AV業界を代表するアイコニックな存在ながら、セクシー女優の枠を超え、さまざまな舞台へと活躍の場を広げていったキラ星のような女性たち。日々、多くのスターが生まれる世界で次なるアイコンとなるのはいったい誰だ?
そんな「ネクストアイコン」な女優たちを撮り下ろし写真とインタビュー記事で紹介していく連続企画。第3回はアイドルのようなルックスからは想像できない意外なキャラクターも魅力的な宮下玲奈が登場!(後編)
■「いまだに絶頂がよくわからない」
――前編の記事で、「AVに出るのが恥ずかしくはなくなった」と話していましたが、プライベートと撮影のセックスを比べたら、どっちが気持ちいいとかはありますか?
宮下 まったくないですね。
――あ、そうなんですね。
宮下 内容がどうとかじゃなくて、気持ちがあるかないかだと思います。そっちのほうが重要。
――とはいえ、いまだに絶頂がよくわからないとか。
宮下 わかんないです。
――じゃあ、そもそもAVのセックスが気持ちいいかどうかも別に気にしていない?
宮下 なんか、「ただの行為」みたいな(笑)。
――ただの行為(笑)。得意なプレイとか出てきました?
宮下 あそこを締めるのは得意なので、締めて相手の反応を見るのが好きですね。
――ちょっとSっ気が出てきたんですね。
――やってみたいプレイは?
宮下 うーん、イチャイチャ系が感情入りやすいから好きかもしれない。
――ほんとプレイ自体にはこだわりがないんですね。
宮下 ないんですよね。
――たしかオナニーもほとんどしないとか。
宮下 オナニー、しないですね。性欲が薄いんですよ。食欲と睡眠欲が勝っちゃいます。
――三大欲求の中だと。なら、休日は寝てばかり?
■「目の前に裸でいたら勃つだろ」
――東京に来てからハマったことはありますか?
宮下 あ、毎月ホテルのアフタヌーンティーに行きます。
――そういえば、よくSNSに写真を投稿していますよね。
宮下 友だちがああいうの好きで、付き合っていたら定期的に行くようになりました。
――あと宮下さんといえば、好きな食べ物は「ゆで卵」っていうのが......。
宮下 あれはウソっていうか、誤解なんですよ。
――「現場にあったらうれしい食べ物」ってくらいなんですよね。別の取材では「ホヤ」と答えていました。
宮下 こっちは本当です。蒸しホヤが好きです。最近も実家から送ってもらいました。
――その年齢でホヤ好きは珍しいですよね。やはり育った土地柄ですか?
宮下 そうですね。だから、ホヤが好きって言ったら出身地がバレてしまって。Wikipediaにも書かれちゃいました。
――では、あらためて一番好きな食べ物はホヤに変更で?
宮下 いや、お寿司かな。マグロのお寿司が一番です。
――お寿司といえば、SNSにお寿司の写真と一緒に、「自分のカネで食う寿司は最高だぜ」って投稿していたのがすごく印象的でした。
宮下 ああ、なんか炎上しましたね(笑)。
――でも、間違ったことを言っているわけじゃないですよね。自分で稼いだカネを好きなものに使うことの何が悪いのかっていう。
宮下 だから、いろいろ言われたのはムカつきましたね。
――SNSでけっこう反論しますよね。「宮下では勃たない」と言われたアンチにも反論していました。
宮下 「何言ってんだ、目の前に裸でいたら勃つだろ」って言いました(笑)。カチンと来ちゃうんですよ。整形していないのに、「整形だろ」とかもよく言われますし。
■「エゴサで病むとかは全然ない」
――もしかしてエゴサするタイプですか?
宮下 します。暇なんで。
――平気ですか?
宮下 え、全然平気です。
――それで病むコは多いじゃないですか。
宮下 エゴサよりも、同業のかわいいコを見たほうが病みますよ(笑)。
――しかも、出演作のレビューも読むんですよね?
宮下 何を求められているかを知りたいんですよ。それで何かを直すってわけじゃないですけど。
――自分を向上させるとかではないけど、視聴者に何を言われているのかは把握しておきたい?
宮下 そうですね、そういう感じかもしれない。
――ほかの女優さんのAVは観ますか?
――そもそもセクシー女優という職業を意識したのはいつ頃でした?
宮下 中学生かな。明日花キララさんとか三上悠亜さんとか見て、すっごいキラキラしているじゃないですか。「もしかして、みんなが思うような怪しい業界じゃないのかな?」ってなりました。
――しかも、そういった女優さんたちが恵比寿マスカッツなどでアイドルとしても活動していた頃だったし。
宮下 アイドルと変わらないように見えましたね。
――宮下さんはアイドル志望だったことも有名ですが、ファンとしては誰推しだったんですか?
宮下 AKB48なら、小嶋陽菜さんとか篠田麻里子さんとか。スタイルが良くて身長の高い人が好きで。
――憧れの人もそういった方々?
宮下 憧れの......そういうわけではないかな。
――なら、憧れの人は?
宮下 え、自分。
――すごい答え!
■「おばけよりも虫が怖い」
――デビュー当時のインタビューでは、「演技がうまくなりたい」と答えていましたが、自分では上達していると感じますか?
宮下 自分ではあんまり向いてないのかなって思うんですけど、最近、ちょっと褒められるようになりましたね。だから、演技も案外いけるよって(笑)。
――お話を聞いていると、現場で緊張しなさそうですよね。
宮下 まったく緊張しないです。
――AVだけじゃなく、テレビとかも緊張しない?
宮下 テレビも座っているだけだから。緊張したのって、デビュー作くらいかもしれないです。一回脱いだら何も怖いものはない(笑)。あ、虫は怖いです。おばけよりも虫が怖い。
――もし家に出たら?
●宮下玲奈(みやした・れな)
2002年7月15日生まれ 宮城県出身 身長162 cm
〇2022年4月にムーディーズ専属女優としてデビュー。デビュー作はムーディーズから2022年にリリースした作品の中で最大のヒット作となった。月刊FANZAが発表した「このAV女優がすごい!2022夏」では新人編3位を獲得
公式X(旧Twitter)【@rena_miyashita】
公式Instagram【@rena__miyashita】