セカンドストリートは期間限定で買取金額の20%アップキャンペーンも展開。公式サイトなどを要チェック

年末といえば大掃除の季節! だけど、「今年こそは!」と思っても、面倒だし寒いし、早くも挫折しそうになっている人も多いのでは? 

そこで【ゲームソフト・ゲーム機】に続き、不用品処分の方法をモノ別に大研究! できるだけ簡単でお得な手放し方とは?

CMでおなじみの『ブランディア』など、ブランド品の買取サービスは充実。でも、安い服の処分はどうすればいい?

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衣料品を処分する方法として王道なのはオークション。モノによっては高値がつく可能性もあるが、撮影や採寸など、細かな手間が最大の欠点。もちろん、これらの作業が苦にならなければいいが、もっと楽な方法はないだろうか。

「オークションに出すのが面倒という人は『ブランディア』などのブランド買取サービスがオススメ。システムも簡略化されていて、ブランドの査定もしっかりしています」

こう指南するのは『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(ワニブックス)の著者、佐々木典士(ふみお)さん。『ブランディア』のシステムを簡単に説明すると、まず公式サイトから申し込み、段ボールなどの“宅配キット”を送ってもらう。その中に売りたい衣料品を詰めて発送すれば、あとはメールで査定結果を待つだけ。買取額が不満なら返却も可能だ。

しかし、『ブランディア』の欠点は、ファストファッション系の服に値段がつかないこと(一部人気コラボ品を除く)。実際、ブランド品ではなく、“持っているのは、そのへんで買った普通の服ばかり”という人も多いはず。

でも、例えば「ユニクロ」なら、系列ブランド「GU」を含むほぼ全店舗に「衣料回収BOX」が設置されており、不要となったユニクロとGUの服を入れると、服の支援を必要とするアフリカへ届けてくれるのだ。どうせ処分するならこちらを利用したほうが気分はいい。

ユニクロにある衣料回収ボックス

不用品を処分するいちばんオススメの方法は?

さらに、北欧系ファストファッションの「H&M」でも全店舗で古着回収BOXが設置されている。こちらはなんとH&M以外でもどんな衣料品でも引き取り可能! 適当な袋に衣料品を詰め、店員さんに渡せば、「500円割引クーポン」と引き換えてくれる。

H&Mの500円割引クーポンは当日から利用できる

本誌ライターも試してみたが、ユニクロの袋に詰めたにもかかわらず、イヤな顔ひとつせず引き取ってくれ、中身も確認せずクーポンをくれた。回収したモノは、古着として使えるモノは別の衣料店などに売り、使えないモノは自動車の断熱材などにリサイクルして別の会社に売るそうだ。

この流れで考えると一番オススメなのはまず『ブランディア』などの買取サービスで査定し、値段がつくモノは売る。値段がつかないモノはユニクロ系かH&Mで回収してもらい、リサイクルに役立てる。これがオトク度も社会貢献という面でもよさそうだ。

一方、「手間をかけず大量の衣料品を一気に処分したい」という人も当然いるはず。例えば、H&Mは一日に持ち込める量が2袋までで、大量処分には向かない。

「そんな場合は『セカンドストリート』にまとめて一気に持ち込むのが簡単です」(前出・佐々木さん)

「セカンドストリート」は総合リサイクルショップだが、なかでも衣料品に力を入れているので、より査定に期待が持てる。

衣料品はニーズに合ったやり方を選べば、気持ち的にも金額的にも得することができそうだ。

『週刊プレイボーイ』1・2合併号「ただ捨てるのはもったいない! 不用品年末大処分祭り!!」では、他にもジャンル別に処分法をご紹介! 是非こちらもお読みください!!

(取材・文/井出尚志、渡辺雅史、高山 恵[リーゼント])