「NEWたけし城」第二の城・城主「バイブス高めのゴージャス姫」渡辺直美さん「NEWたけし城」第二の城・城主「バイブス高めのゴージャス姫」渡辺直美さん

あの伝説的なバラエティ番組『風雲!たけし城』がパワーアップして令和に復活! そこで、令和版&昭和版出演陣に見どころや思い出を直撃!

まずは令和版から、城主としてたけし城を守る渡辺直美さん。スタジオでのリアクター目線、そして実際に最終決戦を戦って感じた現場のテンションとは? 壮大で豪華なセットに、スタッフも出演者もブチ上げ!?【『風雲!たけし城』が帰ってきた!①】

■スタッフもドヤ顔の大規模なセット

――昭和版『たけし城』に対して、どんなイメージを持っていましたか?

渡辺 実は、世代的にリアルタイムでは見れてないんです。それでも何度も番組名は耳にしていたし、多くのスタッフさんから「ゲーム性のあるバラエティ番組は『たけし城』から変わった」と聞いていたので、レジェンド的な番組ってイメージが強いですね。

――今回、令和版に参加されての感想は?

渡辺 そんなすごい番組で第二の城の城主をやらせてもらえるなんて信じられなかったので、不思議な感じでした。私は参加者の皆さんが戦ってる映像を見てリアクションする役割が大半で、視聴者に近い立場だったんですけど、マジで息できないぐらい笑いました。

思ったのは『たけし城』って理不尽なルールが多いから、そもそものルールで炎上したらおもろいなって(笑)。今の視聴者の方って正義感が強いから「ズルくない?」ってなりそうだけど、だからこそ逆に新たな伝説をつくる予感がしましたね。

最新版のたけし城の城壁にはLEDが! 左側には巨大なロボットアーム!?最新版のたけし城の城壁にはLEDが! 左側には巨大なロボットアーム!?

――初めてセットを見たときはどう感じました?

渡辺 とにかく大規模だし、ゲーム以外のちょっとしたスペースにもセットが細かく組み込まれてて、本当に遊園地みたいだなって思いました。スタッフさんが皆、目バッキバキのドヤ顔で「見てください! これ、すごくないすか? 今の時代に見ないっすよね!?」って(笑)。

(昨年夏の)炎天下の収録で、スタッフさんも参加者も全員テンションが高かったので、「この雰囲気についていけるかな」って心配だったんですけど、終わる頃には私も「ありがしたぁ~!」みたいな(笑)。現場にいると、皆テンションが上がっちゃう。それぐらいすごいセットでした。

城主のビートたけしさんを筆頭に、渡辺直美さん、バナナマンの設楽統さんと日村勇紀さん、くりぃむしちゅーの上田晋也さん、市川猿之助さんがたけし軍に参戦し、谷隼人さんと木村昴さん率いる総勢300人以上の攻撃軍を迎え撃つ!城主のビートたけしさんを筆頭に、渡辺直美さん、バナナマンの設楽統さんと日村勇紀さん、くりぃむしちゅーの上田晋也さん、市川猿之助さんがたけし軍に参戦し、谷隼人さんと木村昴さん率いる総勢300人以上の攻撃軍を迎え撃つ!

――直美さん演じる"バイブス高めのゴージャス姫"は台本の段階で用意されていたんですか?

渡辺 最初の打ち合わせの段階では「見た目がすごい派手なのに妄想癖もある姫」っていうよくわかんないキャラ設定だったんですよ。それで「ちょっとキャラが込み合ってるから、ノリとしてはギャルっぽくいきましょうか」と提案して、普段の私の感じにぶっ飛んでるギャルのキャラを交ぜながらやろうってなったんです。

その後、城中のスタジオ収録と最終決戦を別日に撮ったんですけど、ここだけの話、最後までキャラが定まりませんでした(笑)。収録中、大先輩のバナナマンさんに「姫ぇ~!」とか言っていただいても、ずっと「私、誰?」みたいな(笑)。

「『たけし城』復活の噂は聞いていましたが、まさか自分が城主に選ばれるとは思いませんでした。ほかの城主メンバーもいかついじゃないですか(笑)」と話す渡辺さん「『たけし城』復活の噂は聞いていましたが、まさか自分が城主に選ばれるとは思いませんでした。ほかの城主メンバーもいかついじゃないですか(笑)」と話す渡辺さん

第一の城の「チェーンソーをぶん回す狂気の城主」を務めたくりぃむしちゅー上田(晋也)さんは番組の往年のファン第一の城の「チェーンソーをぶん回す狂気の城主」を務めたくりぃむしちゅー上田(晋也)さんは番組の往年のファン

――(笑)。順序としては、城中の撮影が先ですか?

渡辺 それが逆なんですよ。キャラが定まってない状態で夏に最終決戦のゲームに参加して、冬にリアクターとして全体の映像を見てる。見比べてみるとだいぶテンションが違うと思います(笑)。

――最後に、ご自身のシーンの見どころを教えてください。

渡辺 やっぱり最終決戦ですね。そこまで残った挑戦者の皆さんはいろんな山を越えてやって来てるから、「負けないぞ!」って勢いにあふれているし。

でも実は、一方の私たちはリハなしのぶっつけ本番だったんですよ。目バッキバキのスタッフさんから「これをこうやってください。じゃ本番いきま~す!」って言われて即スタートみたいな。めっちゃ難しいゲームなのに。

「え、え? ごめんなさい。私どのボタンを押せば......」ってアタフタしちゃって。しかも、普通なら私たちが絶対に勝つルールだから、「勝って番組を成立させなきゃ」ってプレッシャーもすごくて。私、緊張で身震いしましたもん。

ふと見たら家臣役のバナナマンの日村(勇紀)さんも「どうしよう、緊張してきた~」とか言って震えてたし(笑)。たけし軍側はそれぐらいのプレッシャーの中で臨んでますので、ぜひそのガチ感を楽しんでもらえたらと思います。

今回、新たに追加されたゲームの「ブロックブロック」。ほかにも、突破が難しい新ゲームが多数登場!今回、新たに追加されたゲームの「ブロックブロック」。ほかにも、突破が難しい新ゲームが多数登場!

★『たけし城』昭和版ド世代芸人・春日俊彰が明かす印象に残る舞台裏【『風雲!たけし城』が帰ってきた!②】

●渡辺直美(わたなべ・なおみ)
1987年台湾生まれ、茨城県育ち。ピン芸人として、テレビやラジオ、舞台、CMなど幅広く活躍。現在は活動拠点を米ニューヨークに移している

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