金髪の“ビリギャル”から黒髪・清楚系にイメチェンして以来、その躍進が止まらない石川恋。その石川に続くギャルを探そうと、週プレ本誌では「第2の石川恋を探せ! ギャルオーディション2016」を開催。そこで読者投票の結果、グランプリに輝いたのが、遠山茜子(あかね)だ。
優勝した彼女は、現在発売中の『週刊プレイボーイ』36号でグラビアデビュー! オーディション時に現れた際は、今ではなかなか見かけないようなド金髪で、まさに誰もが想像するギャルそのもの。アイメイクもキマって、目力の強いクール系美女だったが、今回のグラビアでは黒髪・ナチュラルメイクで大変身! 18歳らしい、あどけない素顔を晒(さら)し、柔らかな雰囲気はまるで別人だ。
誌面では弾けるけるような笑顔も魅力だが、実は今年、高校を卒業して上京したばかり。ほとんど撮影経験もない状態での初グラビアだったため、ガチガチに緊張していたそう。そこで一体、その素顔がどんなコなのか、直撃した!
―初めてのグラビアということでしたが、楽しめましたか?
遠山 途中からは(笑)。最初に撮影が決まった時はちょっと抵抗あって、恥ずかしいみたいな。それと元々、表情が硬いし。でも、カメラマンさんやスタッフさんが喋ってくれたので緊張も和(なご)んできて、遊びながら撮ってるみたいな感じで楽しかったです。
―誰かからアドバイスをもらったりはしなかったんですか?
遠山 事務所の先輩のおのののかさんや石川恋さんのグラビアは見て勉強しました。今までグラビア自体見たことなかったので。あと久松郁実さんもグラビアやってるんだって驚きました(笑)。
―実際に自分で見て、いかがですか?
遠山 ずっとカラコンしてたけど、これ裸眼なんですよ。すごい童顔じゃないですか? 自分でもあまり見ない姿なんで、なんか新鮮な感じがします。でも、メイクとかも含めて、どんな自分になるんだろうってワクワク感はありました。
―地元は名古屋の辺りですよね。高校時代はどこで遊んでたんですか?
遠山 名古屋の栄とかでボーリングやカラオケ行ったり、バルで女子会したり、フツーですよ。
―バル!? 女子高生ってマクドナルドやファミレスじゃないんですか!
遠山 制服だったらそうですけど、私服だとバルで恋愛トークしてたり。門限10時だったんですけど、いつも盛り上がって終電までいるからお父さんには諦められてました(笑)。
―ギャルどころかヤンキーじゃないですか!?
遠山 ギャルでもヤンキーでもないです! 高校では髪も染めてなかったし、東京だとギャルだって言われますけど、名古屋のギャルはもっと派手なんですよ。
ホスト系のチャラいのはイヤ。“THE男”がいい
―いやいや、なんか遊び方がもう…。夏休みとか友達の家を泊まり歩くタイプですよね?
遠山 そんなことないです、朝まで皆で遊んだりとかもしましたけど。
―…学校ってちゃんと行ってました?
遠山 行ってましたよ! 授業中とか、とりあえず先生にちょっかいをかけてて、うるさいって怒られてましたけど。あとは喋ってるか寝てるか…。
―学校行く意味あるんですか(笑)?
遠山 でも数学は好きでした。微分積分とか因数分解とかすごい大好き。答えに辿(たど)りつけるとすごく楽しいんですよ!
―それは意外ですね。じゃあテストの成績もよかったんですか?
遠山 数学は割とよかったです。それに暗記も得意なので社会もいけましたよ。コツコツ勉強していくというよりは授業とかテスト週間とか全部遊んでるんですけど、前日に勉強して点数もいいみたいなタイプでした。
―要領がいいのか集中力があるのか…つまり、やればできるコなんですね。
遠山 そうなんですかね。あっ…あと、お経も唱えられます。地元の地区で夏休みのラジオ体操の前にお経を皆で唱える習慣?があって覚えちゃいました(笑)
―不思議な特技ですね(笑)。でも、男子としては数学好きやお経っていうギャップはいいかもです。
遠山 そうなんですか。あはは(笑)。
―ちなみにどんな男性がタイプなんですか?
遠山 伊藤英明さんが好きなんですよ。肌も黒くて“THE男”っていう顔。がたいもいい感じで、性格も男っぽい人がいいですね。ホスト系のチャラいのはイヤです。
―でもメイクも派手だし、それだけ遊んでると街でナンパされません?
遠山 海とか行くとされましたけど、ナンパは嫌いです。全部ガン無視で聞こえないフリ。
超ツンデレなのはギャルの習性?
―恋愛は真面目なんですね。
遠山 真面目だと思います! お弁当作ってあげたり、誕生日やバレンタインにサプライズで動画やコルクボード作ったりしたいです。たぶん、割と尽くすほうだと思います。
―結構、恋愛体質なんですか?
遠山 それは違うかな。あんまり人を好きにならないタイプ。彼氏よりは友達がいたほうがいいです。あと、好きになったら自分から食事や遊びに誘ったりとかするんですけど、デレる時もあるし超ツンツンする時もあるので、自分から告白しないし、されることもないんです(笑)。
―完全に気分屋じゃないですか。男もそれじゃあ告白できないですよ!
遠山 そうですよね(笑)。ノリで生きてます。常に、場面で行動してるので。
―事務所に入ったのも?
遠山 それは違います(笑)。たまたま去年の夏休みに家族で東京に来た時に渋谷でスカウトされたんですけど、やりたい気持ちはありました。元々、ローラさんが好きで憧れていたんですよ。性格も好きだし、ルックスも好きだし、スタイルもいいし、ホント憧れます。それと、TVに出たかったんです。
―それはどうして?
遠山 TVってみんなの憧れじゃないですか。レギュラーいっぱいもらって、いっぱい有名になったらもういいです、それで(笑)。
―軽いですね!(笑) どんな番組に出たいとかあるんですか?
遠山 『世界の果てまでイッテQ!』とか。海外のお祭りに参加してみたいです。
―結構、ハードですよね、泥まみれになったり。
遠山 全然いいです、やりたいです。だって楽しくないですか。洗えばいいだけだし。スカイダイビングとかバンジージャンプもやりたいですもん。
―なるほど。じゃあまずはモデルやグラビアで活躍して、TVを目指すわけですね。
遠山 はい! すごい楽しかったので、またグラビアやりたいです。ハワイとかも行ってみたいし、明るい青空だけじゃなくて夜の撮影とかも。24時間の女なので!
―その時は是非お願いします!
■遠山茜子(TOYAMA AKANE) 1998年1月6日生まれ 愛知県出身 身長153cm B83 W57 H86 趣味=旅行すること 特技=水泳、習字、ピアノ、バスケ 公式Twitter【@akane_016】
(取材・文/鯨井隆正 撮影/Takeo Dec. インタビュー撮影/武田敏将)