ダイエットに挫折してばかりの26歳・週プレNEWS読モ(笑)の三浦君がNY直輸入の最新フィットネスに挑む!

今年も夏がやってきた! 毎度のことながら、このメタボ体型をなんとかしたい!

しかし、年始に「今年こそは」と始めたジム通いは1ヵ月半で挫折。だって仕事が忙しかったし、マシントレーニングって単調で飽きちゃうんだよね…。

と、言い訳だけは立派な“ダメ・ダイエッター”の26歳・週プレNEWS読モ(笑)の三浦君。こんな自分でも、短期間で確実に成功できる画期的な方法はないものか!?

そんな中、気になる情報が…。ここ数年、欧米で人気の“暗闇フィットネス”が日本に上陸し、大音量の音楽がかかる暗闇の中、バイクやトランポリンなどでエクササイズするジムが次々とオープン。「他人の目を気にせず運動し、スリムになれる!」と話題を呼んでいるという。

特に人気を集めているのが、昨年6月に東京・銀座にオープンした「b-monster」。暗闇の中、フィットネス・ボクシングを行なうジムで、ここで45分間の運動をすれば、運動後のカロリー消費も含めなんと1000kcalも消費できちゃうとか。

中には1週間で6kgも体重を落としたツワモノもいるという! 通常のジムと違って面白そうだし、すぐに成果が出るならやらないわけにはいかない? 早速、体験取材に出かけてみた!

オシャレな入り口にちょっと場違い感を抱きながらも、いざ入門!

到着したのは、今年2月にオープンしたb-monster4号店・恵比寿スタジオ。ビルの4階に上がると、フィットネスジムというより高級レストランのような受付が。オシャレな雰囲気に少し戸惑うも、説明を受け男子ロッカールームへ。ボクシングジムのロッカーというと汗臭い部室のイメージだけど、抜群にキレイだ!

ここではグローブ、タオルが無料の上、ウエアも270円でレンタルできる。しかもエクササイズは裸足で行なうため、シューズ不要。普通のジムだとシューズがマストだけど、あれって持ち歩くのが億劫なんですよね。これなら仕事帰りにも気軽に立ち寄れる!

着替えを済ませ、体重計に乗ると78・5kg。妙に体が重い。スタミナをつけようと朝飯にカツカレーを食べたせいか…。

ウェアやタオルなどはレンタルできるので、手ぶらで通える

超カワイいインストラクターにテンションアップ!

準備を終え、スタジオに移動。ほのかに暗い中、宇宙などCG映像が映し出された空間に「おーっ!」と声が上げる。目の前には小さな的がタテヨコいくつも並んだ最新サンドバック「ボックスマスター」が。これは完全な非日常空間! スーッと動く流れ星の映像を眺めつつ、期待が高まる。

プロジェクションマッピングされた空間に、最新サンドバッグがズラリ! まさに非日常!

そして、今回のパフォーマー(インストラクター)、NANAさんが登場! キュッとしたくびれとアイドル並みのまぶしい笑顔! かなりカワイイ。急激にテンションアップ。やる気がわいてくる!

いよいよレッスン開始。 まず、ジャブ、クロス、フック、アッパーなどの基本パンチやダッキングなどの防御をひと通り、習う。初めての動作で最初はぎこちないが、NANAさんの動きを真似るうち、少しずつ慣れてくる。

人気インストラクターNANAさんの登場に、俄然やる気アップ!

NANAさんの動きを真似て、パンチ&ガードのフォームをマスター

やがてライトが落ち、大音量の音楽が鳴り出し、10分間の「サーキットトレーニング」がスタート! ジャンプ、スクワット、腕立て伏せ、腹筋ーー。大きなかけ声で煽るNANAさん。心拍数が一気に上がる。汗がドッと溢れ、息が切れてきた。え、まだ3分? ひーー!

特にきついのはバーピージャンプ。上に飛んだ後、しゃがんで、手を地面につけ、足で地面を蹴って前に伸ばし、また上へ。ひーー。

正直、サーキットトレーニングだけでも、かなりキツイっす…

はじめてのボクシングハイ!?

続いて10分間、「シャドーボクシング」。さっき習ったパンチを連続して繰り出す。周りを見ると腕だけでなく脚を踏み出し、体を使ってパンチしている。よし、俺も! …が、疲れで腕が上がらない上、体全体がうまく連動しない。ロボットかよ、俺!

こうしてみると、全く腰が入ってないなあ…

後姿もカッコいいNANAさん。真似してるつもりなんだけど…

そして、ついにグローブをはめ、サンドバック打ち開始! 「ジャブ! ジャブ! クロスッ!」。美しいラインのパンチを自ら打って見せながら、周囲に声をかけるNANAさん。

「バシッ!」 パンチがサンドバッグに当たる音が気持ちいい。 また最新サンドバックは番号が書いてあるため、打つ場所がわかりやすく、正しい軌道をイメージしやすい。フック、アッパーは、打つと腰をギュンとひねるのがわかる。まさに全身運動なのだ。

パシッ! パシッ! 打ち方がわかってきた。体力的にはキツいけど、テンションが上がってきた。これがボクシング・ハイか!?

しかし、そろそろ限界か…。サンドバッグに手を置いて休んでいると、スタジオの真ん中にいたNANAさんがそばに! 俺の顔を見ながら、「フック! フック! アッパアッパー!」。煽(あお)る! そんなんされたら頑張らないわけにはいかない。うおー! パシ! パシ!

NANAさんのドSな煽りに、最後の力をふりしぼる

“蝶のように舞い、蜂のように刺す!” (モハメド・アリの名言。b-monsterの名前の由来でもある)。これがボクシング・ハイなのか!?

そんなこんなで、なんとか終了ーー計45分、なんとかやり遂げた! 終了後は、NANAさんの指示でストレッチをしてクールダウン。フッと我に返る。額に張り付く髪の毛が気持ち悪い。また早くも体が重く、筋肉痛の予感。それでも達成感と体を動かした爽快感がある。

★後編⇒美人パフォーマーが“ダメ・ダイエッター”のやる気をアゲる!? 人気の「暗闇ボクシング」が効果的なワケ

(構成/大野智己 撮影/五十嵐和博)