呂布カルマRyoff Karma
1983年1月7日生まれ、兵庫県出身。名古屋市在住。JET CITY PEOPLE代表。ラッパーとして活躍する一方、グラビアディガー、コメンテーターとしても異彩を放つ。
公式X(旧Twitter)【@Yakamashiwa】
ラッパーとしてはもとより、グラビアディガー、テレビのコメンテーターなど、多岐にわたって異彩を放っている呂布(りょふ)カルマ。『週刊プレイボーイ』の連載コラム「呂布カルマのフリースタイル人生論」では「グラビア愛」について語った。
* * *
★今週のひと言「伝説を築く菊地姫奈に感謝しながら語るグラビア愛遍歴」
現在41歳の俺は週プレ読者のどの層に刺さってんのか知りもしないが、この話は同年代からちょっと上ぐらいなら懐かしさで、最近緩くなったチ○コに若干血の巡りを感じてもらえるかもしれない。断言しておくが、グラビアで抜くことは推奨しない。
大学進学とともに伊達(だて)で週プレを毎週購読し始めた俺の目を最初に奪ったのは佐藤和沙さん。
まだ若く、当時から大人気だった上戸彩さんを肉感的に進化させたような......特に腰回りの充実が素晴らしい一枚の写真がきっかけだった。
今ほどインターネットで簡単にグラビアがディグできる時代ではなかったので、その後は彼女のグラビアが掲載される雑誌を買いあさった。初心を忘れないために、そのきっかけの一枚だけは今でも俺の携帯にデータとして残っている。
そしてそのうちに、佐藤和沙と同時に掲載されたほかのグラドルたちからもクリティカルヒットを食らい出して、もともとアイドルや女優といった女性芸能人になんの興味もなかった俺の「好きな有名人枠」は、すぐに当時活躍していたグラドルたちでいっぱいになった。
松本さゆき、愛衣、川村ゆきえ、次原かな、そして極めつきに篠崎愛の登場である。
その頃はグラドルではないアイドルグループの人気メンバーやモデルなんかが表紙や巻頭グラビアを席巻するような、いわゆる"グラドル冬の時代"だったと思うが、そんな中でも篠崎愛さんは突出していた。
14歳でのグラビアデビューには俺も戸惑ったが、堂々とファンであると公言できる年になる頃には、もう誰も手の届かない高みに立っていた。
そこからしばらくは篠崎愛一強時代が続いたが、その下にも中村静香、片岡沙耶、和地つかさ、紺野栞、青山ひかるらが次々と台頭していった。
特に青山ひかるさんは、俺の中で篠崎愛が殿堂入りを果たした後の希望であり、去年デビュー10周年を迎え、30歳になった今でも俺を魅了し続けている。
そして現在、俺の中のランキング1位に君臨するのは、篠崎愛と同じく堂々とファンだと公言するのもはばかられる15歳のときにグラビアデビューし、一気にシーンの最前線に躍り出て、すでにグラビア女王にまで上り詰めた感がある菊地姫奈だ。
俺は「ミスマガジン2020」でミス週刊マガジンに彼女が選ばれたときから2年間の"隠れ菊地リシタン期"を経て、ちゃんとファンと公言できるようになった頃には、片っ端から雑誌の表紙を飾り、そのどれもがバカ売れしてしまうという想定以上の大活躍ぶりを見せていた。
去年一年、さまざまなメディアでグラビアについて語った際、いったい何度菊地姫奈さんの名前を口にしたことか。
ビジュアルで勝負しているグラドルの魅力を言葉で説明することほど、やぼで不毛なことはない。特にここ週プレにおいては、去年4度も表紙を飾り、「グラジャパ!AWARD2023」でも文句なしのグランプリに輝いた彼女を、俺がいまさら紹介するまでもあるまい。
週プレのインタビューでも答えたが、文字どおり「伝説をリアルタイムで目撃している」感覚だ。
グラビアで一時代を築き、すでに女優やモデルにも挑戦している彼女が、かつてのレジェンドと同様に重心がグラビアから移動していくのは時間の問題だろう。
今はワンカットワンカットに感謝しつつ、その伝説に立ち会えている幸運に感謝するしかないのだ。
1983年1月7日生まれ、兵庫県出身。名古屋市在住。JET CITY PEOPLE代表。ラッパーとして活躍する一方、グラビアディガー、コメンテーターとしても異彩を放つ。
公式X(旧Twitter)【@Yakamashiwa】