クルマオタクの星、スバルの富士重工業が2017年に迎える創業100周年を機に、社名そのものを「スバル」に変えるという。
それを記念して、ひと足先に週プレは1世紀にわたるスバル史に名を轟かせる名車を完全紹介! 【Part1】【Part2】に続き、これでスバルがまるわかり!!
●スバリスト憧れのスペシャル軽トラ
赤帽サンバー(Akabo SAMBAR)1961-2012年 運送協同組合組織「赤帽」にスバルが供給する専用車。エンジンには赤いヘッドカバーがつく。スバルが軽生産から撤退した今、ダイハツ製に切り替わりつつある
●スバルがついにつくりあげたSUV
FORESTER(初代フォレスター)1997-2002年 スバル初のSUV。見た目はワゴン風だし、舗装路でも速いが、地上高や悪路性能がやけに本格派なのはスバル的。最新型は北米でバカ売れ中
●史上最も過激な究極のSTi
IMPREZA 22B STi(インプレッサ22B STi)1998年 数ある「STi」で最も過激で究極のカリスマ。当時のワークスカー同様の2ドアワイドボディに歴代最強の2.2ℓエンジン、足回りや駆動系も本物。限定400台が2日で完売!
●スバル名義の欧州ミニバン
TRAVIQ(トラヴィック)2001-04年 独オペル・ザフィーラのスバル版。ミニバンを持たないスバルが当時資本関係にあったGMの供給を受けて販売。絶妙なレア感で根強いファンがいる
●歴代レガシィで最もイケメン!?
LEGACY TOURING WAGON(4代目レガシィツーリングワゴン)2003-09年 新型ごとに議論を呼ぶレガシィだが、この4代目がカッコも走りも最もアツいとの評。次の5代目は一気に大型化して、日本より北米でヒット
まだまだあるスバルの名車たち!
●“てんとう虫”の再来?
R1 2005-10年 アルファロメオから引き抜いたチーフデザイナー在籍時代につくられた。軽枠よりボディが短い小粋な軽スペシャリティで、専門家筋では高評価も、1世代で終わった
●君はこのスバルを知っているか?
TRIBECA(トライベッカ)2005-14年 1世代で終わったスバルの大型SUV。R1同様のウインググリルが特徴。北米で生産され、欧州や豪州にも輸出されたが、日本では売られずじまい
●ちょっと遅かった自社製ミニバン
EXIGA(エクシーガ)2008-15年 満を持して販売した初の自社開発ミニバンだが、出たときにはミニバンブームもすでに下火。現在はSUVの「クロスオーバー7」に衣替えして延命中
●4WDじゃないスポーツモデル
BRZ 2012- トヨタと共同開発という名目だが、設計や生産など実作業はトヨタ版の86も含めてスバル担当。BRZは最初のP-1以来にして、スバルとしては史上初の市販FR車でもある
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