誕生40周年を迎えた『赤いきつね』をアレンジ!

「マルちゃん 赤いきつねうどん」が、今年8月で発売40周年を迎え、2年後に登場した「緑のたぬき天そば」とともにリニューアルされた。

そこで、40周年にちなんで「赤いきつね」と「緑のたぬき」、合わせて40種類のちょい足し&アレンジを考案。「前編・赤いきつね編」「後編・緑のたぬき編」それぞれ20種類ずつを、2日間に分けてご紹介する。

このアレンジレシピを全面監修してくれたのは、ラーメン二郎とどん兵衛を組み合わせた「どん二郎」の開発者でもあるB級フード研究家の野島慎一郎(のじま・しんいちろう)さん。その極意とは?

「そもそも、何もいじらずそのまま食べるのが一番だと考えている人も多いでしょう。基本の味が洗練されているからこそ、長年愛され続けるロングセラー商品になったわけですからね」

今回は、そこをあえてアレンジにトライしていただきました!

「アレンジによって、赤いきつねと緑のたぬきに秘められた高いポテンシャルを改めて実感できると思います。例えば赤いきつねの『マシマシわかめ』『味噌煮込み風』などは、味の想像がつきやすいですよね。うどんの具材や薬味としてポピュラーなものは、赤いきつねが相手でもいい仕事をしてくれるんです」

一方、赤いきつねの「バニラアイスクリーム」など、「こんなものを足したら台なしなんじゃ!?」と心配されそうなアレンジレシピも......。

「変わりダネレシピでこそ、真価を発揮します。赤いきつねの味のバランスは、ちょっとやそっとじゃ壊れませんからね。どんなアレンジにも適応できる柔軟さを兼ね備えているんです! ほんのわずかな遊び心を加えることで、新たなB級グルメにガラッと生まれ変わってくれるんですよ」

まずは「赤いきつね」から!

■生卵で堪能できる本場さぬきうどん気分 釜玉風赤いきつね

粉末スープなしで作ったらフタに穴を開けて湯切りし、生卵を落とす。その後、濃いめに溶かした粉末スープをかければ釜玉風に! 青ネギを散らすと"それっぽく"なるはず。

■MOTTAINAI! 残り汁は上手に活用 赤いきつねの茶碗蒸し

残ったスープを飲み干すつもりはないけど、流しに捨てるのも忍びない。それなら溶き卵と一緒にレンチンし、茶碗蒸しを作ればいい! お揚げを温存しておけば具になるぞ。

■即席麺と侮れないうどんのコシを味わえ! 赤いざるうどん

熱湯で戻した麺&かやくを流水でキンキンに冷やし、ざるうどん風に食べよう! 粉末スープはつけ汁として使うが、最後までおいしさを保ちたいなら濃いめに溶かしておくべし。

■お揚げにご飯を入れて"いなりずし" 赤いいなりずし

お揚げの中にご飯を入れれば、みんな大好きいなりずし! お揚げにスープを吸わせておくと、絶妙な甘さに仕上がるのだ。残った麺とスープは、素うどんとして召し上がれ。

■麺はもちもち、わかめはグニグニ! マシマシわかめ

"ヤサイマシマシ"ならぬ"ワカメマシマシ"とばかりに、乾燥わかめを大量投入! うどん全体のボリューム増はもちろん、スープに磯の風味もプラスされて一石二鳥。

■たった10円の駄菓子で起こす"うどん革命" 赤いうまい棒めんたい味

うまい棒はアレンジレシピ界における万能食材。今回はめんたい味を使用! 赤いきつねに付属の七味唐辛子とはまた違った辛みが加わり、スープに奥行きが出ること請け合い。

■生クリームいらずの独創的"カルボうどん" カルボナーラ風赤いきつね

粉末スープを入れずに作り、フタに穴を開けて湯切りしよう。牛乳で溶いた粉末スープで麺を味つけし、生卵を添えればカルボナーラ風うどん誕生! ベーコンはお揚げで代用?

■チゲうどん風! うま辛キムチで代謝上昇! 赤いキムチうどん

赤いきつねに赤いキムチ! チゲうどんのような味わいで、ゆるっとした麺とシャキッとしたキムチの食感のコントラストもグッジョブ。冬に重宝しそうな一杯だ。

■チューブで悶絶! ツーンと鼻に抜ける辛さ 赤い練りがらしうどん

付属の七味唐辛子に頼らず、あえてチューブ練りがらしを使う戦法だが、これはこれでうどんと合う! お揚げの上にのせ、様子を見ながらスープに溶かしていくべし。

■"あん"の包容力を思い知らされる一杯! あんかけ赤いきつね

水溶き片栗粉をスープに入れとろみをつけると、麺をすするときにネギや七味唐辛子が絡みやすくなって◎。高温のお湯を用意しないととろみがつきにくいので注意。

■和食と中華の夢の共演!? 意外と味はケンカしない 赤い中華丼風うどん

日本料理のうどんにレトルトの中華丼の具を加えても、ケンカしない。甘酸っぱい"あん"を赤いきつねのスープが優しく受け止め、ハーモニーを奏でる!

■おでんのつゆを隠し味にするのもアリ!? 赤いおでんうどん

コンビニで赤いきつねを買うついでに、おでんもテイクアウト! 具の組み合わせはほぼ無限大だ。初めから入っていたお揚げさえもおでんの仲間に見えてくるぞ。

■ガッツリいきたいならワイルドに牛皿ぶっかけ 牛丼風赤いきつねうどん

牛丼屋で牛皿を買ってきて好きなだけ盛りつければ、ワイルド野郎の胃袋をも満たせる贅沢な肉うどんに! 甘辛いタレやたまねぎが、スープにうまみを足してくれる。

■バターひとかけら投入それだけで格段まろやか 赤いきつねバター

スープを滑らかにしたいなら、バターをちょこんと入れよう。徐々にスープが黄金色に染まっていき、甘みが後を引くようになるが、その味は人を選ぶかも?

■きつねがたぬきに変化! まさに逆転の発想 赤いたぬき

粉末スープとかやくを緑のたぬきと交換! どうしても天ぷらうどんにこだわりたい人向けの秘策だ。うどんの弾力と天ぷらのサクサク感のギャップに舌鼓を打とう。

■白味噌派? 赤味噌派? お好みでどうぞ 味噌煮込み風赤いきつね

いつものように作った赤いきつねのスープに味噌を溶かせばOK! 濃厚な味つけを求め、味噌の主張を強くしたいなら、あらかじめスープの量を減らしておくべし。

■大胆不敵な発想! 新時代カレーうどん 赤いカレーパンうどん

カレーパンを、どーん! うどんが徐々にカレー味へ変わっていくのは当然のこと、スープを吸ってふにゃふにゃになったパン生地も、油揚げみたいな食感を楽しめる。

■チーズがとろ~り濃厚すぎヘビー級うどん 赤いきつねチーズ

カップの半分に溶けるチーズを敷き詰めろ! ピザに使う細長いタイプだと量の調節をしやすいぞ。麺が伸びてもいいならチーズが完全に固まるまで待つのも面白い。

■女子ウケ抜群パクチーが赤いカップに映える 赤いパクチーうどん

パクチーを赤いきつねに大胆投入。パクチーで麺を巻いて食べていくうち、フォーのようなクセの強いアジアンなテイストが口いっぱいに広がり、止まらなくなる!

■インスタ映えも!? バニラが香る上品な味 赤いバニラアイスクリームうどん

バニラアイスが溶け出し、カルボナーラとは別の意味でクリーミー! お店のようにきれいに丸く盛りつけることができれば、インスタ映えする写真も撮れる。

◆後編⇒「緑のたぬき」のちょい足し&アレンジレシピはコチラ!

●野島慎一郎(のじま・しんいちろう)
ラーメン二郎+どん兵衛=「どん二郎」の開発者。今回紹介するアレンジレシピを全面監修してくれた。ライターやマンガ家、B級フード研究家として幅広く活躍。個性的なアレンジB級フードを多数開発しており、代表作「どん二郎」では、「ラーメン二郎」を「どん兵衛」のアレンジで見事に表現!