昨秋、大好評を博した本誌プロデュース「童貞コン」がさらにパワーアップして再び開催!

昨年秋、大好評を博した『週刊プレイボーイ』本誌プロデュースの「童貞コン」がまさかの再び!

今回は、女性と話すのが苦手な男子のために「メール」で会話できるシステムを導入。草食男子を飛び越えて、まったく女子との交流を持たない「絶食男子」が増えているという昨今、果たして結果は?

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■大人気「童貞コン」が帰ってきた!

「彼女いない歴=実年齢男子」の街コンとして、大好評を博した本誌連載コラム「婚活廃人」プロデュースの「童貞コン」。再開催を希望する声が多かったため、早くも2回目を迎えることに!

今回は匿名でコメントをつぶやけるiPhoneアプリ『Rumor』を秘密兵器として導入。「お酒が入るまでは恥ずかしくて女性と話せない」といった男子も、携帯を通じて会場の女子たちと交流できるというわけだ。

今回、本誌から参加したのはセキネ(左・38 歳・素人童貞)とオブチ(右から2人目・26 歳・真性童貞)のふたり

オブチ「ついにリベンジ&童貞卒業の日が来ましたね」

本誌を代表する真性童貞・オブチ(26歳)と素人童貞セキネ(38歳)の2名が、会場を訪れると…そこにはすでに30名の童貞が集結。

セキネ「童貞ってこんなにいるんだね……」

いや、だがこんなものじゃなかった! なんと今回、実は男性のキャンセル待ちが150名以上も!

参加者たちには、ここに来れなかった童貞たちの思いを背負って戦ってほしい…ということで、早速、彼らに意気込みを聞いてみると。

第1回に続き、2度目の参加という男性(29歳)は「前回は女性を前に緊張してしまい、童貞ネタで笑いをとれず大後悔したので、今回は序盤からガンガンぶっこんでいきたいです!」

また、別の男性は「40歳になってしまったので、そろそろ勝負の時だと思い…」

20代から40代まで幅広い年齢が集まった。さらに、「今日のために服を全部新しく購入しました!!」と、この日のために並々ならぬ準備をしてきた者も! 男性陣の気合いについては心配無用なようだ。

オブチ「しかし、本当に童貞か疑わしいイケメンも交ざっているんすよね…」

童貞の救世主『Rumor』

確かに、かなりのイケメンもちらほら。果たして、彼らはどんな動きをするのか?

一方の女性参加者は…なんと、こちらも前回以上に美女率が上がっている! 彼女たちの目的は一体? 直接聞いても答えづらいと思われるため、早速Rumorを活用!

童貞コンで実際に匿名投稿された内容。面と向かっては絶対に聞けないことも、メールではOK。これを見て童貞たちのテンションもかなり上がっていた!!

「童貞の良いところは?」と質問してみたところ…。すぐに匿名の回答が寄せられてきた! 読んでみると、「自分も初めてなので」「一緒にドキドキできそう」といった“自分も恋愛経験が少ない派”と「教育のしがいがある」「自分色に染められる」「伸びしろたくさん!」といった“リードしてあげたい派”の2タイプが主な参加者であることがわかった。どちらにせよ、童貞たちからすれば人生最大のチャンスであることは間違いなし! だが…。

オブチ「なんか恥ずかしいっすね」

無理もない。男性陣は、目の前で女性たちがスマホに向かって自分たち“童貞”のイメージを書き込んでいる…という不思議な状況にやや戸惑っていたのだった。

■匿名投稿が童貞に勇気を!

いよいよ“直接交流”タイムがスタート! だが、やはり立ち上がりは静か。

オブチ「あの……おいくつですか?」

アラサー女性「いきなり、それ聞く!?」

オブチ「すみません……」

席によっては、こんな厳しいお姉さんを相手にしなければならないことにもなる。そんな中、2回連続参加の男性が積極的にリーダーシップをとり始めた!

男性「まずは自己紹介でもしませんか!? まずは僕から…32歳、独身、童貞です!」

すると、このテーブルは会場内一番の盛り上がりに。相変わらず童貞ではあるようだが、彼の成長っぷりに本誌スタッフも感動…!

その後、酒が入るにつれて、どのテーブルもにぎやかに。何度か席替えをしたタイミングを見計り、再度Rumorにて「今後ふたりで会いたい人の特徴は?」と質問してみると。「紫の服の女性」「目の前に座っている人」などの回答が続々投稿され、会場のドキドキ感がアップ。そして、セキネにも奇跡が起こる!

セキネ「『チェックのシャツの男性がタイプ♪』って…俺しかいないよ!! 投稿したの一体、誰なの!?」

メールでの会話アシストのおかげか、最終的には普段の街コンと変わらない盛り上がりに! 絶食男子も本当は女子を食べたい!?

童貞卒業の日がついに?

だが、匿名なのがRumorの面白いところ。セキネ同様、参加者は皆、もどかしそうな様子ではありつつも「もしかしたら俺のことかも…」という自信に変え、積極的にアプローチできるというメリットもあったようだ。

ところで。童貞か疑わしいイケメンたちはどうなった?

オブチ「あいつら、やっぱり童貞でしたわ。僕がテーブルの会話回してたんすけど、トイレに立って戻ってきたらお通夜状態。ぜ~んぜん女子としゃべれないんす!」

イケメンだけに会場を荒らすのではと心配されたが、意外にも目を見て女子と話せなかった! 世間でウワサになっている「絶食男子」は本当にいるんだなぁと感心。

こうして楽しい3時間はあっという間に終わった…が、まだ交流が足りないと感じた男女30名で2次会を開くことが決定(このグループとは別にふたりだけで消えていった強者も出現!)。

セキネ「童貞に乾杯!!」

というかけ声で始まった2次会はすぐに下ネタの嵐に。

男性A「いつかバックでエッチするのが夢なんです!」

女性「でも、それじゃチューできないよ?」

男性A「…………なるほど」

男性B「僕は今年に入ってからオナ禁してます」

オブチ「甘いです。僕なんか3ヵ月オナ禁してました」

意外にも引く女性はおらず、童貞の飲み会とは思えぬ異様に卑猥(ひわい)な会が延々と続いたのであった…。この様子なら、童貞コン参加者のRumorに「童貞卒業しました」と書き込まれる日も近い?

(取材/黄 孟志)

お酒もいい感じに入って、かなり盛り上がった2次会でのひとこま。おそらく生まれて初めての「あーん」