AV業界を代表するアイコニックな存在ながら、セクシー女優の枠を超え、さまざまな舞台へと活躍の場を広げていったキラ星のような女性たち。日々、多くのスターが生まれる世界で次なるアイコンとなるのはいったい誰だ?

そんな「ネクストアイコン」な女優たちを撮り下ろし写真とインタビュー記事で紹介していく連続企画。第3回は2022年4月のデビュー時から人気を集めている宮下玲奈が登場!(前編)

■「衝撃的だったプレイは......」

――デビューから1年半が経ちましたが、撮影は楽しいですか?

宮下 楽しんでいます。スタッフさんは優しいし、チヤホヤしてくださるし(笑)。

――恥ずかしさは?

宮下 デビューのときはありましたけど、今はあんまり。ただ、恥ずかしさを出す演技をしないと(作品が)売れないから。

――ちょっと恥ずかしいフリもしていると。出演作を自分で観ることはあります?

宮下 一回もないです。

――出るのは平気だけど、観るのは恥ずかしいとか?

宮下 AVだけじゃなく、テレビに出たときも観ないですもん。なんか、変な気持ちになります。そういうのに今まで自分はいなかったわけじゃないですか。

――つい最近までメディアは出るものじゃなく観るものだったわけですよね。

宮下 だから、そこに自分が「ポン!」って出ているのは変な感じがします。

――じゃあ、芸能人になったみたいな自覚もない?

宮下 ないです。素ですね。そのまんまです。

――仕事とプライベートの切り替えも?

宮下 それもあんまりなくて。

――でも、プライベートのセックスと仕事では違うんじゃないですか?

宮下 それもまあ、私はそこまで過激な作品はないですし。普通の内容ばかりじゃないですか?

――デビューしてから、「こんなプレイもあるんだ」って驚いたことは?

宮下 衝撃的だったのは、駅弁。「なんだこれは」って。意味わかんない。「これのどこがいいんだろう?」って思っています(笑)。

――とはいえ、抵抗があるわけじゃない?

宮下 やれって言われるから、「じゃあ、とりあえずやっとくかあ」みたいな(笑)。

■アイドル志望からセクシー女優に

――もともとはアイドル志望だったんですよね。でも、実際に話を聞いてみたりして、「違うな」となったとか。

宮下 稼ぎが......ね?

――人気が出るまでは大変ですからね。

宮下 それに東京って家賃が高いじゃないですか。上京してまともに暮らせて、しかも表に出られる仕事となったら、これしかないなって。

――アイドルという夢は地元にいた頃から明かしていたんですか?

宮下 隠していました。

――ということは、上京したと思ったら、いきなりセクシー女優になっていたわけですよね。

宮下 そうです。もう、みんなびっくり(笑)。

――地元の友だちの反応は?

宮下 女のコからは「応援してるよ」って言われます。男からの連絡は、ワンチャンやれると思っているやつばっかりですね。全部無視(笑)。

――今でもアイドルはやってみたい?

宮下 やりたいです。(マネージャーを見て)頼むよ!

――その場合はソロデビューになるんでしょうか?

宮下 グループがいいです。端っこのほうでこっそりやっていたい。

――アイドルにはなりたいけど、注目されたいわけじゃないんですね(笑)。こういうアイドルになりたいみたいなイメージはあります?

宮下 やっぱ、ふわふわっとしたやつが。

――王道の可愛い系というか。

宮下 でも、やらせてもらえるなら何でもやります。

■「振り回されるのは仕方ない(笑)」

――恋愛観についてもお聞かせください! どんな男性がタイプですか?

宮下 見た目とかよりは才能に惹かれるタイプです。

――例えば?

宮下 やっぱりバンドマンとかは憧れちゃいますよね。

――どんなところに憧れるんですか?

宮下 普段は普通の人みたいな感じでも、楽器を持つとめちゃくちゃかっこよくなるじゃないですか。そこが好きです。

――過去にバンドマンの彼氏がいたことは?

宮下 ないです。欲しい(笑)。

――そういう人って遊んでいるイメージがあるじゃないですか。自分が振り回されるのは仕方ないって感じですか?

宮下 うーん......仕方ない(笑)。

――過去の恋愛では振り回される側でした?

宮下 断れないタイプだったから、昔は振り回されていましたねえ。押しに弱かったんです。今は違うんですけど。

――歴代の彼氏は何人くらい?

宮下 そんなにいないです。2人かな。

――断れないタイプっていうから、もっと多いかと。

宮下 結局、自分が耐えられなくなるんです。

――そもそも好きで付き合ったわけじゃないし。

宮下 告られた勢いで、「まあいっか」って感じでした。

――恋愛よりもやりたいことがあったとか?

宮下 多分、あんまり興味がなかったのかな。

■AVに抵抗はまったくなかった

――たしか、高校のときはバイトの日々だったんですよね。

宮下 めっちゃしてました。中学は陸上部だったんですけど、高校はバイトするために帰宅部みたいな感じで。牛丼屋、ラーメン屋、アパレル......いろいろやりましたね。コンカフェでもやっていました。

――どれが一番楽しかったですか?

宮下 アパレルかな。コンカフェも楽しかったですね。

――アイドル志望だったわけじゃないですか。上京したときもコンカフェ店員からそっちの道へ、みたいなルートは考えなかったんですか?

宮下 東京のコンカフェでも働いたんですよ。ほんの一瞬ですけど。

――じゃあ、すぐAVデビューで。

宮下 今はセクシー女優もアイドル化しているから、ほんと抵抗がなくて。

――普通にアイドルを目指すよりは、こっちのほうが注目されるのも早いかなって?

宮下 はい。それで「ポン!」って出ちゃいました。

――いつまでセクシー女優をやっていたいですか?

宮下 え、なんか占いが好きで、よく行くんですけど。

――はい。

宮下 結婚は30歳か32歳がベストって言われたから、そのくらいまでかなって(笑)。

――じゃあ20代のうちに有名になって、アイドルもできたら一番いい?

宮下 うん。どんどん歳を取っちゃうから、早くやりたいですね。

●宮下玲奈(みやした・れな)
2002年7月15日生まれ 宮城県出身 身長162 cm
〇2022年4月にムーディーズ専属女優としてデビュー。デビュー作はムーディーズから2022年にリリースした作品の中で最大のヒット作となった。月刊FANZAが発表した「このAV女優がすごい!2022夏」では新人編3位を獲得
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