『週刊プレイボーイ』に登場する美女たちに記念すべき「初グラビア」の思い出を語ってもらう『初グラビア物語~My First Gravure Story~』。今回は『王様のブランチ』でリポーターとして活躍する冴木柚葉(さえき・ゆずは)さんの後編。
冴木さんは2019年、冴木さんは初グラビアを『週刊プレイボーイ』2023年1.2合併号で披露し、大きな反響を呼び、デジタル写真集もグラジャパ!月間ランキングで1位を獲得するなど大ヒット。「グラジャパ!アワード2023」では最優秀新人賞にも選ばれている。
現在は女優業をメインに、枠にとらわれることなく幅広く活動している冴木さん。前回に引き続き初グラビアに関するエピソードから、グラビアへの想いまでを熱く語っていただきました!
ーー前回に続いて、週刊プレイボーイの初グラビア(2023年1.2合併号)のお話をもう少し聞かせてください。撮影前にダイエットなどボディメイクはされましたか?
冴木 家で動画を参考に筋トレして、食事制限をして、あとジムにも通いました。後で写真を見た時は、もう少し絞ってよかったかなと思ったけど、私が好きな女のコのスタイルは、思わず触りたくなるような柔らかいイメージ。ひとまず十分だったと思います。
ーー万全の状態で撮影に臨んだんですね。さて撮影が終わり、掲載誌が発売されました。ご自身で買いに行かれました?
冴木 もちろん! マネージャーさんから一冊いただけるって話でしたけど、いち早く見たいし、やっぱり自分で買いたいじゃないですか! 発売日にコンビニへ行って、手に入れました(笑)。見つけた時はすごく嬉しかったな~。
――その冴木さんの初グラビアは読者から大反響でした。特に同時発売されたデジタル写真集も月間売り上げが1位。早速、2回目の撮り下ろしが決まり、その上、表紙も決定しました(2023年16.17合併号「エモーショナルガールフレンド」/4月3日発売)。
冴木 いやー、グラビアに挑戦した時、いつか表紙に出られたらいいななんて思っていたんですけど、まさかそんなにも早く実現するなんて! 話を聞いた時はびっくりしましたよ。さらにSNSのフォロワー数もあっという間に倍になり、いろんな方々から「よかったです」「もっと見たいです」なんて声をたくさんいただいて。いままでの人生でそんな風に優しい声をかけていただいたのは初めてだったので、めちゃくちゃ感激しました。
ーーその2回目、そして3回目(2023年49号「ボクの恋煩い」/11月20日発売)と再三にわたる登場では、その都度、新しい姿を見せてくれました。
冴木 どちらも大好きなグラビアですね。2回目はタイトルの「エモーショナルガールフレンド」の通り、「彼女」というより「女友達」に近いイメージ。素の自分に近い気がします。3回目はちょうど24歳になったタイミングでの撮影で、「大人」の自分を表現しました。その時点で、週プレさん以外にもグラビアは撮っていましたけど、この3回目の時はそれらを含めたすべての撮影で最も緊張したグラビアだったかもしれません。
ーー緊張した?
冴木 はい。だって「大人」がテーマですよ~。ずっと「フレッシュ」とか「明るい」とか、割と等身大のイメージの撮影ばかりだったのに、その時は全然違う。一体何をどうすればいいのか考え込んでしまって。それに、やる以上はみんなに「おーっ!」って言わせたいじゃないですか(笑)。手当たり次第にいろんな方のグラビアを集めて、研究しました。撮影前、体型作りに努めることはありますけど、表情やポージングでそんな風に考えたことは、それまで一度もなかったですね。
ーー実際に仕上がりを見た時はどう思ったんですか?
冴木 ま、それなりにできたかなって(笑)。特にグレーの水着のカットは気に入っていますね。表情はいいし、じゅうたんの背景もすごくかっこいいし。あと黒い水着を初めて着たんですけど、それもお気に入りです。随分と大人っぽい雰囲気があってちょっと自分じゃないみたいです。
ーー冴木さんはグラビアの現場にはどんな意識で臨むんですか?
冴木 「ただの私」という意識ですね。女優のお仕事は役を演じること、ブランチなどのリポーターは伝えること。グラビアはそのどちらとも違って、自分自身を見ていただくことだと思うんです。なので誌面を手に取られた時、「へー、このコ、こういうキャラなんだな」って伝わればいいなと思って、カメラに向き合っています。
ーー先ほどの3回目も含め、冴木さんのグラビアでは笑顔がものすごく華やかですよね。笑顔はこう見せようという意識はあります?
冴木 笑顔はほぼ素のままですね。そもそもグラビアをやるようになって、性格が明るくなりました! それがそのまま出ているんじゃないかな。
ーー明るくなった?
冴木 はい。水着姿のまま、現場でスタッフさんと接していると心の中の壁がなくなるんですよ。肌を出して開放的になるからですかね。そうしたらいつのまにか、別の現場でも明るい感じでいられるようになって。誰かの顔色を伺うようなことはなくなったし、常に伸び伸びできるし。常に自分でいられるようになった気がします。グラビアに「ありがとう!」と言いたいです(笑)。
ーーなんとも嬉しいお言葉ですね。一方で、映像や舞台など、女優として役を演じる上で、グラビアは役に立っていますか?
冴木 何より普段から自然体でいられることが増えました。だから演じている時も、お芝居をしてるって意識はなく、役と自分をうまくリンクさせて自分の言葉として話せるようになった気がします。もちろんまだまだですけど、女優としてのお仕事にはいい影響を及ぼしてくれていると思います。
ーーこれはみなさんに聞いていますが、初グラビアを見返しますか?
冴木 します。特にグラビアのお仕事が決まった時は絶対に。せっかく新たに撮り下ろすのに、同じに見られるのはイヤですからね。過去のグラビアをすべて見返した上で、ひとつでも新しい何かを表現できるようにと思っています。
ーー最後に冴木さんにとってグラビアとは?
冴木 「癒しの場」みたいなものかなぁ。グラビアって、自分の中ですべて楽しいんですよ。撮影されるのも、スタッフさんとのやりとりも、おいしいご飯も全部楽しいし、それこそグラビアのお仕事が決まると聞いただけでワクワクするし、写真があがってチェックするのも楽しい。
しかもその写真は自分の想像を超えていいものばかりで、グラビアの中の自分が、どんな自分よりも可愛いし(笑)。だからどんな大変な仕事があったとしても、グラビアのことを考えれば頑張れる。自分にとって癒しみたいな場ですね。
ーー本当に嬉しそうというか。それにしても冴木さんが事務所に入る際、グラビアをNGにしていたなんて想像つかないですね。
冴木 私自身、驚きです(笑)。そういえば、グラビアで大切に思っていることがもうひとつあるんです。グラビア=男性が見るものであるというのは大前提ですけど、女のコたちにも楽しんでもらえるものをもっとやれたらって。
私自身、カワイくてキレイなグラビアと出会ったことで、たくさんポジティブなものをいただきましたから。グラビアの素晴らしさを特に女性に向けて発信して、よりたくさんの人たちと一緒に楽しんでいければ。これからも期待していただきたいです。
【前編→『王様のブランチ』の人気リポーター冴木柚葉が語る初グラビアの記憶「え!? こんなに人がいる前で水着に!? ヤバい、ヤバい、ヤバい!」って(笑)」】
●冴木柚葉(さえき・ゆずは)
1999年10月17日生まれ 東京都出身 身長163㎝ 血液型=O型
◯TBS系『王様のブランチ』レギュラーリポーターやドラマ、CM、MVに出演するなど女優業を中心に幅広く活躍中。『冴木柚葉2024年カレンダー』が11月25日(土)発売予定。
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