YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』で芸人たちを攻めまくるドSの"罵倒ナース"役として注目されている立野沙紀。女優やタレントとして活動中の彼女が9月9日(月)、自身初のデジタル写真集『不機嫌な彼女』をリリースした。
デジタル写真集は「不機嫌な彼女」をテーマに撮影し、一緒に過ごす時間の中でだんだんと変化していく女心を表現した彼女感たっぷりの一冊。さらに、「週プレ グラジャパ!」限定版では、カメラに向かって苛立ちをぶつける「オリジナル罵倒動画」も付いてくる。
週プレNEWSでは、撮影後の立野さんにインタビュー。グラビア撮影秘話や罵倒キャラの反響、今後の目標などを語ってもらった。
* * *
――2020年に本誌にて初グラビア、約3年ぶりに週プレのグラビアに登場です。意外にも今回が初めてのデジタル写真集なんですね。
立野 芸歴7年になるんですけど、デジタルでも紙でも写真集を出したことがなかったんですよ。初めてのグラビアも週プレさんだったので、オファーをいただけてうれしかったです!
――久しぶりのグラビア撮影はいかがでしたか?
立野 今までにない衣装や撮り方に挑戦できて、すごく新鮮でした。以前は爽やかで甘めな雰囲気で撮っていただくことが多かったんですけど、今回の黒いレースのランジェリーに網タイツのような攻めた衣装は初めてで。カメラに向かって罵倒しながら撮ったのも面白かったです(笑)。
――本物の罵倒を見せていただきました。YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』の大型企画「罵倒村」で"罵倒ナース"役を務め、その後もスピンオフ企画「罵倒脱毛サロン」に出演しています。
立野 YouTubeが公開された5月~6月は、事務所を退所してフリーで活動を始めたばかりのタイミングだったので、また新たな活動をスタートするきっかけになりました。自分の中でも片手に入るくらい大好きな役ですし、佐久間さんや芸人さんなどいろいろな方々のおかげで確立できたキャラだなと思います。
――写真集は不機嫌がテーマだったので笑顔カットは少なめでしたが、現場ではずっと笑っていて。普段から罵倒キャラなんですか?
立野 普段、友達といるときは変なこと言ってみんなを笑わせたいタイプというか、ふざけてばかりいますね。実家でもコロッケさんがやるティラノサウルスのモノマネをしながら自分の部屋に戻っていくとか、変なことばかりするコでした(笑)。笑いのツボが浅くて、すぐ笑っちゃうんですよ。
――YouTubeの撮影では笑うのを我慢して?
立野 笑いを堪えていましたし、笑いそうになったら背中を向けて(笑)。「罵倒村」は緊張感があって集中できたんですけど、予想外のことが起こるともうダメですね。「罵倒脱毛サロン」は芸人さんと2人の空間なので我慢できない瞬間がめちゃくちゃ多くて、"笑いそうになったら罵倒をキメるしかない!"って思いでやっていました。
――バラエティの現場なので、きっちり台本があるわけじゃないですよね。
立野 そうですね。ちゃんぴおんずの大崎さん(日本一おもしろい大崎)の顔や反応が面白すぎたり、しんいちさん(お見送り芸人しんいち)さんから変なお願いをされたり、生の舞台なので何が起こるかわからないんです。
――今の時代、芸人さんたちの裸をこんなに見ている女性ってなかなかいないですよ。
立野 いや、本当にそうですよ! めちゃくちゃ見えているというか、見ざるを得ない状況なので(笑)。家族でさえ、あんな姿見たことないですよ!
――これまで2作品ある「罵倒脱毛サロン」って今後も続くんですか?
立野 いや、どうなんですかね? また機会があるなら、私はどこまでも罵倒していきたいですけど(笑)。なんなら、罵倒しながら全芸人さんの脱毛をしたいなって思います!
――9月14日(土)からは番組企画の罵倒カフェ「OMOKENASHI」が期間限定でオープン。店長として6日間も出勤します!
立野 それこそ生の現場なので何が起こるかわからないので、楽しみですね。自分もお客さんとして行ってみたいです!
――これだけ話題になると、やっぱり「罵倒してください」とか言われることありますか?
立野 多いです。インスタの質問コーナーを月1でやっているんですけど、「明日試合なので罵倒しながら応援してもらっていいですか?」とか「なんでもいいのでざっくり罵倒してください」とかお願いされるので、「いや、情報もないのに罵倒してこいなんて言ってんじゃねーよ!」とか返して。不定期で出演させていただいているABEMA『ミッドナイト競輪』でも罵倒を求められますし、罵倒系のお仕事がちょこちょこ増えています(笑)。
――今年は事務所を辞めて、5月からフリーで活動中。思い切った選択ですね。
立野 今年の11月に30歳を迎えるので、節目の年なんですよ。22歳から芸能活動を始めたんですけど、30歳になる年になったら自分の人生を1回見つめ直そうと思っていて。事務所にいるとお仕事はいただけますけど、細かい打ち合わせや請求書は人任せで言われたことをやるだけだったので、お仕事の仕組みを全然理解してないなと。そんな自分を成長させるためには、ひとりでやっていく選択もあるんじゃないかと思って決めました。
――今後はどんなお仕事をやっていきたいですか?
立野 今あるお仕事を維持しつつ、お芝居もやっていきたいです。もう2年くらい舞台に立っていないので、また戻れたらいいなと思います。舞台や映像のお仕事をやりつつ、バラエティ番組にも出たいですね。ドッキリなどで仕掛け人役を何度かやったことがあるんですけど、仕掛けられる側は一度もないんですよ。どんなリアクションをするか自分もわからないので、仕掛けられることも目標です!
●立野沙紀(Saki TATENO)
1994年11月13日生まれ 東京都出身 身長=154cm
2017年から女優活動を始め、テレビや舞台などで活躍。YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』に度々出演し、罵倒ナース役で話題に。東京・渋谷に期間限定でオープンする罵倒カフェ「OMOKENASHI」に、9月14日(土)・15日(日)・19日(木)・21日(土)の終日、9月22日(日)・23日(月・祝)の16:00~21:00に出勤予定!
公式X【@tateno_saki1113】
公式Instagram【@tateno_saki_official】