「趣味にのめり込む人を『病気』にしていたらキリがない」とホリエモン×ひろゆき

『週刊プレイボーイ』の対談コラム「帰ってきた! なんかヘンだよね」で、"ホリエモン"こと堀江貴文氏と元「2ちゃんねる」管理人のひろゆき氏が、世界各国で問題化する"スマホゲーム依存"について議論する!

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ホリ WHO(世界保健機関)が、「ゲーム障害」を新疾病として認定したらしい。オンラインゲームやテレビゲームのやりすぎで日常生活が困難になる依存症ってことで、「国際疾病分類」の最新版に加えたんだって。

ひろ 特にスマホゲームの依存が広がっていて、日本など世界各国で問題化していることが背景にあるみたいですね。でも、ゲームに限らずたいていの趣味って、のめり込む人は多くいて、生活に支障が出たりもしているじゃないですか。こういうのを病気にしちゃうとキリがないという気がします。

ホリ そそ。これはちょっと感心できないわ。

ひろ 例えば、ホストやバンドの追っかけのために大金を使う人とか、マラソンをしまくって体壊す人とかいますよね。「それも依存症になるのか?」って話だと思います。てか、のめり込むのがよくないとしたら、研究者とかアーティストとか成立しないっすよ。

ホリ ヘンだよなー。そもそも一芸に秀でると、少なからず普通の生活に支障を来すだろう。

ひろ 「のめり込む=悪いこと」であるって認識がどうかと思うんですよ。ほかの人よりも好んで集中できるのって、専門家として重要な才能だと思います。

ホリ 俺もいろんなことにのめり込むタイプだわ(笑)。

ひろ 「ゲームが趣味」っていうことによって、職業選択の幅が広がることもありますよね。エンジニアの人たちって、ゲームが好きという理由でプログラムの勉強をした人がけっこう多いんですよ。

ホリ 好きだから寝食を忘れてやっていたら、いつの間にかそれで食っていける実力がついたというパターンだよね。

ひろ ええ。んで、ソーシャルゲーム業界って、20代で年収1000万円とかざらにいますけど、ほかの業種だとテレビ局や歩合制の会社ぐらいしかないわけで。ゲームってそれくらいの可能性を秘めているんですよ。一方で、日本史が好きで年収1000万円って、教授とかじゃないと無理ですし。

ホリ 間口も狭いし、若い頃から高給をもらうのは難しいよね。

ひろ ゲームを作る側にはゲームの知識が必要ですからね。ケーキ屋さんになるには、ケーキの知識が必要なのと一緒ですよ。それなのに、なんでゲームだけ槍玉(やりだま)に挙げられるのか不思議です。

ホリ これからの世の中は、趣味や好きなことが仕事になっていくと思っている俺としては、時代錯誤感が甚だしい。

★この続き、後編は明日(7月22日)配信予定!

●堀江貴文(ほりえ・たかふみ)
1972年10月29日生まれ、福岡県出身。旧ライブドア社長。SNS株式会社オーナー兼従業員。『10年後の仕事図鑑』(SBクリエイティブ)が好評発売中

●西村博之(にしむら・ひろゆき)
1976年11月16日生まれ、神奈川県出身。元『2ちゃんねる』管理人。近著は『働き方 完全無双』(大和書房)