現在は「阪急そば若菜」の十三店のみで販売されている「ポテトそば」(380円)。わざわざこれを食べるため十三駅に来る客もいるという

来年で幕を閉じる「平成」。グルメもいろんなブームがありました。

行列ができて話題となったあのお店や、売り切れで手に入らなかったあの商品は、今......。

前編記事の「焼き牛丼」に続き、追っかけレポートをしてみた!!!

* * *

■富士そばでも提供していた「ポテトそば」(2015年)

調査したのは2015年に大阪・十三(じゅうそう)駅ホーム内にある「阪急そば若菜」で販売を開始した「ポテトそば」。フライドポテトと温かいそばという独特な組み合わせに注目が集まり、関東を中心に展開する大手チェーン「富士そば」でも限定メニューとして販売された。

記者「今は、富士そばでは販売していないようですね」

というわけで、阪急そば若菜の広報に問い合わせてみた。

「現在『ポテトそば』は十三店のみで販売しています」

なるほど。今は1店舗でしか食べられないの?

「はい、ほかの店舗にはないので限定メニューとしてわざわざ十三店に食べに来る方もいらっしゃいます。地元の方にとっては定番メニューとなっていますね」

わざわざ食べに来る「ご当地グルメ」としての地位を築いているようだ!ブームとなった2015年には「富士そば」でも東京の数店舗限定で「ポテトそば」を販売していた。たっぷりの青のりが特徴的だった

◆『週刊プレイボーイ』30号(7月9日発売)「焼き牛丼にポテトそば、コンビニドーナツにタニタ食堂!!平成に一世風靡したあの"一発屋グルメ"は今!?」より