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取材・文/鯨井隆正 撮影/五十嵐和博
ライフ・文化
《立ち方》後頭部・背中・腰の3点が一直線になっているのが正しい立ち方。写真のように、柱や壁の角を使って確認すれば3点を意識しやすく、左右にズレにくい。このとき、腰と柱の隙間に手のひらがひとつ入るのが正しい姿勢。入らなければ猫背、まだ隙間があれば反り腰になっている可能性がある
《座り方》椅子に座るときは膝を曲げて腰を下ろすのではなく、股関節を折り畳むように意識する。すると、お尻を突き出す形になる。スクワットと同じ動きだ。立つときは視線を下にしたままだと頭が下がって姿勢が悪くなるため、顔を少し上げると負担なく立ち上がれる
《モノの拾い方・片手で拾う》後頭部・背中・腰を一直線に保ったまま、片膝をついてしゃがみ、膝に手を当てて負荷を分散する
《モノの拾い方・両手で拾う》両手でモノを持ち上げるときも同様に上半身の直線をキープし、お尻を落としてスクワットするように持ち上げる。ぎっくり腰のときでもこの拾い方なら腰への負担が少ない
《股関節ストレッチ》上半身と下半身をつなぐ腸腰筋など、股関節には腰痛に関わる筋肉が密集しているが、骨盤が後傾していると股関節が硬くなりがち。片膝をついて上半身を前方にスライドするように伸ばすことで、骨盤が前傾し、股関節が緩む。このときも背筋は真っすぐにして、痛気持ちいいぐらいまでしっかり伸ばす。毎日左右30~45秒ずつ行なうと効果的だ
《四つんばいスクワット》肩幅ほどに手と足を開いて四つんばいの体勢になり、背筋は真っすぐ、足首は立てる。そのままかかとにお尻をつけるように腰を引く。腰回りの筋肉や股関節を柔らかくするだけでなく、座るときに大切な股関節を折り畳む感覚が身につく。毎日12回1セットで予防になり、ぎっくり腰の応急処置としても有効だ
腰痛改善スタジオ「MARO’S」の伊藤和磨さん
くしゃみなど、ちょっとした刺激でも引き起こされる「ぎっくり腰」。テレワークの影響で患者が増加しているという。この厄介な"国民病"から腰を守るために、われわれは何をすべきか?■ぎっくり腰は労災認定される...
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