ!スタッフ・金髪りさ。ふたりのグラビア好き女子が、気になるグラビア美女やデジタル写真集について女子目線で語るコラム『グラビア美女画報~女子のためのグラビア講座』。第79回は、菊地姫奈さんと再び女子トーク(前編)「もうこれ以上●●は大きくならないで!」

■胸、急激に大きくなりましたよね?

とり 今回は、前にもこの「グラビア美女画報」に遊びに来てくれた菊地姫奈さんをお迎えする女子トーク第2弾です。先日、2月14日にセカンド写真集『moment』が発売されたんですよね。早速ですが、おめでとうございます!

菊地 ありがとうございます。高校生ラストの写真集ということで、制服を着たカットをたくさん収録していただきました。自分でもお気に入りの一冊です。

金髪 デビューしたときは高校1年生だったのに、もう卒業なのかー。時の流れは早いなぁ。

とり 制服以外にも、おしゃれでかわいい衣装をたくさん着られていますよね。例えば、このロックテイストな衣装とか。

セカンド写真集『moment』(撮影/東京祐)セカンド写真集『moment』(撮影/東京祐)

菊地 意外ですよね。かわいいけど、自分では絶対に選ばない衣装だなって思いました。編集さんには「この衣装は靴下がかわいいんだよね」と言われた記憶があります。

金髪 靴下以外にもかわいい要素はたくさんありますけどね!? まぁ、写真集ならではの衣装だよね。なかなか誌面の撮り下ろしとして載せるには、エッジが効いているというか。そういうカットがたくさん見られるのも、本作の見どころかもしれないね。

菊地 ふふふっ、ありがとうございます。

とり 野球をやっているシーンもありましたけど。実際、ご経験は?

セカンド写真集『moment』(撮影/東京祐)セカンド写真集『moment』(撮影/東京祐)


菊地
 お兄ちゃんと弟が少年野球をやっていたので、お付き合いでたまにキャッチボールをするくらいですかね。

金髪 お付き合いって! 兄弟でしょ!

菊地 あっ、そうなんですけど(笑)。

金髪 まぁ、しゃあなしに(笑)。大人ですねー、姫奈ちゃんは。

とり それにしても、かなり体型が仕上がっている印象を受けました。結構、体づくりは頑張られたんですか?

菊地 いいえ、まったく! 正直なところ、普段から筋トレもほとんどしません。食事制限をするにしても、低カロリーなものを食べるんじゃなく、高カロリーでも、食べたいものを数回に分けて食べるとか。そういう感じですね。

金髪 それでこの体型はスゴいよ。顔も小さいし、胸も大きいし、脚も長いし。バランスが綺麗すぎます。最初に見たとき、「嘘やろ!?」って思っちゃいました(笑)。

セカンド写真集『moment』(撮影/東京祐)セカンド写真集『moment』(撮影/東京祐)

とり ......胸、急激に大きくなりましたよね?

菊地 なりました(笑)。自分では気が付かなかったんですけど、あるとき、スタイリストさんに「あれっ? なんかデカくなってない!?」って言われて。

金髪 そんな気づき方だったんですね(笑)。

菊地 あまり自分の体をまじまじと見る機会もないじゃないですか。実際、そのとき撮ってもらった写真を見ると「確かに、大きくなったなぁー」って。

金髪 成長痛とかなかったんですか? 子どもの頃、ぐんぐん背が伸びる時期に膝が痛んだりするじゃん。胸もあるのかなーって。

菊地 なかったと思います。......胸にも成長痛ってあるんですか?

金髪 私は急激に胸が大きくなったことがないから分からないけど(笑)。

とり 胸が大きくなるっていうのは、菊地さん的に嬉しいことなんですか?

菊地 うーん、どっちもどっちですね。グラビアでは武器になるけど、サイズの合う水着が限られてしまう分、スタイリストさんに迷惑をかけちゃうし。

それに私服では、韓国系のピタッとしたお洋服を着ることが多くて。胸の主張がない方がカッコよく着こなせるので「もうこれ以上、大きくならないで! 小さくなって!」と願いたくなる瞬間もあるのが本音です(笑)。

とり って、胸の話をアレコレすみません! というのもですね、客観的には、グラビアを通して、高校1年生から3年生までの成長録を見させていただいた感覚があって。その中で、表現力もさることながら、分かりやすく体型に変化が見られるのって、スゴく貴重で面白いことだと思ったんですよね。

菊地 確かに、赤ちゃんでもないのに、こんなふうに成長過程を撮ってもらえるなんて、なかなかないですよね。しかも高校生っていう特別な時間を写真に残してもらえて。グラビアを続けてきて良かったなーって思います。

金髪 私も、続けてくれて本当に嬉しいよ!

菊地 それこそグラビアを始めたばかりの頃は、自分のルックスに自信がなくて。撮影中、カメラマンさんが「いま、こんなふうに撮れているよ」ってモニターを見せてくれるときも「見たくない! 見せないで!」と心の中で思っていたほどでした。自分が掲載された雑誌を見返すのも、あまり気が乗らなかったですね。

金髪 姫奈ちゃんにもそういう時期があったんだね。

菊地 でも、そこで私が自分を「かわいくない」と思ってしまうのは、カメラマンさんやメイクさんの技術を否定するのと同じじゃないですか。カメラマンさんは、最高の1枚を撮りにきてくださっているわけだし、メイクさんは、そのためにかわいく仕上げて現場に送り出してくれるんだから、もっと自信に溢れる気持ちで撮影に臨まなきゃなって。それに気付いてからは、どんどんグラビアが楽しくなってきたんですよね。

とり 立派な考え方! そう思えるようになったのはいつ頃なんですか?

菊地 あー、でもわりと最初のうちから思っていましたね。誰から言われるでもなく。

とり ヒョエー! 大人ですねぇ。私なんて、高校生のときは特に周りが見えていなかったですよ。

金髪 姫奈ちゃんはね、しっかり者なんですよ。本当に(しみじみ)。

■「美味しい食べ物を恵んでください!」

金髪 実は私、昨年、姫奈ちゃんの撮り下ろし現場に同席させていただく機会があって。そのときのグラビアがこちらなんですけど、全編白ホリのスタジオでの撮影だったんですよね。もうね、スゴかったよ!

2022年12月5日発売『週刊プレイボーイ51号』(撮影/YUJI TAKEUCHI〔BALLPARK〕)より2022年12月5日発売『週刊プレイボーイ51号』(撮影/YUJI TAKEUCHI〔BALLPARK〕)より

とり おぉー! 具体的に何がスゴかったんです?

金髪 何もないスタジオにもかかわらず、ありとあらゆるポージングをスムーズに披露していて、どのカットもめちゃくちゃカッコ良かったんです。改めて「プロだなぁ」と感じました。

オーラとかヤバかったからね。簡単にはお近づきになれない感じ。普段の高校生らしい姫奈ちゃんとは、また違った姫奈ちゃんに会わせてもらえたような現場でしたね。

菊地 えへへ、ありがとうございます。私もお気に入りのグラビアなので、褒めていただけて嬉しいです。

金髪 しかも、ファッション系のカメラマンさんとの撮影だったんですよね。どんな仕上がりになるか撮影前からワクワクしていましたけど、想像を遥かに超えてきましたよ。うん、本当に素晴らしいグラビアでした。

とり 何もないスタジオでの表情やポージングは、自分の引き出しから作っていかなきゃいけないですよね。菊地さんは何からインスピレーションを受けることが多いですか?

菊地 イラストですね。主によく見ているのはアニメの描き下ろしなんですけど。ンフフ! やっぱり綺麗なイラストって、一枚の絵の中でバランスよく手足を収めるように描(えが)かれているんですよ。

そういう"絵"としての見せ方は、二次元も三次元も変わらないかなって。手の位置から足の位置、体の角度、顔の向きなど、どうしたら綺麗に収まるかを考えながら撮影していますね。

とり なるほど。実際、鏡の前で「こんなふうにしたら綺麗かな」みたいな練習もされるんですか?

菊地 したことないですね。全部、感覚です。

とり スゴいなぁ。私は不器用なタイプなので、感覚じゃ絶対にできない気がする。

金髪 3年間、グラビアを続けてきた積み重ねもあるよね。実際、撮影に対する意識が変わったターニングポイントとかあったんですか?

菊地 具体的なタイミングは分からないですけど、続けていく中で、グラビアの奥深さを理解していったような気がします。最初の頃は、表現なんてこれっぽっちも考えていなかったですもん。

とり ときにリゾートに行くこともありますけど、それでもやっぱりグラビアは、記念写真とは違いますもんね。

菊地 はい。ロケーションや水着に合わせて、自分らしい表情を出していかなきゃならない。グラビアって、ただ撮ってもらうだけじゃないんですよね。その魅せ方も、100あったら......、えっと、何て言いたかったんだっけ(笑)。

金髪 100人いたら100通りあるもんね(笑)。

菊地 そうそう! そうなんです。

菊地姫奈

とり 今までで、いちばんキツかった撮影は?

菊地 えー、いっぱいあります(笑)! そもそも私、ロケが得意じゃなくて。海に行くのは大好きなんですけど、体力がない方なので、一日中外にいると夜にはくたくたになっちゃうんです。

とり それは結構大変ですね。一日中ロケで撮影も多いでしょうし。

菊地 あと私、温泉やプールなど、水辺が苦手なんです。ちょっとした潔癖症で......。

金髪 これまた、グラビアでよく登場するシチュエーションじゃないですか!

菊地 そうなんです。だからわりと、表情に出ないようにしながら我慢して撮影していることも多いです。「ウゥー!」って。

とり あはは。逆に、どういう撮影だとテンション上がります?

菊地 食べ物が出てくるときですね(即答)。

金髪 姫奈ちゃんって、何かを食べているグラビアが多いもんね。って、この話、前回の女子トークでもしたような?

とり みんな、食べ物が出てくるとご機嫌になると分かって出してくれているんじゃないですか(笑)?

菊地 ハッ! そうなのかも。すみませーん(笑)。でも、これからも美味しい食べ物を恵んでくださると嬉しいです!!

金髪 そんなのすぐ買ってくるんで、なんでも言ってください!!!

菊地姫奈

■菊地姫奈(Hina KIKUCHI)
2004年10月19日生まれ 茨城県出身 身長160㎝
○『ミスマガジン2020』で「ミス週刊少年マガジン」を受賞。現在はグラビアのみならず、女優としても活躍中。
公式Twitter【@k_hina_1019】
公式Instagram【@hina_k_1019】

『moment』 撮影/東京祐 価格/3300円(税込) 高校卒業を控える菊地姫奈さんのラスト制服を収めたセカンド写真集です。沖縄を中心とした南国で、綺麗な海をバックに撮影。愛嬌たっぷりもぐもぐシーンから、18歳らしい大人な一面まで。今の菊地さんの魅力がありありと詰まっております。普段のグラビアでは着ないようなおしゃれな衣装が多いのも見どころ。青春の香りが漂う最高の瞬間を、たっぷりとお楽しみください!『moment』 撮影/東京祐 価格/3300円(税込) 高校卒業を控える菊地姫奈さんのラスト制服を収めたセカンド写真集です。沖縄を中心とした南国で、綺麗な海をバックに撮影。愛嬌たっぷりもぐもぐシーンから、18歳らしい大人な一面まで。今の菊地さんの魅力がありありと詰まっております。普段のグラビアでは着ないようなおしゃれな衣装が多いのも見どころ。青春の香りが漂う最高の瞬間を、たっぷりとお楽しみください!

★菊地姫奈のグラジャパ!プロフィール

『グラビア美女画報~女子のためのグラビア講座』
【週プレ プラス!】+コラムと『週プレNEWS』にて毎週土曜配信
https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus